海外FXで口座凍結される理由とは？解除方法や対策も詳しく解説

• 海外FX口座が凍結されたらどうしたら良い？
• 海外FX口座に入金、出金ができなくなった
• 凍結状態の海外FX口座を凍結解除させる方法はある？

せっかく海外FX口座を開設したのに、ある日突然口座が凍結されてしまい困っていませんか？

本記事では、そのような方の問題を解決するために、海外FXの口座凍結解除方法やその対策についてご紹介します。

海外FXでの口座凍結について！解除方法や対策も併せて紹介

ここでは、海外FXの口座凍結の概要と解決方法、そして対策を解説します。

• 海外FXで口座凍結されると「取引口座が無効になる」
• 凍結される理由は「規約違反」がほとんど
• 違反した場合は基本的に解除できない

まずは、海外FXで口座凍結されるとどうなるのかをご説明します。

海外FXで口座凍結されると「取引口座が無効になる」

海外FXにおける口座凍結とは「取引口座が無効になる」ことです。

取引口座が無効になってしまうと、

• ログインができない
• 口座への入出金ができない
• トレードができない

などの重要な機能が使えなくなってしまいます。

凍結される理由は「規約違反」がほとんど

海外FXで口座凍結される理由のほとんどは「規約違反」によるものです。

よくある規約違反のケースとしては「スキャルピングなどの禁止取引」や「スプレッドの差を利用したアービトラージトレード」などが挙げられます。

その中でも秒単位、分単位で一日に何回も取引を繰り返して、利益を生み出していくスキャルピングは、口座凍結される一番の原因になっています。

スキャルピングのように短い時間での取引は、サーバーに負担がかかってシステムダウンする恐れがあるため、FX会社によっては禁止されているところもあります。

FX取引を開始する前には、事前にFX会社の利用規約で禁止行為を確認しておきましょう。

儲かりすぎで凍結されることはない ごくまれに「FXで儲かりすぎると口座凍結されてしまう」という噂を耳にしますが、結論から言うと、儲かりすぎで口座凍結されることはありません。 仮に儲かりすぎたせいで口座凍結されるようなことがあった場合、SNSなどで悪評が拡散されて、FX会社のイメージダウンに繋がってしまいます。 そのような不当な口座凍結は、FX会社にとってもメリットの少ないものなので、儲かりすぎで凍結されることはないと言っていいでしょう。

一定期間取引をしないと休眠状態になることがある

FXで一定期間取引を行わずに放置すると、「休眠口座」と判断されて口座凍結の状態となる可能性もあります。

例えば、XMTRADINGでは、

• 90日間ログイン・入金・取引がないと「休眠口座」扱いとなる
• 口座残高が0の状態で90日間放置すると凍結口座になる

ことが利用規約に明記されています。

倒産した場合でも引き出せなくなることがある 海外FX会社が倒産、もしくは倒産の危機にある場合は、お金を引き出せなくなってしまう恐れもあります。 これは、海外FX会社が倒産の危機になるとキャッシュが足りず、出金を依頼されても対応できないため、口座が凍結されてしまうからです。 このような事態を防ぐためにも、取引を行う海外FX業者は慎重に選ぶようにしましょう。

規約違反した場合は基本的に口座凍結の解除ができない

海外FX会社が定める規約に違反して、口座凍結が行われた場合は、基本的に口座凍結を解除することはできません。

もし仮に規約違反の心当たりがない場合は、FX会社に問い合わせを行い、凍結された理由を明らかにしましょう。

休眠口座はログインまたは入金で解除できることがある

休眠口座の場合は、アカウントへのログインや口座への入金で、休眠状態が解除できることがあります。

休眠口座は、解除の手続きも簡単なので、軽く見がちですが、口座維持手数料が毎月引かれたり、ボーナスクレジットがなくなったりするなどのデメリットも存在するため、早めにログインや入金を行い、休眠状態を解除するようにしましょう。

海外FXで口座凍結されないための4つの対策法

ここでは、海外FXで口座凍結されないための4つの対策法をご紹介します。

1. 各業者で利用規約を確認する
2. 未成年や他人名義で口座を開設しない
3. ライセンスのない業者は利用しない
4. 使っていない口座は解約しておく

海外FXでの口座凍結を防ぎたい方は、ぜひ最後まで参考にしてみましょう。

①各業者で利用規約を確認する

各FX業者で業者で利用規約は異なります。

そのため、事前に規約を確認してFX取引を行う必要があります。

特に、禁止行為や口座凍結の条件については、念入りに確認しておくようにしましょう。

とくにスキャルピングには要注意 海外FXで口座凍結が行われる一番多くの原因は「スキャルピング」です。 スキャルピングは、数秒から数分単位という短い時間で売買を行うことを指します。 業者によっては、このスキャルピングが禁止行為に指定されている会社も存在するため、スキャルピングをしたい方は、利用規約でスキャルピングが禁止行為に指定されていないかを事前に確認しましょう。

②未成年や他人名義で口座を開設しない

一般的に、海外FXでは、未成年（１８歳未満）は、口座開設を行うことができません。

自分名義では口座開設ができないからと言って、他人名義を使用して口座を開設する行為も、口座凍結の対象となります。

親や兄弟など、身内の名義で口座開設を行う行為も違法です。

このような虚偽の申請は、各FX会社も厳しくチェックを行っているため、口座凍結を避けたいのであれば、絶対にやめましょう。

③ライセンスのない業者は利用しない

ライセンスのない業者を利用すると、理不尽な理由で突然口座凍結が行われるリスクがあります。

せっかく稼いだお金が理不尽な口座凍結により引き出せなくなり、出金拒否されてしまうことが無いように、ライセンスのない業者は利用しないことをおすすめします。

理不尽な口座凍結のリスクを減らすためには、各FX業者が金融ライセンスを取得しているかを事前に確認した上で、口座開設を行うと良いでしょう。

④使っていない口座は解約しておく

FX取引で使わなくなった口座は、直ちに解約しておきましょう。

取引をせずに口座をそのまま放置していると、休眠状態になるだけでなく、気づかぬうちに第三者にアカウントを悪用されるリスクも発生します。

このような事態に巻き込まれないためにも、使っていない口座は、忘れないうちに解約しておきましょう。

海外FXの口座凍結に関するQ&A

海外FXの口座凍結に関して、よくある質問は次のとおりです。

• 口座凍結されても出金できる？
• 両建ては禁止事項に該当する？
• 国内FXと海外FXではどっちの方が口座凍結されやすい？

海外FXの口座凍結について、よくある質問を確認し理解を深めていきましょう。

Q.口座凍結されても出金できる？

口座凍結された時に一番気になるのが、出金が可能かどうかです。

口座凍結後に出金が可能かどうかは、各FX会社によって異なります。

例えば、GEMFOREXでは口座資金（原本）は出金できますが、XM Tradingでは口座凍結になってしまうと、利用していた口座からの出金はできません。

取引で稼いだお金が口座凍結で出金できないということがないように、万が一口座凍結された場合に出金が可能かどうかについては、各FX会社の規約で確認しておきましょう。

Q.両建ては禁止事項に該当する？

「両建て」とは、通貨の売りポジションと買いポジション両方を同時に保有することを指します。

両建てでは、通貨の価格が変動しても、同じだけの利益と損益が発生するため、長期的にリスクなく利益を出しやすいというメリットがあります。

この「両建て」は、国内のFX会社では禁止されていることが多いですが、海外FXでも両建てができる条件が設定されているなどのケースがあるため、事前に規約の確認が必要です。

もし仮に、両建てを行いたいという方は、両建てが可能なFX会社を探して取引を行うのも1つの手段です。

Q.国内FXと海外FXではどっちの方が口座凍結されやすい？

国内FXと海外FXどちらにも共通しているのは、規約違反を行うと口座凍結される恐れがあるということです。

「両建てを行いたい」「スキャルピングをしたい」など自身の取引方法に合わせて、国内外のFX業者を選定することが大切です。

各FX会社の利用規約を比較して、自分が行いたい取引方法が実施できそうなFX会社を選びましょう。

まとめ

本記事では、海外FXの口座凍結解除方法やその対策についてご紹介しました。

最後にもう一度重要なポイントをおさらいしましょう。

• 海外FXで口座凍結されると「取引口座が無効になる」
• 口座凍結される理由は「規約違反」がほとんど
• 一定期間取引をしないとアカウントが休眠状態になることがある
• 規約違反した場合は基本的に口座凍結を解除できない
• 利用規約は各FX会社で異なる

一般的な海外FXでは口座凍結されると「取引口座が無効になる」ということは大前提として抑えておきましょう。

また、口座凍結される理由の多くは「利用規約の違反」がほとんどのため、身に覚えの無い口座凍結があった際には、すぐにFX会社への問い合わせを行う必要があります。

FX会社によって細かい利用規約は異なるため、利用規約を確認した上で、適切なFX取引を行いましょう。