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海外FXの自動売買(EA)入門!始め方やおすすめツールの選び方などを徹底解説

  • 自動売買(EA)ってなんだろう?
  • どうやったら使えるの?
  • 種類がたくさんあるけど、どうやって選べばいいの?

海外FXの自動売買(EA)ツールがあるのを知り、気になっている方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、海外FXの自動売買(EA)について解説していきます。

海外FXの自動売買(EA)とは?特徴や仕組みを解説

自動売買(EA)とはどういうものなのかを解説します。

  • FXの自動売買(EA)とは「一定の数値・水準で売買を繰り返す」システム
  • ツールはおもに3種類ある
  • メリットは専門知識がいらないこと
  • デメリットは急な相場変動に対応できないこと
  • 中には粗悪品もある

基本的な自動売買(EA)の仕組みから、注意点まで詳しく見てみましょう。

FXの自動売買(EA)とは「一定の数値・水準で売買を繰り返す」システム

FXの自動売買(EA)とは、過去の値動き等のデータにもとづき、あらかじめ設定した取引方法に沿って売買することを言います。

自分好みの取引方法に設定すれば、あとは自動で売買してくれます。

自動売買(EA)は売買のルールをプログラミングしたソフトのこと>

自動売買(EA)には売買のルールがあらかじめプログラミングされており、設定通りの取引で利益を狙います。

実際に使うにはプログラミングする能力が必要です。

一方で裁量トレードとは「頭」と「時間」を使う手動トレード

自動売買(EA)の対義語に、裁量トレードがあります。裁量トレードとは「頭」と「時間」を使うトレードのことです。一般的な投資のイメージは、この裁量トレードになります。

自分でチャートを見ながらタイミングを図って注文する、かなり難易度が高い投資方法です。

<「コピートレード」と「ミラートレード」の違い>

自動売買(EA)するにあたって必ず耳にするのが「コピートレード」と「ミラートレード」です。

コピートレードとは、自分の口座とプロの口座を紐付けて、プロの取引に合わせて投資することをいいます。

つまり、初心者でもプロの取引ができるわけです。

一見すると自動売買(EA)と全く変わらないように思えますが、コピートレードの中でも種類があります。

  • 完全システム型
  • 選択型
  • 完全裁量型

このうち「半裁量型」と「完全裁量型」がコピートレードです。自動売買(EA)は「完全システム型」ですので、厳密には意味が違います。

ミラートレードは、コピートレードと意味はほとんど同じですが、証券会社によって呼び方が変わると思ってください。

自動売買(EA)システムは主に4種類ある

自動売買(EA)システムには、以下の4種類があります。

リピート型 リピート型は設定が簡単なので、自動売買(EA)の初心者に適しています。価格帯を設定すれば、自動的に売買を繰り返してくれます。シンプルなプログラムなので、初心者でも簡単に使えるのがメリットです。リピート型は、売買注文を細かく設定し、コツコツと売買を行うことで利益を上げていきます。幅広い価格帯で注文を出すことを基本とした中長期的な投資方法です。
選択型 選択型は、初心者に優しい自動売買(EA)の一種です。この方法では、FX会社が提供するストラテジーを選択することで取引を開始することができます。24時間、プログラムが自動で取引してくれるので、忙しい方にも便利です。
設定型 設定型は、より中上級者向けの自動売買(EA)システムです。選択型は、投資家が既存のストラテジーを選択するだけですが、設定型は、投資家自身がストラテジー(プログラム)を設定する必要があります。
MT4 MT4(MetaTrader 4)は、世界中で使われているFXのプラットフォームです。このプラットフォームは、基本的に自分でプログラミングをする必要があるため、上級者向けの自動売買(EA)です。

自動売買(EA)を利用すれば、設定したルールに従って自動的に売買が進むため、利益確定の機会を逃したり、損切りを怠って損失を拡大させたりするリスクを減らすことができます。

とくに初心者の場合、感情に流されてしまいがちで、その結果、本来の目的であるトレードができなくなることがあります。

正しい判断をおこなうためにも自動売買(EA)の導入は選択肢の一つとして考えてよいでしょう。

開発者によって売買のルールが異なる

自動売買(EA)は開発者によって、売買のルールに関するプログラミングが異なります。より良質な開発者の自動売買(EA)を使えば、初日から利益をコツコツ積み上げられ、FXに対して良い印象を持って投資できます。

チャートを常に見ながら心理的ストレスに耐えて投資をする必要がないので、初心者でも楽しく取引できるのが自動売買(EA)の魅力です。

<ツールには無料と有料がある>

自動売買(EA)のツールには無料と有料のものがあります。基本的に有料のものほうがプロのトレーダーが時間をかけて作った良品が多いです。

ただ、無料のものでもいいものはたくさんありますので、ぜひ探してみてください。有料だからといって必ずしも優秀だとは限りません。

メリットは専門知識や分析が不要なこと(初心者でもOK)

自動売買(EA)を使えば、設定さえすればあとは自動でFX取引をしてくれます。FXに関する知識が少なくても利用できるでしょう。

また、本来FXでは欠かせない銘柄の分析が必要ないので、FXの難易度が一段と下がります。

<損失も抑えられる>

FXでより利益を出したいときは、ハイレバレッジで取引しましょう。しかし、初心者がいきなりハイレバレッジで取引した場合、失敗する可能性が高いかもしれません。

それほどレバレッジを上げなくても、最初はほとんどの人が失敗してしまいます。

自動売買(EA)であればレバレッジはそこまで高く上げられませんが、最低限の損失に抑えられます。

心理的な負担も少ない

FXでは損切りや利確のタイミングが非常に重要です。ただ、損切りや利確の際には感情が入りやすく、結果的に機会損失する場合が多い印象です。

自動売買(EA)では、自動で損切りや利確のタイミングを決めて自動で操作することができます。心理的な負担が少なく、FX取引ができるでしょう。

<ただし完全に任せきりにはしない>

自動売買(EA)を使う場合でもすべてを自動で行えばいいわけではありません。自動売買(EA)はプログラムなので細かい動きに順次対応しにくいのが特徴です。

完全に任せるのではなく、自分でもチャートを確認しながら取引しましょう。

リアルタイムで市場をチェックする必要がない

自動売買(EA)を使えば24時間取引してくれます。副業や主婦の方は常にチャートを見ながら取引するのは難しいでしょう。

そんな方でもFX取引を比較的簡単にできるという面では朗報といえます。

デメリットは急な相場変動に対応できない

自動売買(EA)のデメリットは、急な相場変動に対して柔軟に対応しにくい点です。自動売買(EA)はプログラムに沿った動きしかできません。

投資している銘柄に急激な値動きがあった場合は、自分で裁量トレードを行う必要が出てきます。

<そもそも自動売買(EA)の相場には向き不向きがある>

自動売買(EA)は基本的にどの銘柄でも使えますが、向き不向きがあります。
たとえば、かなりメジャーな銘柄であれば激しい動きが起きにくいため、自動売買(EA)での取引に向いています。

一方、最近になって話題に上がった銘柄は安定性に欠け、急な上昇、下落が起きる可能性が高い傾向です。

自分が投資したい銘柄が安定しているのか、常に激しく変動しているのかによって、自動売買(EA)を使っても問題ないかが変わってきます。

ツールによっては設定が難しいものもある

自動売買(EA)を使うためには、自分がどの銘柄にどれほどの金額を、どれくらいの期間で投資するのかを細かくプログラミングするのが必要です。

ツールによってはその設定がかなり複雑、困難なことがあります。自動売買(EA)を使う前の設定で挫折する可能性がある点も知っておきましょう。

<残念ながら粗悪品が出回っていることも…。>

自動売買(EA)のツールは市場に多く出回っていますが、中には粗悪品もあります。大手のサイト内で口コミを見ながら、ツールの信憑性を確認して使うようにしましょう。

優秀な海外FXの自動売買(EA)を選ぶ際のポイント

 

ここでは、粗悪品に引っかからずに優秀な自動売買(EA)を選ぶために知っておくべきポイントを解説します。

ポイントを理解して、より優秀な自動売買(EA)を発見できるようにしましょう。

過去のトレード実績を見る

優秀な自動売買(EA)は、過去のトレードでも多くの利益を発生させている可能性が高い傾向です。それほどプロのトレーダーが時間をかけてプログラムを組んだ証拠になります。

粗悪品はトレード実績が少ない、または損を多く出しているものが多いものです。トレード履歴を確認して、利益をどれほど出せているかをみましょう。

もしくはバックテストやフォワードテストの結果を見る

バックテストとは、過去のデータを参考にした際のシミュレーションのことです。トレード実績ではバックテストが重要視されます。

フォワードテストとは、実際に運用したときの結果です。バックテストとフォワードテストの結果が大きく離れている自動売買(EA)には注意してください。

<実際にはテスト結果は改ざんされる場合もある>

実は、過去のトレード実績は改ざんされていることがあります。

自動売買(EA)の販売者にとって見れば、自動売買(EA)が購入されればその分自分の利益が増えるので、いかに過去のトレード実績をよく見せるかが大事です。

自動売買(EA)の過去トレード実績からいいところだけを取れば、すぐに見せかけの良質な自動売買(EA)が完成するでしょう。

「すごい実績だったのに、全く結果が出ない」となってしまうのは、ほとんどが改ざんされた自動売買(EA)を購入した場合に起こります。

正直、データの改ざんを見た目で判断するのは非常に困難です。

ただ、注意して見ると不可解な点が見つかるものです。自動売買(EA)を購入する際は、細かい点まで目を凝らすのが後の利益に繋がります。

ドローダウン率は30%以下が目安

ドローダウン率とは、運用していた資産がどれだけ下落したのかを示した数値です。ドローダウン率が30%以下の自動売買(EA)は、少なくとも粗悪品である可能性が低いです。

ただドローダウン率があまりにも低すぎる(5%以下)場合は少し注意の目を向けましょう。

プロフィットファクターは2以上あるか(初心者は特にここに注目)

プロフィットファクターとは、総利益と総損失の比率を表したものです。プロフィットファクターは総利益÷総損失で求められ、1以上であれば利益が出ていることになります。

一見、プロフィットファクターが2以上あるのが目安といっても、少なく感じるかもしれません。しかし、裁量トレードでは1以上を出すのもかなり難しいのです。また、2以上だと多くの利益を獲得できます。

初心者の方は特にプロフィットファクターが2以上かどうかを重視して、自動売買(EA)を選ぶのをおすすめします。

スプレッド設定値は適正か

スプレッドとは手数料のことです。できるだけスプレッドは狭い方がいいですが、適正値からどれだけ離れているかを確認しましょう。

もし適正値が極端に狭い、安い場合は粗悪品等の詐欺商品の可能性が高いかもしれません。スプレッドの値が問題ないかチェックしましょう。

取引回数が多く勝率が60%以上あるか

FX取引回数が多く、勝率が60%以上ある自動売買(EA)を選びましょう。勝率が高くても取引回数が少ない場合、信憑性が低い可能性があります。
また、勝率が90%以上の場合も注意が必要です。その場合、取引履歴を改ざんして勝率を操作していることがあります。

海外FX口座で自動売買(EA)を始める方法

ここからは、実際に海外FX口座を使って自動売買(EA)取引を始める方法を解説します。

自動売買(EA)を始めるには、以下の4ステップが必要です。

  1. 利用する海外FX業者を選ぶ
  2. VPSを導入する
  3. VPSにダウンロードしたMT4をインストールする
  4. 自動売買(EA)を入手してMT4に設置する

それぞれ解説していきます。

①利用する海外FX業者を選ぶ

まず、自分が利用したい海外FX業者を選びましょう。業者の種類は多岐にわたりますが、おすすめの3社は以下です。

  • GEMFOREX
  • XM Trading
  • AXIORY

詳細はQ&Aで解説しています。

②VPSを利用する

VPSとは、仮想通貨専用サーバーのことです。仮想通貨と書いているものの、FX取引でも非常に大事なツールになります。

VPSを利用すれば、FX取引を安定した通信環境下でおこなえ、利益の増進に繋がります。

VPSは必ず導入するようにしましょう。

③VPSにダウンロードしたMT4をインストールする

実は、自動売買(EA)はMT4にインストールして初めて利用できるようになります。

先ほどの工程で導入したVPSにMT4をインストールし、自動売買(EA)を使う準備を行いましょう。

緊急時のために自動ログオン設定をしよう

開発者側に何らかのトラブルが生じ、MT4が再起動した場合、自動売買(EA)がもっていたポジションが消失してしまいます。これでは大きな損失を招きかねません。

緊急時に備えて自動ログオンを設定しておきましょう。Microsoftより提供されているAutologonを使えば、簡単に設定できます。

④自動売買(EA)を入手してMT4に設置する

 

VPSにMT4をインストールできたら、自動売買(EA)を入手してMT4に設置しましょう。

自動売買(EA)を利用したいチャートに自動売買(EA)を反映できたら、準備完了です。

自動売買(EA)は個人配布や専用の販売サイトで入手しよう

自動売買(EA)は個人配布や専用の販売サイト等で入手できます。おすすめのサイトは以下の3つです。

  • GEMTRADE
  • EA-BANK
  • TRADERS-Pro

ぜひこの3つから自動売買(EA)を選んでみてください。

結局一番重要なのは「資金管理」

自動売買(EA)で一番重要なのは、資金管理です。どれだけ自動売買(EA)の性能が高くても、資金管理を間違えると元も子もありません。

投資の基本は資金管理です。あくまで余剰資金で行うようにしましょう。

<利益は増えた資金の20~30%を出金しよう>

すべての利益を出金せず、20~30%にとどめましょう。

FXはいつチャンスが訪れるかわからないので、常に投資できるように準備するのが大切です。

初心者は5万円の元手からでもOK

最初は5万円ほどの小さな金額からFX取引を始めましょう。いきなりすべての財産を投資するのはリスクが高すぎます。もしすべて溶けてしまうと、取り返しがつきません。

心理的な負担を減らすためにも、余剰資金でFX取引するのが大切です。

<危険な相場は自動売買(EA)を止めよう>

あまりに価格変動が激しい相場には、自動売買(EA)はしないでください。また、裁量トレードでも投資するのはおすすめしません。

値動きが激しい銘柄は、初心者にとって心理的、金銭的なリスクが大きすぎます。

比較的安定しており、多くの人から信頼を得ている銘柄に自動売買(EA)を導入するようにしましょう。

海外FXの自動売買(EA)に関するQ&A

海外FXの自動売買(EA)に関してよくある質問をまとめました。

  • Q.自動売買(EA)ツールを無料で配っているのはなぜ?
  • Q.初心者にもおすすめの海外FX業者はどこ?
  • Q.勝てるツールは本当にある?
  • Q.自動売買(EA)は危険なの?

気になる項目をチェックしておきましょう。

Q.自動売買ツール(EA)を無料で配っているのはなぜ?

自動売買(EA)ツールが無料の場合は、FX業者がバックに付いているケースが多い傾向です。指定のFX業者の口座を開設してもらい、取引の際に手数料を徴収して、一部が売上に還元される仕組みです。

無料だからといって質に問題があるわけではありませんが、手数料が高くなる可能性があります。

Q.初心者にもおすすめの海外FX業者はどこ?

おすすめは以下の3社です。

  • GEMFOREX
  • XM Trading
  • AXIORY

それぞれ紹介します。

GEMFOREX

自動売買(EA)を扱う海外FX業者の中で最もおすすめなのがGEMFOREXです。GEMFOREXはもともと自動売買(EA)を主軸に展開してきた業者なので、特に力を入れています。

300以上の自動売買(EA)が無料で提供されており、「成績ランキング」や「ダウンロードランキング」も常時表示されています。

自動売買(EA)を使いたい初心者にはもっともおすすめの業者です。

XM Trading

XM Tradingは日本人トレーダーから絶大な人気を得ています。約定力の高さに加え、ハイレバレッジも可能、さらにキャンペーンも頻繁開催と魅力が多い業者です。

ほかの業者と比べて少しコストが掛かりますが、それでも多くのトレーダーから支持を得ている信頼性や取引のしやすさは自動売買(EA)を使いたいどんな方でもおすすめです。

AXIORY

口座スペックが非常に高いのが特徴のAXIORY。特に約定力の高さに定評があり、公式サイトでは「99.9%」と記載されています。

最近になってサーバーもリニューアルされ、安定して取引できるようになりました。

スプレッドも業界最大の狭さを誇るなど、多くのトレーダーから人気を得ている業者です。

Q.勝てるツールは本当にある?

勝てるツールは存在します。ただ、そこを見極めるのは至難の業です。

本記事の「優秀な海外FXの自動売買(EA)を選ぶ際のポイント」を参考に選べば、粗悪品に当たる確率は下がります。

Q.自動売買(EA)は危険なの?

自動売買(EA)の中には粗悪品もありますが、多くの場合安全に取引されます。自動売買(EA)と聞くと危険なイメージを思い浮かべるかもしれませんが、決して危険ではありません。

一部の粗悪品を購入しなければ、快適に取引できます。

まとめ

本記事では、海外FXの自動売買(EA)の詳細、優秀な自動売買(EA)を選ぶためのポイントを解説しました。

重要な点をおさらいしましょう。

  • FXの自動売買(EA)とは、売買のルールをプログラミングしたもの
  • ツールには無料と有料がある
  • 心理的な負担、損失が軽い
  • 相場に対する柔軟な対応はできない
  • 粗悪品も出回っているので注意する
  • 過去のデータは改ざんされていることがある
  • VPSとMT4は必須
  • あくまで余剰資金での投資を心がける

自動売買(EA)はうまく使えば投資の負担を軽減して利益を出せます。

その分詐欺商品や危険も潜んでいるので、自動売買(EA)に関する正しい知識をもって選ぶのが大切です。

今回紹介した3社はいずれも大手で、信頼度が高いので初心者にはおすすめです。