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【海外FX】スプレッドが狭いのが有利な理由とは?低スプレッドで取引できる業者も合わせてご紹介

  • 海外FXはスプレッドが広いのは本当?
  • 低スプレッドの業者を知りたい
  • できるだけスプレッドで損をしたくない

海外FXを始めたいけれど、スプレッドが高くなかなか手を出せない人は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、なぜ海外FXはスプレッドが広いのか、低スプレッドで取引できる海外FX業者はないのかを解説します。

スプレッドが高いと、取引で多くの損をする可能性があるので注意が必要です。

【海外FX】スプレッドが狭い業者が有利な理由と基礎知識を解説


なぜスプレッドが狭い業者が有利なのか、スプレッドとはそもそも何かが気になる人は多いと思います。

ここでは、スプレッドの基本知識を解説します。

そもそもスプレッドとはポジションを持つ際の「手数料」のこと

そもそもスプレッドは、FX取引における手数料のことです。

決済しているがまだ確定していない持ち玉のことをポジションといい、そのポジションにかかってくるのがスプレッドです。

さらに分類すると、売り(ショート)に出される持ち玉はショートポジション、買い(ロング)に出される持ち玉はロングポジションになります。

それぞれにスプレッドがかかり、手数料が引かれたものを取引できるという仕組みです。

海外FX業者では口座プランごとにスプレッドが異なる

海外FX業者は、口座のプランごとにスプレッドが異なります。例えば、海外FX最大手であるXM Tradingの口座プランごとのスプレッドはは、以下の通りです。

Misoca口座 Standard口座 KIWAMI極口座 KIWAMI極口座
最低1pips 最低1pips 最低0.6pips 最低0pips

引用:XM trading

条件が良い口座ほど、スプレッドが高くなっているのがわかります。

〈スプレッドは常に変動する(変動スプレッド)〉

海外FX業者では、スプレッドが常に変動する口座が多い傾向です。NDD方式の海外FX業者一覧!どんな人におすすめ? にて紹介している口座でも、スプレッドが一定ではない業者が複数存在します。

通貨の株価やFX市場の状況によって、スプレッドが変動するようにできているからです

〈海外FXで使われる「Pips(ピップス)」について〉

海外FXでは、pipsという言葉をよく使います。pipsとは、FXの共通通貨の名称を指します。

例えば、わたしたちが普段使っている米ドル、豪ドル、英ポンドは、すべて指している通貨がバラバラです。FXは海外の銘柄に投資してお金を稼ぎますが、すべての通貨の変動を正確に読み取るのは困難です。

「米ドルが〇〇円変動」「英ポンド、豪ドルが〇〇円変動」と言われても、よくわかりませんよね。

そこでFXでは、通貨の共通単位としてpipsが使われています。「米ドルが〇〇pips変動」「英ポンドが〇〇pips変動」としたほうが、わかりやすくなるのです。

このように、複数の国際通貨を扱うFXにおいて、価格変動は必ず把握しておく必要があります。しかし、バラバラの通貨で価格変動が起こっても、あまりどのぐらいの幅なのか理解しにくいものです。

pipsという通貨の共通単位を用いることで、価格変動をいち早く把握できます。

海外FX業者のスプレッドが広くなるのは業者の利益だから

海外FX業者は、国内のFX業者に比べてスプレッドが高く、範囲が広い傾向です。海外FXのスプレッドが広い理由はスプレッドは業者の利益に直結するからです。

FX業者は基本スプレッド、つまり手数料で利益を得ています。変動したり範囲が広かったりするほうがさまざまな場面に対して柔軟に対応でき、常に最大限の利益を得られるのです。

また海外FX業者はNDD方式と呼ばれる投資方法を取っています。NDD方式とは、投資家からの注文を直接インターバンク市場に流して取引することです。

NDD方式は、FX業者が取引に介入することはなく、その分手数料をとって利益を得ています。

〈国内業者のDD方式では「トレーダーの損失=利益」となる〉

一方、国内FX業者ではDD方式が取られています。DD方式とは、投資家とFX業者が一対一で取引することを言います。

どのような取引でも確実に業者が介入するため、手数料の収入が高くなるのがほとんどです。しかし取引ごとに多くの手数料を取られては、投資家側は国内FXを使いたくなくなるでしょう。

そのため手数料の代わりに、国内FXではトレーダーの損失を生み出すかのような仕組みが整っているのです。

その1つにあるのが約定拒否。投資家がある金額を投資したいとなっても、業者側が拒否することを言います。これが繰り返されれば、多少手数料が安くても多くの収入が得られます。

海外FXと国内FXでは、業者が利益を取るところが異なります。

反対に「スプレッドが狭い=会社の利益が少ない」

スプレッドは業者の利益に直接関わります。つまり、スプレッドが狭いと会社の利益は少ないということ。

またスプレッドが狭いことで、1つの業者に対する口座数が少なくなります。口座の区別はスプレッドの違いの点が大きいからです。

ほかにも口座が少ないと選択肢が狭くなり、その分業者の利益も少なくなってしまいます。

一方で海外FXではスプレッドが広めです。もしスプレッドが狭い海外FX業者であれば、スプレッドの代替として利益を得るために、怪しい行為をしかねません。

スプレッドが狭い海外FX業者はリスクが高いと見たほうが得策でしょう。

スプレッドが狭いほうが良い理由は取引コストが安くなるから

FXに限らず、なんらかの投資を行う際に厄介なのが手数料(スプレッド)です。手数料が高ければ本来の投資金額より多くのお金を払わないといけません。

反対にスプレッドが狭いほうが取引コストは抑えられます。スプレッドが狭いほうが利用者にとってはありがたいので、みんなスプレッドが狭い事業者と取り引きするでしょう。

これが、スプレッドが狭い業者の強みです。

〈スプレッドが高い会社と低い会社の比較〉

スプレッドが高い会社と低い会社では、金額にどれほどの差が生まれるのでしょうか。

今回は業界トップレベルでスプレッドが安いTitanFXとXMTradingを比較します。

【条件】

  • 通貨ペア:ドル円
  • レート:150円
  • 取引量:1ロット

とします。それでは、両者を比較しましょう。投資金額を10000円とすると、以下のようになります。

TitanFX XM Trading
スプレッド 1.3pips 1.6pips
スプレッド(日本円) 1,300円 1,600円
取引手数料 無料 無料
合計 11,300円 11,600円

スプレッドが0.3pips違うと、手数料の差額は300円分となります。これがレートが上がるにつれて差が開くので、スプレッドはかなり大きな要素になるのがわかります。

さらに指値注文がしやすい

指値注文とは、自分が投資したい金額と「もしこの通貨がこの値段になったら投資する」という株価の値段を決めることです。投資したい銘柄が指定した金額になったら、自動的に投資が行われる仕組みのことを言います。

スプレッドが狭いと価格の変動が小さくなります。値段の正確性が重要になる指値注文では、スプレッドが狭いほうが有利です。

スプレッドが狭いと他に取引手数料がかかる場合があるので要注意

FX業者の主な収入源はスプレッドです。スプレッドが狭い際は、ほかのところで利益を補う必要があります。

スプレッドが狭い取引業者はほかのレイヤーにて、他社より多い手数料を徴収することがあります。

業者を選ぶ際は自分が取引したい銘柄のスプレッドをみよう

スプレッドは、自分がどの銘柄に投資したいかによって変わってきます。また、FX業者によってそれぞれのスプレッドは異なります。

自分が特に投資をしたい銘柄の手数料を見て、どこが一番良いかを判断しましょう。

実際にはスプレッドが狭くても、約定力が低いと意味がない

取引所を選ぶときにスプレッドを気にする方が多いですが、約定力も大事です。

約定力とは、自分が行いたい取引をFX業者が正確な時間におこなう割合を指します。約定力が低いと、取引で損をする可能性が高くなります。

つまり、いくらスプレッドが狭くても約定力が低いと、結果的に損失が多く出ることもあるのです。

海外FX業者を利用する際はスプレッドだけでなく、約定力も見るようにしましょう。

スプレッドが狭い海外FX業者7選

スプレッドの狭さがいかに重要かをここまで述べてきました。

ここでは実際にスプレッドが狭い海外FX業者を7社ご紹介します。

  • iFOREX
  • FXGT
  • AXIORY
  • Tradeview
  • FBS
  • GEMFOREX
  • TitanFX

それぞれを比べて、どの業者が良いかを判断してください。

①iFOREX|低スプレッドなうえにロスカットレベルが0%

最大レバレッジ 400倍
スプレッド 0.8~1.2pips
約定力 スピードは並
ロスカット 0%
ゼロカット あり

主要なFX業者の中でも特にスプレッドが狭い傾向です。

また、ロスカットが0%なのも大きな特徴です。スプレッドの狭さより大切な約定力は並ほどと、かなりバランスがいいFX業者となっています。

〈スプレッドを実質的に狭くするならキャッシュバックを使おう〉

iFOREXにはキャッシュバック制度があります。毎週iFOREXの口座に振り込まれた金額の100%がキャッシュバックされるため、かなりお得です。

キャッシュバックをうまく使えば、実質的なスプレッドをより狭くできるでしょう。

②FXGT|スタンダード口座を使うならここ

最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド 1.4~2.1pips
約定力 少し遅い
ロスカット 20~40%
ゼロカット あり

FXGTはとてもスタンダードなシステムであり、初心者にとって使いやすくなっています。

レバレッジは1,000倍、約定力も遅めですが不快になるほどではありません。

また、FXGTはキャンペーンがとても充実していることで有名です。

〈段階的に口座を変えていくのもおすすめ〉

FXGTには6つの口座タイプがあります。最初は最も簡単なミニ口座から始めて、徐々にレベルを上げていくスタイルが取れるのもおすすめの点です。

③AXIORY|約定力や日本語サポートも安定

最大レバレッジ 400倍
スプレッド 1.2~2.3pips
約定力 99.98%
ロスカット 20%
ゼロカット あり

AXIORYは世界最大級の海外FX業者です。特徴は約定力の高さにあり、99.98%という驚異的な数字が残っています。

以前よりもサーバーの性能が上がり、より取引しやすい環境が整いました。

また、日本語サポートなど、初心者でも安心して取引できる仕組みが整っています。

④Tradeview|業界最高水準のスプレッドの狭さと運営歴

最大レバレッジ 400倍
スプレッド 1.2~2.5pips
約定力 少し遅め
ロスカット 100%
ゼロカット あり

スプレッドの狭さと運用歴の長さが特徴の海外FX業者です。

Tradeviewは取引手数料のみを利益としているため、取引操作やスプレッドの操作は決してありません。とてもクリーンな会社として投資家から人気を博しています。

⑤FBS|ドル円・ユーロ円などメジャー通貨には最適

最大レバレッジ 3,000倍
スプレッド 変動
約定力 少し不安
ロスカット 20%
ゼロカット あり

FBSはスプレッドがあまり定まっておらず、かなり変動する海外FX業者です。

約定力は少しありますが、レバレッジが高いので、FX取引に対して少し経験がある方におすすめです。

メジャーな通貨の取引には定評があります。

⑥GEMFOREX|ガチゼロ口座なら固定で手数料がかからない

最大レバレッジ 1,000倍or5,000倍
スプレッド 1.3~2.2pips
約定力 99.99%
ロスカット 20%
ゼロカット あり

GEMFOREXには6つの口座があり、そのなかのガチゼロ口座は手数料がかかりません。

スプレッドの狭さ、約定力の高さもある人気の会社です。

特に主要な銘柄(ポンド/円、豪ドル/円)はスプレッドが狭いので、主要な通貨のみで取引する方にはおすすめです。

⑦TitanFX|スプレッド・約定力・レバレッジの総合力が高い

最大レバレッジ 500倍
スプレッド 1.2~2.2pips
約定力 速い
ロスカット 20%
ゼロカット あり

TitanFXは約定力に定評がある海外FX業者です。

Zero pointと呼ばれるTitanFX独自のITシステムを導入し、より正確で強力な約定力を実現しています。総合力が高いのが特徴です。

海外FXのスプレッドに関するQ&A

海外FXのスプレッドに関する以下の4つの質問に答えます。

  • Q.スプレッド最狭の海外FX業者はどこ?
  • Q.固定スプレッドの海外FXはある?
  • Q.ゴールドで比較した場合はどこがおすすめ?
  • Q.リアルタイムスプレッドはどこで確認ができる?

気になる項目をチェックしておきましょう。

Q.スプレッド最狭の海外FX業者はどこ?

今回紹介した7社のうち、スプレッドが最も狭いのはiFOREXでした。

固定性のスプレッドですが、平均スプレッドがかなり狭いのでトレーダーにとって非常に大きいメリットです。

またiFOREXはレバレッジ制限がなく、口座の種類も1種類のみというシンプルさも特徴です。

〈業者によってスプレッドは若干異なる〉

それぞれの業者によってスプレッドは若干異なります。スプレッドが狭いことを特徴にしている会社もあれば、約定力やレバレッジ等の他の要素で強みを出している業者も存在します。

それぞれの特徴をしっかり理解した上で、自分が使う業者を選びましょう。

Q.固定スプレッドの海外FXはある?

今では多くの会社が固定スプレッドですが、先ほど紹介したiFOREXも固定スプレッドの海外FX業者です。

スプレッドが変動しないと、投資金のやりくりが非常にしやすいため大きなメリットになります。

Q.ゴールドで比較した場合はどこがおすすめ?

FXのゴールドとはXAUUSD(ゴールド)のことを指し、その名の通り金に対して投資をおこないます。

ゴールドの取引ではGEMFOREXがおすすめです。最大レバレッジが1,000倍と非常に高く、かつキャンペーンも頻繁に開催しています。

Q.リアルタイムスプレッドはどこで確認ができる?

リアルタイムスプレッドを確認するには、自分で計算するのがおすすめです。

通貨ペアの「買値ー売値」で計算できます。ツールを使う方法もありますが、自分で計算するのが一番正確で速いです。

まとめ

このページでは、海外FXのスプレッドについて解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

  • スプレッドとは「手数料」のこと
  • スプレッドが広いほど会社の利益となる
  • スプレッドが狭いと取引コストが抑えられる
  • 指値注文がしやすい
  • スプレッドが低くても約定力が高くないと意味がない
  • 自分が取引したい銘柄のスプレッドをみよう

スプレッドはFX取引をする上で非常に重要です。スプレッドが狭いとほかのポイントで手数料が徴収される可能性があるので注意しましょう。

スプレッドと同時に約定力も見て、スプレッドの安さと約定力の高さを天秤にかけて自分が取引したいFX業者を選びましょう。

スプレッドで少しでも得するために、今一度スプレッドを確認してみてください。