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海外FXの自動売買(EA)入門!始め方や無料のMT4/MT5のEAを解説

海外FXでは、MT4・MT5に搭載されている自動売買(EA)をインストールしてトレードできます。
「自動売買(EA)って何だろう?」
「どうやったら使えるの?」
「MT4・MT5について知りたい」
などと、自動売買(EA)に関して、疑問に思うことも多いでしょう。そこで今回は、MT4・MT5で使える海外FXの自動売買(EA)についてわかりやすく解説していきます。EAの仕組みや特徴がすべてわかる内容なので、ぜひ参考にしてください。
海外FXの初心者の方には、まずはこちらの「海外FX初心者完全ガイド」を推奨しています。
目次
海外FXの自動売買(EA)とは?特徴や仕組みを解説

海外FXではEA(イー・エー)と呼ばれる自動売買システムが活用できます。
EAとは、Expert Adviser(エキスパートアドバイザー)を略したもので、MT4・MT5に搭載されている自動売買のことです。MT4・MT5を利用するトレーダーは、業者を問わず誰でも自由に導入することができます。
まずは、そもそもMT4やMT5とは何なのかを確認していきましょう。
MT4(メタトレーダー4)とは?

MT4(エムティー・フォー)は、MetaTrader4(メタ・トレーダー・フォー)のことで、FXプラットフォームの名称です。
一般のトレーダーから大手金融機関まで、世界で最も使われている人気の取引ツール。ロシアのソフトウェア会社「Meta Quotes社」が業者向けに開発したものです。
MT5(メタトレーダー5)とは?
MT5(エム・ティー・ファイブ)は、MetaTrader5(メタトレーダー・ファイブ)を略したもので、MT4がバージョンアップされたプラットフォームのことです。現時点での最新バージョンはMT5となり、ほとんどの海外FX業者が両方を提供しています。
MT5とMT4では、スペックや機能が異なるものの、両者の性能にそこまで大きな違いはないのが特徴です。
どちらを選んでも、高性能のツールであることに変わりはありません。
MT4・MT5の自動売買(EA)の仕組み
自動売買(EA)は、プラットフォームの機能の1つであり、FX業者が提供しているわけではありません。世界中のトレーダーや開発者たちがプログラミングしたEAが、MT4・MT5のマーケット(MQL5)で公開されています。
MT4・MT5で使える自動売買を総称してEA(エキスパート・アドバイザー)といいます。
利用者は、MT4・MT5のマーケット(MQL5)から、公開されているEAをインストールしてトレードに使うことができます。
EAとはどんな自動売買?
自動売買(EA)では、アルゴリズム分析をもとに売買ルール(ストラテジー)がプログラミングされています。
アルゴリズム分析とは、過去の値動きやチャートパターン、テクニカル指標などの膨大なデータから一定の売買ルールを導き出す手法です。開発者ごとに、売買ルールやストラテジーが異なり、さまざまなタイプのEAがあります。
あらかじめプログラミングされたストラテジーに沿って、EAが自動で売買してくれます。
MT4・MT5の自動売買(EA)は世界中で人気
世界で、MT4・MT5がここまで人気のプラットフォームとなったのは、性能にすぐれたテクニカルツールが搭載されていることに加えて、自動売買がプログラミングできるからです。
かつて、自動売買といえば、一部の大手金融機関でしか採用されていながったFX手法でした。
しかし、MT4・MT5が提供するプログラミング機能によって、個人トレーダーでも簡単に自動売買のシステム開発ができるようになったのです。
さらに、提供者と利用者が商品をやり取りできる、MQL5(エムキューエルファイブ)というマーケットが人気を呼び、瞬く間にMT4/MT5が世界中で使われるようになったのです。
MT4・MT5で自動売買(EA)が作成できる
MT4・MT5では、開発用の独自のプログラミング言語を提供しています。
- MT4→MQL4
- MT5→MQL5
これらのプログラミング言語を利用することで、誰でも自動売買やインジケーターを作成することが可能です。MT4・MT5に匹敵するツールは今のところ他にはありません。開発能力を備えたMT4・MT5は、FXツールとして至高のツールだといっても過言ではないのです。
日本人のFXトレーダーもMQL言語を使って、MT4・MT5で自動売買やインジケーターを開発・提供しています。
海外FXの自動売買(EA)を無料で使うおすすめの方法

では、MT4・MT5の自動売買(EA)は、どのようにして使えるのでしょうか。
ここで、EAを無料で使うおすすめの方法をご紹介します。
MQL4・MQL5のマーケットとは?
EAは、MT4・MT5サイトに連携している「MQL5」という情報サイトで入手できます。
MQL5のトップ画面
MQL4(MT4)のサービスもMQL5のサイトから入手が可能で、MQL5のマーケットからインジケーターやEAがインストールできる仕組みになっています。
開発者は提供する側として、利用者は入手する側として、相互にMQL5のマーケットプレイスが有効活用できるのです。
MQL5の登録は無料?
MQL5の新規登録はもちろん無料。アカウントの作成や削除は簡単にオンラインで手続きできます。このマーケットからインジケーターやEAを各自の取引ツールにインストールできます。
登録方法は後ほど詳しく解説します。
MT4・MT5 EAの種類(無料・有料)
MT4・MT5で利用可能なEAの数は12,000以上と圧倒的な多さです。個人で配布されているもの加えると、さらに多くのEAがあるといえます。
EAは無料のものと有料のものがあります。
有料の場合は30ドル程度から1,000ドル程度。高価なEAだと3,000ルぐらいです。
高額のEAほど勝てるというわけではありません。基本的に有料の方が稼ぎやすい設定になっていますが、無料EAでも良質なものはたくさんあります。無料EAの中から、それぞれの条件に合ったものが探せます。
海外FXのEA購入サイト・無料配布サイトとは?
自動売買(EA)は個人の配布サイトや専用の販売サイトからも入手できます。
よく使われている自動売買(EA)のサイトには以下のようなものがあります。
- GoGo Jungle
- EA-BANK
- TRADERS-Pro
開発者や配布サイトによっては、無料EAの利用に会員手数料を課金したり、自分のEAを売りたいためだったりと、偏りがあること欠点です。
本来、自動売買EAはMT4・MT5のマーケットから自由に選べる仕組みになっています。配布サイトでは探せないストラテジーも豊富です。
最近では、日本語表記が充実してきているため、宝探しのように自分で見つけるトレーダーが増えてきています。MQL5から直接探して、色々な種類を試してみるのがおすすめです。
自動売買(EA)を国内FXやその他の自動売買と比較

自動売買は、海外FXの自動売買(EA)の方が国内FXの自動売買よりも使い勝手がよいと評判です。
ここでは、自動売買(EA)を国内FXやその他の自動売買と比較としていきます。
自動売買の種類 | サービスの特徴 | 手数料 | プラットフォーム |
---|---|---|---|
海外FX(EA) | ・MT4/MT5で共通して使える ・世界中の開発者/トレーダーが開発したストラテジー ・12,000以上の種類から選べる ・アルゴリズム基盤の多種多様なストラテジー | ・無料 ・有料 | MT4/MT5 |
国内FX自動売買 | ・各業者が提供している ・各業者または国内のトレーダーが開発したストラテジー ・数10種類~ ・リピート型、ストラテジー型など業者によって異なる | ・有料 | 国内FX業者が 開発・提供 |
コピートレード | ・特定の海外FX業者が提供 ・プロの裁量トレードがコピーできる ・数10から数100種類のストラテジー ・コピーするトレードによって手法は異なる | ・有料 | MT4/MT5 |
ミラートレーダー | ・Tradency社が提供 ・特定の海外FX業者 ・国内FX業者が導入している ・コピートレードやプログラミングされたものが選べる ・数100種類のストラテジー | ・無料 ・有料 | 専用の プラットフォーム |
「海外の自動売買」と「国内FXの自動売買」の違い
海外FXと国内FXの自動売買の大きな違いは、導入のしやすさやストラテジーの多さです。
海外FXでは、MT4・MT5をインストールすれば、誰でも自由に自動売買(EA)が使えるようになります。豊富な種類があり、業者や口座の種類を問わず共通して使えるサービスです。
一方、国内FXでは各業者が自動売買サービスを提供しています。専用の口座を開設する必要があり、業者ごとに自動売買の種類が異なり、選べるストラテジーの数も限られています。
「コピートレード」と「自動売買EA」の違い
コピートレードとは、自分の口座とプロの口座を紐付けて、プロの裁量トレードをコピーする手法です。つまり、初心者でもプロの取引で稼げるわけです。
コピートレードのイメージ

一見すると自動売買(EA)と全く変わらないように思えますが、コピートレードはプロや上級者の裁量トレードで取引できる点が異なります。
EAはすでにプログラミングされたFXシステムですが、コピートレードは人が行うFXトレードです。ただ、一部のコピートレードには自動売買が導入されています。
「ミラートレーダー」と「自動売買EA」の違い
2005年にリリースされたMT4のEAを追って、少し遅れて登場したのがミラートレーダーです。ミラートレーダーはストラテジーが選択できる自動売買サービスのことをいいます。
日本で最初に上陸した自動売買がミラートレーダーで、2013年のことです。その後、日本でもミラートレーダーのような自動売買システムの提供が始まりました。
数100種類のストラテジーから、希望に合うものを検索することが可能で、プログラミングされたものと、裁量トレードがコピーできるストラテジーなどがあります。
裁量トレードがコピーできることから、コピートレードのことをミラートレードとも呼ぶ場合もあるようです。
このように比較してみると、海外FXの自動売買(EA)は使い勝手がよいだけでなく、選べるストラテジーの数でも優位にあることがわかります。
自動売買(EA)のメリット・デメリット

多種多様なストラテジーが自由に選べることが、自動売買(EA)の魅力です。しかし、便利なサービスである反面、デメリットもいくつかあります。
次に、MT4・MT5でEAを使うメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット1.MT4・MT5があれば誰でも使える!
海外FXの自動売買(EA)は、MT4・MT5に搭載されているサービスです。MT4・MT5をインストールすれば、各自で利用する海外FX口座で簡単に使えることが最大の魅力です。
世界中の開発者が作成したEAのストラテジーは、マーケットやネット検索にて無数に探せます。それらの中から、良質な自動売買(EA)を選ぶことができます。海外FX業者や口座の種類を問わず、共通して使えるため大変便利です。
メリット2.FXの経験や専門知識は必要ない!
自動売買(EA)のもう1つのメリットは専門知識や分析スキルが不要なこと。(初心者でもOK)
自動売買(EA)を設定さえすれば、あとは自動でFX取引をしてくれます。FXに関する知識が少なくても稼げるチャンスが得られるのです。
FXでは欠かせないテクニカル分析やファンダメンタル分析ができなくてもEAに任せることができます。、FXの難易度が大幅に低くなるのです。
メリット3.リアルタイムで市場をチェックしなくてよい!
本業で忙しい人や主婦・学生などは、常にチャートを見ながらの取引は難しい場合が多いでしょう。自動売買(EA)を使えば、設定するだけでチャートを見なくても24時間取引してくれます。
リアルタイムで市場をチェックする必要がないのです。なかなか時間がとれない人でも、自動売買(EA)でFX取引が始められます。
メリット4.損切りや利確のタイミングに悩むことがない!
FXでは損切りや利確のタイミングが非常に重要です。ただ、注文を入れるタイミングに悩んだり、感情に振り回されたりと結果的に機会損失する場合もあるでしょう。
EAを使えば、損切りや利確のタイミングは自動です。精神的なストレスを抱えることなく、初心者でもFXに取り組めることが自動売買(EA)の魅力です。
メリット5.EAのテスト機能が充実している!
自動売買(EA)には、その他の自動売買にはない優れたバックテスト機能が搭載されています。
EAを利用する前に、時間足や通貨ペアなどの条件を変えて複数のテストができます。過去のチャートを使って、運用した場合の損益が計算できます。複数のEAを運用比較して最も成績がよいものが選べるため、勝てる可能性も大きくなります。
バックテストのやり方は、別記事にて詳しく解説しています。
デメリット1.必ず勝てるわけではない
開発者によって売買のルールやストラテジーが異なるため、選ぶEAによって運用に差が出てしまいます。すべてのEAで必ず勝てるわけではないのです。
予想に反して、損失が拡大するケースもあるため、100%放置することは禁物です。完全に放置することはできません。
時々、運用状況を確認してEAの見直しを行いましょう。
デメリット2.市場動向に沿った売買が難しい
自動売買(EA)のデメリットは、急な相場変動に対して柔軟に対応しにくい点です。自動売買(EA)はプログラムに沿った動きしかできません。
保有中の銘柄に急激な値動きがあり、損失が急拡大することもあります。
状況によっては、いったんEAを停止するなどの判断が必要となるでしょう。
デメリット3.EAごとに向き・不向きの相場がある
自動売買(EA)は基本的にどの銘柄にも使えますが、、特定の銘柄や市場動向に対して向き不向きがあります。
例えば、ボラティリティが高く為替変動が激しい時に利益が出やすいものもあれば、トレンド相場に強いものや、下降相場に適したものなどさまざまです。
銘柄や市場動向に合ったEAを使うことが成功のコツ。慣れてきたら、自分でバックテスト・フォワードテストを行い、相場との相性や品質をチェックすることが可能です。
口コミやレビュー、推奨されている設定方法などを確認するようにしましょう。
デメリット4.設定が難しいEAもある
利用したいEAによっては、トレードの設定がかなり複雑、困難なことがあります。
自動売買(EA)を使うためには、通貨ペア・時間足・投資資金・投資期間などは各自で判断する必要があります。
デフォルの設定で使う方法もありますが、設定条件を変えることで、成績が向上する場合もあり、判断が難しいと感じることもあるかもしれません。
自動売買(EA)を使う前に、設定のやり方などに十分に時間をかけるようにしましょう。
なお、海外FXでは万が一ロスカットが間に合わずに残高がマイナスになった時でも、ゼロに補填してくれる「ゼロカット保証」があります。「ゼロカット保証」については「ゼロカットシステムのデメリットや仕組みを解説」をご覧ください。
自動売買(EA)で勝つためのコツ・選び方

自動売買(EA)と聞くと危険なイメージを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、優秀なEAを選べば、安全に利益が得られるケースも多く、初日から稼げる人もいるようです。
ここでは、優秀な自動売買(EA)を選ぶために知っておくべきポイントを解説します。
勝つためのポイントを理解して、優れた自動売買(EA)を探してみましょう。
過去のトレード実績を確認する
優秀な自動売買(EA)は、過去のトレードでも多くの利益を出している傾向にあります。
過去に実績を出しているということは、プログラムが優秀だと見ることができます。
トレード実績が少ないものや、損失が大きい粗悪品もあるため注意が必要です。EAを選ぶ時は、必ずトレード履歴をチャートで確認して、チャートが右肩上がりのものを選ぶようにします。
右肩上がりのトレード履歴(チャート)

バックテストやフォワードテストを行う
EAを利用する時には、事前にバックテストやフォワードテストでEAをチェックすることも大切です。
バックテストとは、過去のデータを参考にした際のシミュレーションのことです。トレード実績ではバックテストが重要視されます。
フォワードテストとは、テスト期間外で運用したときの結果です。バックテストとフォワードテストの結果が大きく離れている自動売買(EA)は、損失リスクが高くなります。双方の結果が良いものが優良なEAです。
自分でバックテストを行うことで、リアルなEAの実力が確認できます。さらに、英語版のEAも日本語でテスト結果が表示できる利点があります。
ドローダウン率が大きいものは避ける
ドローダウン率とは、運用していた資産がどれだけ下落したのかを示した数値です。ドローダウン率が30%以下の自動売買(EA)は、損失拡大のリスクが低いです。
ドローダウン率の数値が大きいEAは、ロスカットに合う可能性も高いということになります。
PF(プロフィット・ファクター)を確認
プロフィットファクターとは、総利益と総損失の比率を表したものです。PFとも呼ばれるEAの数値のことです。プロフィットファクターは総利益÷総損失で求められ、1.0以上であれば利益が出ていることになります。
裁量トレードでは1.0以上を出すことも難しいといわれます。EAのPFが2.0以上だと多くの利益が期待できるでしょう。
EAの初心者は、プロフィットファクターが2.0以上の自動売買(EA)を選ぶことが大切です。
取引回数・勝率・負け率もチェックすること
FX取引回数が多く、勝率が60%以上ある自動売買(EA)を選ぶことも成功のコツです。勝率が高くても取引回数が少ない場合、信憑性が低い可能性があります。
また、勝率が90%以上など高すぎる場合も注意が必要です。ストラテジーの詳細・取引履歴を改ざんしている可能性があります。
口コミや評判が良いものを選ぶ
最初のうちは、どのEAが優れているのか自分で判断するのは難しいかもしれません。
MQL5マーケットでは、すべてのEAのレビューが確認できます。また、ネット検索でそのEAの評判を調べる方法もあります。
口コミやレビューで評価されているものを選ぶようにしましょう。
一番重要なのは「資金管理」
自動売買(EA)で一番重要なのは資金管理です。どれだけ自動売買(EA)の性能が高くても、タイミングによっては損失が出ることもあります。
リスクを低減するためには、あくまで余剰資金を使い、少額から始めることが基本です。
低レバレッジやポジション数の調整など、資金管理を徹底することで、ローリスクの自動売買取引が実現できるでしょう。
海外FXで自動売買(EA)の始め方・やり方

では、さっそく海外FXで自動売買(EA)を始めてみましょう。
自動売買(EA)を始める方法は、まず海外FX口座の開設が必要です。海外FX口座を開設してから、EAの導入を行います。
自動売買(EA)の導入手順は、以下の4つです。
- MT4・MT5のダウンロード・インストール
- MQL4・MQL5(EAマーケット)の登録
- 利用したいEAを探す・選ぶ
- 自動売買(EA)を入手してMT4に設定する
それぞれの手順・やり方をわかりやすく解説していきます。
MT4・MT5を無料ダウンロード
MT4・MT5のダウンロードは海外FX業者の取引ツールのページ、または、MetaTraderの公式サイトから行えます。
利用する海外FX業者にかかわらず、MT4・MT5のダウンロードからインストールは同じ手順です。MT5の場合もMT4と同じやり方でインストールできますので、ここではMT4を例にやり方を見ていきましょう。
ステップ1.
ダウンロードボタンを押すと、下記のようなファイル名がブラウザーの保存されます。
ファイル名
MT4「4setup.exe」
MT5「5setup.exe」
※ファイルの名称は海外FX業者名が前半につく場合が多いです。
ステップ2.ファイルをクリックして開くと、インストール画面が出てきますので、インストール完了の画面が出てくるまで「次へ」を押して先に進んでください。


ステップ3.
最後に完了画面が出てきたら、「完了」ボタンをクリック。PCにMT4・MT5が表示されます。

IDとパスワードでMT4にログイン
無事にデスクトップにインストールできたら、海外FX業者から送られているIDとパスワードでログインします。

MT4のメニューバー「ファイル」→「取引口座にログイン」を選択。ログイン画面にIDとパスワードを入力してログインできます。
これで、EAをインストールする準備が整いました。
EAのアカウント(MQL5)を作成する
次に、EAをマーケットからインストールするために、MQL5の新規登録を行います。
- MQL4:MT4に対応
- MQL5:MT5に対応
MQL4もMQL5も両方ともMQL5に会員登録することで利用可能となります。
公式サイトへ行って「新規登録」のボタンをクリックすると、メールアドレスとID名を入力する画面が出てきます。

※Gmailなどの自動ログインは無効です。
IDを取得するために必ずメールアドレスを入力して会員登録を行ってください。

登録ボタンをクリックすると、メールアドレスにパスワードと「アクティベーション」のメールが届きます。メールから「アクティベーション」のボタンを押してアクセスします。
メールでパスワードとアクティブ化のボタンが届く

「アクティベーション」が完了したら、IDとパスワードでMQL5にログインします。
これで、いくらでも無料EAの利用が可能となりました。
MQL5を日本語に変換する方法
たまに、MQL5が英語で表示されてしまうことがあります。その場合、サイトの上部・右上にある国旗マークをクリックして日本語を選択すれば日本語サイトに切り替わります。

MT4の無料EAと有料EAを探すやり方
では、次にMQL4(MT5はMQL5)のマーケットからEAを探してみましょう。
Step1.MQL5のメニューから「マーケット」を開く

Step2.マーケットのページが表示されます。左端のメニューから「MetaTrader4」「エキスパート」を選択。
- MT4の自動売買 →MetaTrader4 エキスパート
- MT5の自動売買 →MetaTrader5 エキスパート
Step3.リストの上部にあるタグから「無料」を選択。

このページに表示されるEAはすべて無料で利用できます。各EAのアイコンをクリックすると、EAの特徴や詳細が確認できます。
無料EAのリスト

バックテストを公開しているEAもあるので、気になるEAのページを開いてみましょう。
EAの詳細を英語から日本語に変換する
日本語版のサイトでも、EAの詳細が一部英語表記となるものもあります。
英語表記のEAでも、下記のように日本語表示ができますので安心です。

EAの詳細ページの右上にある小さな「言語マーク」をクリックしてください。言語リストから「JP」を選択すると、日本語表記に変わります。
MT4の無料EAをインストールする方法
無料EAはインストール数に制限はありませんので、好きなだけインストールできます。気になるEAをいくつかMT4・MT5にインストールしておきましょう。
MT4・MT5にインストールする方法はとても簡単です。

EAの詳細ページの左側にある「ダウンロードボタン」をクリックします。
そうすると、ポップアップ画面で「MT4を持っている」または「MT4をダウンロードする」のどちらかを選ぶ画面が出てきます。「MT4を持っている」を選択すると、MT4に自動的に選択したEAがインストールされます。

インストールされたEAは、MT4のナビゲーターメニュー「エキスパート・アドバイザー」に格納されます。ここから、ドラッグ&ドロップでチャートに挿入して利用できます。
(詳しいインストール方法、EAの稼働方法はこちらからご覧になれます。)
EAの本格稼働はVPSを使った方がよい
本格的に自動売買(EA)を稼働させる時は、PCの電源が切れないような工夫が必要です。
EAの稼働には、電源が切れないようVPSを使うのが一般的です。
VPSとは、24時間365日PCが接続できる仮想サーバーのことをいいます。レンタルサーバーの1つでFX自動売買やゲームプレーに利用されています。

VPSを利用すれば、FX取引を安定した通信環境下で行え、効率のよいEA運用が実現します。電源が切れることで思いがけない損失につながることもあるので注意しましょう。
EAでよく使われている格安VPS
条件クリアで無料VPSを提供する海外FX業者もありますが、入金額などのハードルは高めです。市販のものを使った方がコストは抑えられます。
VPSの利用料金は月額ベースで、安いものは数100円程度。高いものでも3,000円程度です。
よく使われている格安VPSには以下のようなものがあります。
よく使われている確約VPS
基本機能が無料で使えるものもありますので、EAをスタートさせる前に試してみてください。
自動売買(EA)でおすすめ海外FXランキング

MT4・MT5を提供する海外FX業者であれば、どの業者を使っても自動売買(EA)を稼働させることが可能です。
ただ、業者によってサービスやサポートの質が異なるため、信頼性が高く評判のよい海外FX業者を使うようにしましょう。
おすすめは以下の3社です。
- FXGT
- AXIORY
- XM Trading
それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介します。
①FXGT(エフエックスジーティー)

- MT4・MT5に対応
初めての自動売買(EA)なら、口座開設ボーナスがもらえるFXGTがおすすめです。
FXGTでは、新規で口座開設をすると15,000円程度の証拠金が付与されます。入金しなくてもトレードに使える証拠金がもらえるため、手出しなしでEAを試すことができます。
もらえる証拠金の金額は時期によって変わりますので、事前に確認するようにしましょう。
キャッシュバックサイトからFXGTの口座開設をしよう
当サイト「マネーチャージャー(マネチャ)」からFXGTの口座開設を行うと、FXGTで取引するたびにキャッシュバックがもらえます。マネチャ経由でお得に海外FXを始めましょう。
②Axiory(アキシオリー)

- MT4・MT5に対応
口座スペックが非常に高いのが特徴のAXIORY。特に約定力の高さに定評があり、公式サイトに明記されているように、約定スピードは堂々の99.9%です。
信託保全を提供し、入出金に関するトラブルもほとんど聞かないことから安心して使えるでしょう。スプレッドも業界最大の狭さを誇るなど、多くの短期トレーダーから人気を得ている業者です。
AXIORYの口座開設はキャッシュバックサイト経由がお得!
AXIORYの新規口座の開設は、当サイト「マネーチャージャー(マネチャ)」から行うとお得です。、AXIORYで取引するたびにキャッシュバックがもらえます。口座開設方法はこちらをご覧ください。
③XM Trading(エックスエム・トレーディング)

- MT4・MT5に対応
XM Tradingは日本人トレーダーから絶大な人気を得ている海外FX業者です。
定評の口座開設キャンペーンでは、入金しなくても3,000円分の証拠金がゲットできます。ハイレバレッジ、充実したサポートや教育コンテンツ、ボーナス・キャンペーンが魅力です。
信頼性が高く、多くのトレーダーから支持を得ているため、初めての自動売買(EA)でも取引しやすいでしょう。
キャッシュバック経由で海外FXを始める方法
XM Tradingもキャッシュバック経由で口座開設が行えます。どのような方法でキャッシュバックがもらえるのか、キャッシュバックで稼ぐ方法はこちらのサイトを参考にしてください。
まとめ:MT4・MT5で勝てる無料EAを探してみよう!

本記事では、海外FXの自動売買(EA)の特徴や仕組み、優秀な自動売買(EA)を選ぶためのポイント・始め方を解説しました。
EAはMT4・MT5から自由にインストールして使える自動売買です。豊富な種類のストラテジーから条件に合ったものが選べます。
重要な点は、すべてのEAで必ず勝てるわけではないということ。余剰資金・少額トレードを心がけて、資金管理を慎重に行うことが大切です。
海外FX口座の開設は、当サイト「マネーチャージャー(マネチャ)」から行うことで、お得なキャッシュバックが活用できます。ぜひ、この機会にキャッシュバックをもらいながら、海外FXの自動売買にチャレンジしてみてください。
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