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海外FX業者のおすすめ通貨ペア数ランキングTOP5!マイナー通貨で取引する際の注意点も併せて紹介

海外FX業者によって、取り扱っている通貨ペアは異なります。そもそも、通貨ペアとは「米ドル/円」など取引する2ヵ国間の通貨の組み合わせのことをいいます。

本記事では、通貨ペア数をもとにした「海外FX業者のおすすめランキングTOP5」と「マイナー通貨で取引する際の注意点」を解説します。

多くの通貨を取り扱う海外FX業者では、マイナー通貨の注意点を理解することで損失リスクを抑えられるため、ぜひ最後までご覧ください。

海外FX5業者の通貨ペア数を比較!知っておきたい基本情報も併せて紹介

チャート

海外FXで取引できる通貨は、海外FX業者によって異なります。そこで、海外FX業者の取り扱い通貨ペアの比較情報と、併せて知っておきたいFXの基本情報を紹介します。

そもそも通貨ペアとは「取引を行う2ヵ国の通貨の組み合わせ」のこと

通貨ペアとは、取引する2ヵ国間の通貨の組み合わせを意味します。2ヵ国の通貨をペアとして考え、その取引において買う通貨と売る通貨は以下のように表現されます。

「米ドル/円を買う」……米ドルを買って、円を売る「米ドル/円を売る」……米ドルを売って、円を買う

取引画面では、取引する通貨を「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」と区切って表示しています。

スラッシュで区切られた左側を「基軸通貨」、右側を「決済通貨」といい、「米ドル/円」では基軸通貨が米ドル、決済通貨は円です。

メジャー通貨とマイナー通貨の違いは…

メジャー通貨とマイナー通貨の違いは、「取引量」と「流動性」です。それぞれの違いを特徴と併せて紹介します。

メジャー通貨マイナー通貨
取引量多い少ない
流動性高い低い
スワップポイント低い高い
スプレッド狭い広い
変動率低い高い

メジャー通貨は取引量が多くスプレッドが低い傾向にあるため、コストを抑えた取引が可能です。

ただし、取引量の多さから値動きが安定しているため、大きな利益を得るには取引量を増やしましょう。

一方マイナー通貨は流動性の低さからスプレッドが広がりやすいため、スキャルピングなど短期トレードには不向きです。

しかしメジャー通貨と比較すると流動性が低いため、レートの変動率が大きくなりやすく、短期間でも大きな利益を狙えるのが特徴です。

主なメジャー通貨とマイナー通貨は以下のとおりです。

メジャー通貨マイナー通貨
米ドルトルコリラ
ユーロ南アフリカランド
メキシコペソ
英ポンドブラジルレアル
豪ドル中国人民元

メジャー通貨には世界3大通貨といわれる「米ドル・ユーロ・円」など、比較的レートを読みやすい通貨が含まれています。

マイナー通貨は新興国の通貨が多く、相場の不安定さや流動性の少なさから「取引したいときにできない」といった懸念があります。

ストレート通貨とクロス通貨って?
ストレート通貨とは「米ドルと取引する通貨」を指すため、米ドル/円であれば円のことをいいます。ドルストレートと呼ばれることもあります。

対して、クロス通貨とは「米ドルを含まない2ヵ国の通貨ペア」のことで、米ドルを介して取引するのが特徴です。

たとえばユーロ/円の場合、「円を売って、ユーロを買う」のではなく、米ドルを介すため「円を売って米ドルを買い、米ドルでユーロを買う」といった取引の流れになります。

それでは、海外FX5業者の通貨ペア数を比較してご紹介します。業者を選ぶ際、ぜひご参考にしてみてくださいね。

①iFOREX

iFOREX
取り扱い通貨数最大レバレッジスプレッド
80種類以上400倍平均1pips

※スプレッド……エリート口座(ドル円)

iFOREXは、業界最大級といわれる80種類以上の通貨を取り扱っています。

ほかの業者では取り扱いがない通貨を多く揃えており、最大400倍のレバレッジを活用すれば資金が少なくても大きな利益が狙えます。

金や原油、株式、ETF、仮想通貨などもひとつの口座で取引できるため、FX以外にも投資したい方はiFOREXがおすすめです。

また、サポートが日本語に対応しているため安心して利用できます。

②Axiory

Axiory
取り扱い通貨数最大レバレッジスプレッド
60種類以上400倍平均1.4pips

※スプレッド……スタンダード口座(ドル円)

Axioryは、60種類以上の通貨を取引できる海外FX業者です。99.9%の約定率を誇り、最大レバレッジ400倍、手数料無料の口座を利用できるのが主な特徴です。

ゼロカットシステムも導入されているため、証拠金以上の損失が発生しても入金額以上の追証はありません。

ゼロカットシステムとレバレッジと組み合わせれば、借金リスクを抑えながら小額の資金で大きな利益を狙えます。

③LAND-FX

LAND-FX
取り扱い通貨数最大レバレッジスプレッド
67種類以上無制限最小0pips

最大レバレッジ……証拠金額など一定の条件あり

LAND-FXは67種類以上の通貨を提供しており、無制限のレバレッジと最小スプレッド0pipsが特徴です。

なお、レバレッジは、証拠金額や重要な経済指標の発表などにより変動します。

特に経済指標の発表の際はレートの変動が大きくなり、証拠金が不足する可能性があります。

そのため、急激な市場の変動によるリスクを抑えるために、上限は最大200倍に変動します。お客様サポートは日本語にも対応しており、不明な点をすぐに問い合わせられます。

④XM Trading

XM Trading
取り扱い通貨数最大レバレッジスプレッド
55種類以上1,000倍平均1.6pips

※スプレッド……スタンダード口座(ドル円)

XM Tradingは55種類以上の通貨を提供しており、日本人の多くが利用している業者です。

平均約定率99.8%とリクオートや約定拒否がおこなわれる可能性が低く、希望の取引タイミングで決済できるのが特徴です。

取引の透明性が高く、日本人オペレーターが24時間365日サポート対応しているため、日本人に人気を集めています。

XM Tradingにはゼロカットも導入されているため、証拠金以上の損失は発生しないのも人気の理由です。

⑤TitanFX

TitanFX
取り扱い通貨数最大レバレッジスプレッド
60種類以上500倍平均1.33pips

※スプレッド……Zeroスタンダード口座(ドル円)

TitanFXでは、60種類以上の通貨を取引できます。また、提供しているECN口座は、約定率は99.99%、成行注文を受けると1秒以内に約定できるのが特徴です。

スキャルピングや両建て、自動売買が認められているため、レバレッジやゼロカットを組み合わせることで目的に合った取引が可能です。

さらに、FX以外に金や原油、株価指数など幅広い金融商品も取引できます。

初心者必見!海外FXで取引する際の通貨ペア選びのコツ

海外FXで取引する際、以下の5つのコツを参考に通貨ペアを選びましょう。

・取引する通貨ペアを絞る
・取引量が多い通貨にする
・スプレッドが狭い通貨を選ぶ
・おすすめは「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「ユーロ/円」
・トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨には注意しよう

順に紹介します。

取引する通貨ペアを絞る

初心者の間は、取引する通貨ペアを少数に絞りましょう取引する通貨を絞ることで、通貨の情報収集やチャートの確認などが行いやすいため、その通貨の知識を深められます。

たくさんの通貨ペアに手を出すと中途半端な結果に終わる可能性があるため、結果が出るまでは少数の通貨ペアで取引しましょう。

取引量が多い通貨にする

取引する通貨は取引量が多く、メジャーな通貨を選びましょう。取引量が多い通貨は市場が安定しており、多くの人が取引しているため、相場の流れが読みやすいとされています。

また、急激に相場が変動するリスクが少ないことから、取引に慣れるまでは取引量の多い通貨で取引するのがおすすめです。

スプレッドが狭い通貨を選ぶ

取引コストを抑えるために、まずはスプレッドが狭い通貨で取引しましょう。スプレッドは取引コストになるため、スプレッドが広い通貨では利益が出にくいとされています。

初心者のうちは米ドルやユーロなどスプレッドが狭いメジャー通貨を選ぶと、コストが抑えられて利益が出やすくなります。

おすすめは「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「ユーロ/円」

海外FX初心者におすすめの通貨ペアを3つ紹介します。

1.米ドル/円
2.ユーロ/米
3.ドルユーロ/円
  • 米ドル/円は取引量が世界第2位、日本でも多く取引されている通貨ペアです。日本語で情報が得やすく、取引量が多く相場が安定しているため、初心者に適した通貨ペアです。また、流動性の高さからスプレッドが狭いため、コストを抑えた取引が可能です。
  • ユーロ/米ドルは、世界第一の取引量を誇る通貨ペアです。FX取引全体の約22%のシェアを獲得しており、取引量の多さから値動きが安定しやすいため、急な価格変動リスクを抑えた取引が可能です。
  • ユーロ/円は、クロス通貨のなかで人気がある通貨です。取引量が多いため相場が安定しており、スプレッドが狭いのが特徴です。

これら3つの通貨ペアは値動きが安定しやすいため、過去の値動きや出来高などを元に未来の値動きを予測する「テクニカル指標が使いやすい」のも特徴です。

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨には注意しよう

海外FX初心者が高金利通貨の取引をする際は、急激な価格変動に注意しましょう。

トルコリラやメキシコペソなどの高金利通貨は、ポジションを保持するだけで高いスワップポイントが期待できます。

さらに、レートの価格変動の幅が広いことで、大きな利益を得やすいのが特徴です。

しかし高金利通貨は取引量が少なく、流動性が低い傾向があるため、値動きが不安定になりやすいことを理解しなければいけません。

急激な価格変動のリスクを避けるためにも、取引初心者はメジャー通貨の取引をおすすめします。

海外FXの通貨ペアに関するQ&A

海外FXの通貨ペアに関してよくある質問3つに回答いたします。

Q.スワップフリーってなに?
Q.通貨ペアを利用した相場分析方法はある?
Q.南アフリカランド/円で取引するのはあり?

順に回答します。

Q.スワップフリーってなに?

スワップフリーとは、通常金利差に応じて発生するスワップポイントが付かないことを指しています。

スワップポイントが発生しないため、スワップポイントがマイナスになるポジションを長期保有しやすくなるメリットがあります。

【スワップポイントとは】
金利が高い通貨と低い通貨を取引した際、2つの通貨の「金利差」を調整するためのものです。

スワップポイントがプラスであれば利益を受け取り、マイナスなら損失になるため支払いが発生します。

低金利を売って高金利を買えばプラス、高金利を売って低金利を買えばマイナスになります。

しかし、スワップフリーでは、マイナスだけでなくプラスにもなりません。そのため、スワップポイント目当ての取引では利用しないようにしましょう。

Q.通貨ペアを利用した相場分析方法はある?

例として、通貨ペアを利用した相場分析方法を2つ紹介します。

1.通貨の強弱から相場を分析する
2.通貨の相関関係から相場を分析する

通貨の強弱から相場を分析する方法は、取引する通貨が市場で売られているか、買われているかを判断して分析する方法です。

通常、チャートなどの分析では通貨ペア(例:米ドル/円)を利用しますが、米ドルと円がそれぞれどのくらい取引されているかを分析する方法もあります。

たとえば市場全体で米ドルが売られていたら「米ドルが弱い」、円が買われていたら「円が強い」といった表現をします。

つまり、市場全体をみて「米ドルが弱い」「円が強い」状況であれば、「米ドルを売って円を買う」ことで、利益を得られる可能性が上がるということです。

通貨の相関関係から相場を分析する方法は、「A通貨が上がればB通貨も上がる」「C通貨が上がればD通貨は下がる」といった通貨の関係を利用して分析する方法です。

たとえば「豪ドル/円」と「NZドル/円」や、「ドル円/ユーロ」と「ユーロ/米ドル」の組み合わせは相関関係があるとされています。

ただし、100%相関関係にあるのではなく、あくまでも傾向であるため実際には総合的な情報をもとに取引しましょう。

Q.南アフリカランド/円で取引するのはあり?

高金利通貨の南アフリカランドと円を取引するのは、FX初心者の方にはおすすめしません。

やはり、高金利通貨は値動きが不安定になりやすく、急激な価格変動が起きる可能性があるからです。

もし取引する場合は、スワップポイントを稼ぐ、長期保有が良いでしょう。

まとめ

このページでは、通貨ペア数を参考に海外FX業者のおすすめとマイナー通貨の取引時の注意点などを解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしましょう。

・通貨ペアとは取引する2ヵ国間の通貨の組み合わせ
・メジャー通貨とマイナー通貨は「取引量」と「流動性」が違う
・ストレート通貨とは「米ドルと取引する通貨」
・クロス通貨とは「米ドルを含まない2ヵ国の通貨ペア」
・高金利通貨は価格変動が大きいため初心者は注意

本記事で紹介した海外FX業者は、50通貨以上を取り扱っており、ゼロカットシステムやレバレッジを活用すれば目的に合った取引が可能です。

通貨はそれぞれ取引量や流動性が異なっており、取引量が少なく流動性の低いマイナー通貨は、価格変動の大きさやスプレッドの広さから初心者にはおすすめしません。

安定して利益が出るまでは、安定した相場でスプレッドが狭い、「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」などのメジャー通貨を取引しましょう。