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海外FXスキャルピングのおすすめ口座比較!勝てない原因や禁止事項まで徹底解説!

海外FXのスキャルピングは、少額資金から効率的に利益を積み上げたいトレーダーに最適なスタイルです。
この記事では、なぜ海外FXがスキャルピングに向いているのかを徹底解説し、実際に使えるおすすめ手法やスキャルピングに強い業者も紹介します。
スプレッドの狭さ、約定力の高さ、ハイレバレッジ環境を最大限に活かして、短期間で着実に利益を狙いたい方はぜひ参考にしてください。
MoneyChager編集部は、2万人以上のユーザー調査結果を参考にし、本当におすすめのスキャルピング向けの海外FX口座をご紹介できますので、ご期待ください。
金融庁や金融先物取引法などを参考に安全性も考慮しております。

目次
- 海外FXのスキャルピング向け業者の比較表
- スキャルピングとは?
- 海外FXがスキャルピングに最適な理由
- 海外FXでスキャルピング用の業者の選考基準
- 海外FX スキャルピングに強い!おすすめ口座ランキング
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第1位 Exness ゼロ口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第2位 Axi エリート口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第3位 Axiory ナノ・テラ口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第4位 ThreeTrader Rawゼロ口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第5位 TianFX ブレード口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第6位 XS.com エリート口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第7位 MYFXMarkets プロ口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第8位 Milton Markets エリート口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第9位 HFM ゼロ口座
- スキャルピングでおすすめの海外FX 第10位 Vantage Trading ECN口座
- 海外FXで使えるスキャルピング手法3選
- 海外FXのスキャルピングで勝てない原因と改善策
- 海外FXのスキャルピングに関する禁止事項
- 海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
- 海外FXでスキャルピング まとめ
海外FXのスキャルピング向け業者の比較表
海外FXでスキャルピングに向いている業者だけを知りたいという方向けに比較表をまとめました。
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業者名 | 最大レバレッジ | 実質スプレッド | ストップレベル | 発注方式 | スキャルピング制限 |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
無制限 | 最小0.35pips | ストップレベル | 成行約定 | 制限なし |
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1,000倍 | 最小0.175pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
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1,000倍 | 最小0.3pips | 0 | NDD ECN方式 | 制限なし |
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1,000倍 | 最小0.2pips | 0 | NDD ECN方式 | 明確な制限はなし |
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500倍 | 最小0.35pips | 0 | NDD ECN方式 | 制限なし |
![]() |
2,000倍 | 最小0.4pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
![]() |
500倍 | 最小0.3325pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
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500倍 | 最小0.4pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
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2,000倍 | 最小0.3pips | 0 | NDD ECN方式 | 明確な制限はなし |
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1,000倍 | 最小0.3pips | 0 | NDD ECN方式 | 制限なし 過剰に頻繁な取引はNG |
海外FX業者でスキャルピングをする際は、スプレッドの狭さ・最大レバレッジの高さといったスキャルピングを有利に行える取引条件を基準に口座を選ぶことが大切です。
上記の比較表に掲載している各社の詳細は「海外FX スキャルピングに強い!おすすめ口座ランキング」で詳しくまとめています。
スキャルピングとは?
スキャルピングとは、数秒から数分といった短期間で行う取引方法です。
この短時間で1回の取引が完結する特徴から、1日に複数回の取引を繰り返して、スキャルピングでは小さな利益を積み上げていきます。
小幅な値動きを捉えるため、スプレッドの狭さ・約定力の高さを備えた海外FX業者選びが重要です。

海外FXは、国内FXと比べて約定力が高い傾向があります。約定力とは、トレーダーからの注文を正確かつスピーディーに成立させる力のことで、特にスキャルピングのような短期売買では非常に重要です。
海外FXがスキャルピングに最適な理由
実は、スキャルピングに最適なトレード環境を海外FXの多くは提供しています。
ここでは海外FXがスキャルピングに最適な理由である上記の3つのポイントを解説します。
海外FXでスキャルピングをする優位性を知っておけば、短期間で利益を積み上げやすい環境で取引を行うことが可能です。
国内FXと比べて約定力が高い
多くの海外FX業者は、約定力に優れたNDD方式(ノン・ディーリング・デスク方式)を採用しています。
NDD方式では、注文がディーラーを介さずにシステムによって直接処理されるため、滑り(スリッページ)や約定拒否が起こりにくいことが特徴です。
スキャルピングでは、一瞬の判断が勝敗を分けるため、約定力の高さが欠かせません。海外FX業者は全体の傾向として、約定力が高く、スキャルピングも公認の業者がほとんどです。
海外FXでもスプレッドの狭い業者は多い
海外FXのスキャルピングは、スプレッドが広いので勝ちづらいといった口コミを見られた方もいるかもしれません。
実際に海外FX各社の平均スプレッドを測定したものを表にまとめました。
業者名 口座タイプ | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | AUDUSD | XAUUSD |
---|---|---|---|---|---|
Exness ゼロ口座 | 0.45pips (0.1+0.35) | 0.45pips (0.1+0.35) | 0.65pips (0.2+0.45) | 0.6pips (0.1+0.5) | 0.8pips (0+0.8) |
Axi エリート口座 | 0.675pips (0.5+0.175) | 0.575pips (0.4+0.175) | 0.875pips (0.7+0.175) | 0.475pips (0.3+0.175) | 1.35pips (1.0+0.125) |
ThreeTrader Raw ゼロ口座 | 0.7pips (0.5+0.2) | 0.6pips (0.4+0.2) | 1.0pips (0.8+0.2) | 0.5pips (0.3+0.2) | 1.0pips (1.0+0) |
HFM ゼロスプレッド口座 | 1.1pips (0.8+0.3) | 0.7pips (0.4+0.3) | 0.9pips (0.6+0.3) | 0.6pips (0.3+0.3) | 2.4pips (1.7+0.7) |
XS.com エリート口座 | 1.3pips (1.0+0.3) | 0.6pips (0.3+0.3) | 0.8pips (0.5+0.3) | 0.6pips (0.3+0.3) | 0.9pips (0.6+0.3) |
海外FXでも業者や口座タイプの選び方次第で、大きくスプレッド差が生じます。
低スプレッドに特化した海外FX口座を選ばなければ、スキャルピングは不利になりやすいです。
海外FXでも、低スプレッドに特化した口座を選ぶことで、主要通貨ペアを0.5pips未満で取引することが十分に可能です。
スキャルピングに欠かせない低スプレッドに特化した海外FX業者をお探しの方は「海外FXスプレッド・手数料の比較一覧」を参考にしてみてください。
スキャルピングとハイレバレッジの相性が良い
スキャルピングとハイレバレッジの相性は非常に良いです。
ハイレバレッジで取引を行う場合、リスクを抑えるには損切り幅を小さくする必要があります。
スキャルピングは、狙う値幅が小さいため、必然的に損切りの値幅も狭くなりやすいです。
そのため、海外FXのように最大1,000倍以上の高いレバレッジとも相性が良く、少額資金から稼いでいきたいトレーダーに最適です。
ハイレバ取引のコツや注意事項も事前に確認しておきましょう。
海外FXでスキャルピング用の業者の選考基準
海外FXでスキャルピング用に使いやすい・有利な業者を選ぶ際には下記のポイントをチェックしておくのがおすすめです。
これらの選考基準を満たしている海外FX業者を選べば、スキャルピングで優位性のある条件でトレードに集中できます。
スキャルピングの制限の有無
最初に、その海外FX業者は「スキャルピングが許可されているか」を確認することが重要です。
スキャルピングが禁止されている海外FX業者でスキャルピングを行うと、利益の取り消し(出金拒否)や口座凍結といったペナルティの対象となります。

スキャルピング自体は認めていても「〇秒以内の決済禁止」といった間接的な制限を設けている海外FX業者もあります。
トラブルを避けるためにも、ポジションの保有期間やロット数に制限がないか利用規約を確認し、気になる部分はサポートへ問い合わせることが大切です。
最大レバレッジが十分に高い
最大レバレッジの高さは、海外FXでスキャルピングを行う際の最大の武器です。
最大レバレッジが高いと少ない資金でも大きなポジションを持てるため、短期間でも資金を増やせる可能性が高くなります。
例えば、海外FX業者では最低でも500倍以上の最大レバレッジが提供されており、1万円の資金でも500万円近くの取引まで行うことが可能です。
レバレッジが高い業者をレバレッジ比較おすすめ海外FX業者ランキングから探しておきましょう。
ゼロカット採用で追証の心配がないか
海外FXでスキャルピングをする際に重要なのは追証が発生しないゼロカットを採用しているかどうかです。
ゼロカットを採用しない業者を選んでしまうと、ハイレバレッジでスキャルピングをした際に口座残高以上の損失をかかえることになります。
一方、ゼロカットを採用していれば、口座残高以上の損失はFX業者が補填するため、入金した金額以上の損失を抱える心配がありません。

海外FXを使って少額資金から大きく利益を上げるトレーダーがSNSで多く見受けられる背景には、ゼロカットによって口座残高以上に損失が発生しないことが理由として挙げられます。
あらかじめ少額の資金の全額をリスクとして許容し、持てる最大ロットで取引することで大きく利益を狙えるという仕組みです。
強制ロスカット水準が50%以下
強制ロスカット水準が低いと、含み損に耐えられる金額の上限が大きくなります。
この含み損の許容額が大きくなると、少額資金で取引したい場合には戦略の幅を広げられることがメリットです。
逆に、強制ロスカット水準が高い環境だと、スキャルピングで少しの値動きで強制ロスカットが発動して、戦略の幅が限定的になります。
一般的には強制ロスカット水準が50%以下の海外FX業者を選ぶのが理想的です。
少額資金でスキャルピングをする際に欠かせない強制ロスカットによる基礎知識は「海外FXのロスカットとは?意味や計算方法を解説」を参考にしてみてください。
実質スプレッドが狭い
スキャルピングの収益性を大きく左右するのがスプレッドの狭さです。
単にスプレッドが狭いだけでなく、取引手数料を含めた「実質スプレッド」が重要になります。
例えば、取引手数料をスプレッド換算すると、1ロットあたり片道1ドルが0.1pipsに相当します。
手数料とスプレッドの合計が低ければ低いほど、コストが少なく済み、利益を伸ばしやすいです。

スプレッドはポジションを持った時点で含み損となります。
この含み損を埋めてから、初めて含み益へと傾くため、要するにスプレッドが狭いほど含み益になりやすいです。
スキャルピングでは狙う利益幅自体も狭いため、スプレッドの狭い口座の方が圧倒的に有利になります。
スキャルピングで有利な価格で取引できる低スプレッドの海外FX業者は「海外FX業者各社のスプレッド比較」で実測データを元にスプレッドを比較を行っています。
ECN方式の口座を提供している
スキャルピングで取引するロット数が多いといった上級者トレーダーの方はECN方式を採用している海外FX業者を選ぶと良いでしょう。
ECN方式とは、Electronic Communications Networkの略でFX業者の間では、私設の電子取引システムを指します。
この私設の電子取引システムを介して、トレーダーは直接FX業者が提携する金融機関のレートで取引をすることができます。

深い流動性が確保されているECN方式の口座では、大口取引でも快適にスキャルピングを行ないやすいため、上級者トレーダーにはECN口座が欠かせません。
MT5もしくはcTraderを採用している
裁量でスキャルピングを行う場合、MT5もしくはcTraderを取引プラットフォームとして採用している海外FX業者が望ましいです。
まず、MT5は人気の取引プラットフォームMT4の後継として開発されており、動作の軽快さやスキャルピングに役立つ追加機能が実装されています。

例えば、MT5には「ミニチャート」が実装されており、1分足を見ながら、同じチャート上に15分足を表示するといった使い方が可能です。
また、cTraderはECN方式に特化して開発されているため、約定スピードが速いといったメリットがあります。
裁量でスキャルピングをする際に快適なMT5対応の海外FX業者は「MT5対応のおすすめ海外FX業者一覧」にまとめました。
ストップレベルが狭い
ストップレベルとは、FX業者が設けている注文価格と市場価格で最低限は離れている必要がある価格差のことです。
このストップレベルが広いと、スキャルピングで細かく利益を積み上げようにも、注文ができない・決済できないといった問題が起きます。

ストップレベルゼロの業者なら、柔軟にエントリー・決済が可能になり、細かい利益を積み重ねるスキャルピングの戦略で立ち回りやすくなります。
スリッページ耐性が高い
スキャルピングでは、スリッページと並んで「約定拒否(リクオート)」の少なさが非常に重要です。
約定拒否とは、指定した価格で注文が約定できなかったり、注文ロットが一部または全て執行されない現象を指します。

特に流動性が低いタイミングでは、希望した価格でエントリーや決済ができず、取引チャンスを逃してしまうリスクがあります。
スキャルピングは一瞬の判断とスピードが重要なので、スリッページが多いと戦略そのものが成り立たなくなります。
約定拒否(リクオート)が起きづらい
執行率100%をうたっている海外FX業者や、約定力の高さを明確に提示している海外FX業者を選ぶことが大切です。
高い約定力を持つ業者を使えば、狙ったポイントで正確に取引でき、スキャルピングでの安定した利益確保が期待できます。
海外FXで約定力が高く、スキャルピングで大口取引も快適な業者は「約定力が高い海外FX業者比較一覧」にてまとめました。
海外FX スキャルピングに強い!おすすめ口座ランキング
現役トレーダーで構成されるMoneyChager編集部がスキャルピングに強いおすすめ海外FX口座を下記のランキングにまとめました。
◀スクロールができます▶
業者名 | 最大レバレッジ | 実質スプレッド | ストップレベル | 発注方式 | スキャルピング制限 |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
無制限 | 最小0.35pips | ストップレベル | 成行約定 | 制限なし |
![]() |
1,000倍 | 最小0.175pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
![]() |
1,000倍 | 最小0.3pips | 0 | NDD ECN方式 | 制限なし |
![]() |
1,000倍 | 最小0.2pips | 0 | NDD ECN方式 | 明確な制限はなし |
![]() |
500倍 | 最小0.35pips | 0 | NDD ECN方式 | 制限なし |
![]() |
2,000倍 | 最小0.4pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
![]() |
500倍 | 最小0.3325pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
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500倍 | 最小0.4pips | 0 | NDD方式 | 制限なし |
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2,000倍 | 最小0.3pips | 0 | NDD ECN方式 | 明確な制限はなし |
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1,000倍 | 最小0.3pips | 0 | NDD ECN方式 | 制限なし 過剰に頻繁な取引はNG |
海外FX各社が提供しているスキャルピングに最適な口座の取引条件、相場で利益を積み上げる際の優位性を詳しく解説していきます。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第1位 Exness ゼロ口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3.5ドル相当(0.35pips) |
最大レバレッジ | 無制限 |
強制ロスカット水準 | 0% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 1,000ドル相当 |
Exnessのスキャルピングに関するルール
Exnessへスキャルピングの制限がないか、実際にマネチャ編集部員が問い合わせを行いました。

Exnessへ「スキャルピングに制限は設けていますか?」と質問したところ、公式の回答は通常のスキャルピングであれば、特に禁止している項目はないとのことです。
スキャルピング自体が認められており、いわゆる裁定取引など利用規約上で禁止されている取引を行わなければ問題となりません。
メリット
- ゼロ口座は原則0pips固定の低スプレッド
- 無制限レバレッジで少額スキャルピングに最適
- 強制ロスカット水準0%で資金効率が最大化
- 高額出金の報告も多数で安心して稼げる
デメリット
- ゼロ口座は初回1,000ドルの入金が必要
- 経済指標の発表前後・週末などのレバレッジ制限がある
- 取引手数料は最小3.5ドルからで高めの設定
- ボーナスキャンペーンの実施なし
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第1位は「Exnessのゼロ口座」です。
Exnessのゼロ口座は、少額資金からスキャルピングで成り上がりたい方に最適なトレード環境を提供しています。
無制限レバレッジと原則0pips固定のスプレッドを組み合わせて、少額資金からスキャルピングを始められることがExnessのゼロ口座の魅力です。

Exnessの無制限レバレッジでは、メジャー通貨ペアが1ロットあたり1円未満の必要証拠金から取引できます。
相場と手法がかみ合えば、少額の元手から短期間で数倍へと増やしていくことも十分に現実的です。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第2位 Axi エリート口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 1.75ドル相当(0.175pips) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 累計25,000ドル相当 |
Axiのスキャルピングに関するルール
Axiでは、スキャルピングに制限がないかマネチャ編集部員がAxiへ実際に問い合わせました。

Axi公式の回答としては「スキャルピングに制限はないが、サーバーに負担が掛かるような取引は制限が掛かる場合もある」とのことです。
スキャルピングに制限がなく、いわゆるHFT(高頻度売買)のようなサーバーへ過剰な負荷がかかる取引がなければAxiでスキャルピングは問題とはならないでしょう。
メリット
- 格安の1.75ドルの取引手数料で低スプレッドのエリート口座
- メジャー通貨ペア&ゴールドが最大1,000倍レバレッジ
- 約定率99.99%でスキャルピングが超快適
デメリット
- エリート口座はAxiで累計25,000ドルの入金が必要
- エリート口座はボーナスの対象外
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第2位は「Axiのエリート口座」です。
エリート口座は、スキャルピングで求められる取引コストの安さとレバレッジの高さ、そして約定力の高さの3つのバランスの良さが特徴になります。
Axiでは、流動性の高いメジャー通貨ペアと貴金属CFDのゴールドを最大1,000倍レバレッジ、さらにエリート口座なら最小0.175pipsの実質スプレッドでスキャルピングが可能です。

総合力に優れたトレード環境でスキャルピングをしたい方にAxiはおすすめします。
スプレッドの狭い口座では最大レバレッジが低い、スプレッドが狭いと手数料が高いといった海外FX業者は多いですが、Axiのエリート口座は取引条件に弱点がありません。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第3位 Axiory ナノ・テラ口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3ドル相当(0.3pips) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | なし |
Axioryのスキャルピングに関するルール
マネチャ編集部員がAxioryへのスキャルピングに制限はないか実際に確認したところ下記の回答がえられました。

Axioryではスキャルピングに制限は設けていないとのことです。
生粋のスキャルピングトレーダーの方も安心してAxioryでスキャルピングを行えます。
メリット
- ナノ口座・テラ口座は最小0pipsの低スプレッド
- 約定実績を公開している透明性の高い約定力
- 最大1,000ロットの同時発注に対応している
- 海外FXを愛用するスキャルピングトレーダーの定番
デメリット
- 取引手数料が3.5ドルで標準的
- 口座残高50万円から最大レバレッジが制限
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第3位は「Axioryのナノ口座(テラ口座)」です。
Axioryはスキャルピングトレーダーにとって定番の海外FX業者として知られています。
自社の約定率に関するデータを公開しているほど、遅延のない優れた約定力が特徴です。

またスキャルピングトレーダーから人気の取引プラットフォームcTraderにも対応しています 。
cTraderはNDD ECN方式に最適化された取引プラットフォームで、上級者トレーダーから高く評価されています。

cTraderは高い約定力と透明性が特徴の取引プラットフォームです。
特にスキャルピングに最適で、超高速の注文処理と板情報表示により、細かい値動きを狙った高速取引がしやすい点まで対応できます。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第4位 ThreeTrader Rawゼロ口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 2ドル相当(0.2pips) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 1,000ドル相当 |
ThreeTraderのスキャルピングに関するルール
ThreeTraderへマネチャ編集部員が実際に「スキャルピングに制限を設けているのか」を確認しました。

ThreeTrader公式からの回答は「スキャルピングに明確な取引制限は設けていない」とのことです。
ただし、経済指標の発表タイミングで余剰証拠金が少ない状態で、大量の取引を行う行為は調査対象となる可能性があると回答がありました。
そのため、経済指標の発表タイミングで、リスクの高いハイレバレッジ取引で大量に取引するスキャルピングは避けましょう。
メリット
- Raw ゼロ口座は片道2ドルの格安手数料で最小0pips
- スキャルピングに制限足
- 最大1,000倍のレバレッジで主要銘柄が取引可能
デメリット
- 初回最低入金額が1,000ドル相当
- ボーナスの実施がなくポイント制度のみ提供
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第4位は「ThreeTraderのRawゼロ口座」です。
ThreeTradeは2019年に設立されたばかりの新興ブローカーですが、その取引コストの圧倒的な安さから多くのスキャルピングトレーダーから人気を集めています。
特にThreeTraderで最上級クラスの口座タイプ「Rawゼロ口座」 は、わずか2ドルの取引手数料で最小0pipsの超低スプレッドを実現しています。

筆者は7年前から海外FX業者を利用しています。ThreeTraderが登場した時は「海外FX=スプレッドが広い」というイメージがまだまだ残っており、規格外に低スプレッドのThreeTraderが大きな話題になったことを覚えています。
とにかくスプレッドの狭さを重視するスキャルピングトレーダーには、ThreeTraderのRawゼロ口座がおすすめです。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第5位 TianFX ブレード口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3.5ドル相当(0.35pips) |
最大レバレッジ | 500倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 5,000円 |
TitanFXのスキャルピングに関するルール
マネチャ編集部員がTitanFXの日本語サポートへスキャルピングの制限について問い合わせたところ、下記の回答を頂きました。

TitanFXではスキャルピングに制限はないとのことです。
また、一般的にどのFX業者でも禁止されている「裁定取引・接続遅延やレートエラー、業者間のレート表示差」を利用した取引は禁止していることも案内がありました。
メリット
- CFD銘柄も含めて金融機関直結のNDD ECN方式で取引可能
- 最大500倍レバレッジは口座残高・経済指標による制限がない
- 独自技術による低遅延で安定した通信環境
デメリット
- 主力口座の最大レバレッジは500倍と低め
- 取引手数料は3.5ドルとやや高い
- ボーナスキャンペーンの実施が少ない
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第5位は「TitanFXのブレード口座」です。
TitanFXは、安定感のあるトレード環境でスキャルピングをしたい方におすすめします。
まず、海外FXのスキャルピングでは、取引サーバーと遅延のない通信環境が重要です。TitanFXでは、独自のゼロポイント・テクノロジーによって日本からも遅延のない接続環境を備えています。
また、最上位クラスのブレード口座では、通貨ペアだけでなく各種CFD銘柄もECN方式で、上乗せなしのスプレッドにてスキャルピングが可能です。

低スプレッドに特化している口座タイプでは、他社だとCFD銘柄は他の口座タイプと共通のスプレッドといった場合は多いです。
TitanFXのブレード口座は、全取扱銘柄がNDD ECN方式による約定となるため、低スプレッドかつ安定した約定力でスキャルピングができます。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第6位 XS.com エリート口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0.1pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3ドル相当(0.3pips) |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 500ドル相当 |
XS.comのスキャルピングに関するルール
XS.comへスキャルピングに制限はないかマネチャ編集部員が実際に問い合わせたところ、下記の返答が得られました。

XS.com公式へ確認したところ「スキャルピングに制限はない」とのことです。
ただし、アービトラージ(裁定取引)は禁止されているため、遅延やレートエラーを狙ったスキャルピングは行わないようにしましょう。
メリット
- エリート口座は最小0.1pipsでスキャルピングが可能
- メジャー通貨ペアとゴールドは最大2000倍レバレッジ
- 約定力が安定している
デメリット
- 経済指標の発表や週末・週明けにレバレッジ制限がある
- ゴールド以外のCFDは最大100倍レバレッジ以下
- ボーナスキャンペーンの実施がほとんどない
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第6位は「XS.comのエリート口座」です。
XS.comは、メジャー通貨ペアとゴールドスキャルピングに最適な取引条件を提供している海外FX業者になります。
まず流動性の深いメジャー通貨ペアとゴールドは、最大2000倍レバレッジで取引をすることが可能です。
さらにエリート口座では最小0.1pipsの低スプレッドと安定した約定力でスキャルピングに適しています。

XS.comは、FX業者や証券会社向けに金融インフラを提供している企業が運営している海外FX業者です。
そのため、遅延がなく安定した約定力の評価が非常に高いです。
個人向けの海外FX業者としては実績が浅いものの、そのレベルの高いトレード環境から今最も勢いのある新興ブローカーの一つになっています。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第7位 MYFXMarkets プロ口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3.325ドル相当(0.3325pips) |
最大レバレッジ | 500倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 20,000円 |
MYFXMarketsのスキャルピングに関するルール
MYFXMarketsへスキャルピングの制限の有無について確認したところ下記の回答が得られました。

MYFXMarketsでは、スキャルピングが制限なく可能という回答がありました。
なお、スキャルピングであるかを問わず、故意・過失によるレートエラーや複数名と共謀した取引、裁定取引、そしてボーナスを悪用した取引については禁止しているとの案内もありました。
相場の変動を狙ったスキャルピングは制限がなく、その他の禁止事項に該当する取引なら規約違反となります。
メリット
- プロ口座は最小0pipsの低スプレッドで取引が可能
- 1ロット=1,000通貨単位で取引できる
- 東京にもデータセンターを設置している
デメリット
- 取引手数料が3.325ドルで若干高い
- 最大500倍レバレッジで海外FX業者としては低い
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第7位は「MYFXMarketsのプロ口座」です。
MYFXMarketsは、そこまで高いレバレッジ倍率を求めないスキャルピングトレーダーに向いています。
プロ口座の最大500倍レバレッジは、海外FX業者としては低倍率にはなるものの、口座残高によるレバレッジ制限がありません。
また、1ロットあたりが1万通貨で国内FXと同じ取引サイズが軸となるため、国内FXから海外FXへ移行するスキャルピングトレーダーにも使いやすいです。

MYFXMarketsは東京にもデータセンターが配備されている海外FX業者です。
そのため、他社よりも低レイテンシでスキャルピングができるといったメリットもあります。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第8位 Milton Markets エリート口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0.2pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 0.2pips |
最大レバレッジ | 500倍 |
強制ロスカット水準 | 50% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 100,000円 |
Milton Marketsのスキャルピングに関するルール
MiltonMarketsへスキャルピングに関する制限ルールがないかマネチャ編集部員が実際に問い合わせました。

Milton Marketsは「スキャルピングに関しては、利用規約に沿っていれば制限なく取引できる」というのが公式からの回答です。
他社と同様に複数口座間の両建てや裁定取引がMiltonMarketsでは禁止されていますが、数分単位で決済を行うスキャルピングでペナルティが発生する心配はありません。
メリット
- エリート口座は最小0.2pipsからの低スプレッド
- スリッページ保証で約定価格のズレが補填できる
デメリット
- 実質スプレッドは他社の低スプレッド口座より若干広い
- エリート口座は最大500倍レバレッジ
- エリート口座は初回最低入金額が10万円
- 強制ロスカット水準が50%と高い設定
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第8位は「Milton Marketsのエリート口座」です。
Milton Marketsは、スリッページ保証制度というユニークな仕組みを採用している海外FX業者です。
Milton Marketsのスリーページ保証制度は、経済指標の発表や市場のオープン・クローズの時間帯を除く取引において、スリッページの損失分を補填するといったものになります。
スリッページによる誤差はスキャルピングにおいて、致命的な問題となるのでMilton Marketsだと安心して取引できます。

Milton Marketsのスリーページ保障制度は、経済指標の発表による影響が少ない東京市場と欧州市場の時間帯でスキャルピングをするトレーダーにとっては大きな強みとなります。
例えば、レンジになりやすい東京市場で細かい値幅を狙った取引をしつつ、スリッページが発生しても、その損失分はMilton Marketsから補填を受けられます。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第9位 HFM ゼロ口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3ドル相当(0.3pips) |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
強制ロスカット水準 | 20% |
ストップレベル | 主要銘柄のみ0 |
最低入金額 | – |
HFMのスキャルピングに関するルール
HFMではスキャルピングに関する制限を設けているのか、実際にマネチャ編集部員が問い合わせたところ下記の回答が得られました。

顧客の取引をそれぞれ問題がないか判断するため、一概にスキャルピング制限がないとは言えないとのことでした。
また、明確に禁止している取引は利用規約に記載されている「複数口座間の両建て・裁定取引・ピッキング/スナイピング取引」としており、スキャルピング自体を禁止はしていないとのことです。
メリット
- HFMのゼロ口座は最小0.1pipsの低スプレッド
- 最大2,000倍レバレッジで通貨ペア・ゴールドが取引可能
- 主要な取り扱い銘柄はストップレベルゼロ
デメリット
- 平均スプレッドがやや広い
- マイナー銘柄はストップレベルがある
- 経済指標の発表前後にレバレッジ制限あり
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第9位は「HFMのゼロ口座」です。
HFMは、主要な取扱銘柄を対象とした、スキャルピングをするのに最適なゼロ口座を提供しています。
また、スキャルピングをメイン戦略とする自動売買(EA)を運用する際はHFM公式のVPSもおすすめです。
HFM公式のVPSを使うと、取引サーバーとの物理的な距離が短縮されるため、最小限の遅延で高頻度なスキャルピングで有利になります。

HFMは、スキャルピングを自動売買で行う際に役立つVPSを提供しています。HMF公式のVPSのブロンズパッケージは最大400ドル相当の入金と1か月で往復の2ロットをするだけで月額が無料で利用可能です。
スキャルピングでおすすめの海外FX 第10位 Vantage Trading ECN口座

項目 | 内容 |
---|---|
スキャルピング | 可能 |
ドル円のスプレッド | 0pips~ |
取引手数料(1ロット/片道) | 3ドル相当(0.3pips) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
強制ロスカット水準 | 10% |
ストップレベル | なし |
最低入金額 | 50ドル相当 |
Vantage Tradingのスキャルピングに関するルール
Vantage Tradingへスキャルピングに関する制限の有無について実際に問い合わせました。

Vantage Tradingではスキャルピングは禁止していないと回答を頂きました。
ただし、通常ではない頻回な取引などは規約違反に抵触する可能性があるとのことです。
また、最終的に規約違反となるかは担当部署の裁量となるため、いわゆる秒スキャや高頻度売買型のEAは避けましょう。
メリット
- ECN口座は最小0pipsの低スプレッド
- 最大1,000倍レバレッジで主要通貨ペア・ゴールドが取引可能
- 口座残高によるレバレッジ制限が緩い(500倍以下には下がらない)
- 強制ロスカット水準が10%で低い
- ECN口座もボーナスの対象
デメリット
- 平均スプレッドがやや広い
- 取引手数料は標準的な価格設定
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座で第10位は「Vantage TradingのECN口座」です。
Vantage TradingのECN口座は、上級者向けの低スプレッドに特化した口座タイプです。
低スプレッドと最大1,000倍レバレッジの組み合わせで、海外FXらしい資金効率の良いスキャルピング環境を備えています。
さらに、ECN口座の他社にない特徴としては「ボーナス対象の低スプレッド口座」ということです。
Vantage Trading以外の海外FX業者では、低スプレッドの上級者向けの口座タイプはボーナス対象外が一般的です。

Vantage TradingのECN口座は、各種ボーナスが使えることが強みです。
特にVantage Tradingの入金ボーナスは、総額300万円相当まで追加のトレード資金が調達できるため強力です。
海外FXで使えるスキャルピング手法3選
海外FXでは、ハイレバレッジや狭いスプレッドを生かしたスキャルピングが有効です。
ここでは、初心者でも実践できる下記のスキャルピング手法を解説します。
できるだけ簡単な戦略に厳選したので、自らの判断と経験を通して、有効性を上げるためにブラッシュアップして使ってみましょう。
ラウンドナンバーを狙った秒スキャ手法
ラウンドナンバーを狙った秒スキャ手法とは、高勝率で利益を積み上げるスキャルピングに最適な戦略です。
ラウンドナンバーとは、いわゆる「キリ番」と言われる100円、100.10円といった心理的な節目となりやすい価格帯を指します。
このラウンドナンバーでは、ごく短期的な反発が起きやすい性質を狙って、数秒単位のスキャルピングを行います。

- ラウンドナンバーを狙った秒スキャ手法の具体的な取引手順は下記の通りです。
- ラウンドナンバーまで待つ:ラウンドナンバーに市場価格が到達するまで待ちます。
- ラウンドナンバー付近でエントリー:ラウンドナンバーもしくは付近の価格帯で反発する動きが発生したらエントリーします。
- 抜ければ損切り:ラウンドナンバーもしくは反発していた価格帯を抜ければ損切りします。
ラウンドナンバー付近の価格帯で起きる反発を狙って取引をするため、ラウンドナンバーに下から価格がタッチすれば売り、逆に上からは買いといった形でエントリーします。
ラウンドナンバーを狙った秒スキャ手法は、反発がある限り取引を続けられ、再現性の高い取引方法です。一方で、ラウンドナンバーが意識されない相場では、負けやすいデメリットがデメリットになります。
ボリンジャーバンドを使った順張り手法
ボリンジャーバンドを使った順張り手法は、相場のボラティリティを予想するインジケーター「ボリンジャーバンド」のみを使った戦略です。
このスキャルピング手法では、相場の価格変動はボリンジャーバンドの2σの中に収まりやすい性質と、20SMAに価格が支えられる性質を使って取引を行います。

ボリンジャーバンドを使った順張り手法の具体的な取引手順は下記の通りです。
- 上位足のトレンドを確認:取引する時間軸よりも上位足(1分足で取引するなら15分足など)のトレンドを確認します。
- 20SMAを軸にエントリー:上昇トレンドなら20SMAで買い・下降トレンドなら20SMAで売りを検討します。
- ボリンジャーバンドのバンドで決済:ボリンジャーバンドの上下限(2σ)で決済を狙います。
- 20SMAを抜ければ損切り:上昇トレンドの場合は20SMAを下回れば損切り・下降トレンドの場合は20SMAを上回れば損切りします。
このように、ボリンジャーバンドの上下バンドと中心線の20SMAを使ってスキャルピングを行います。
上位足のトレンド方向に順張りのポジションだけで取引することで勝率を高く保つことが重要です。
トレンドが発生した際に、サポートラインとして機能しやすい20SMA(20期間の単純移動平均線)を軸にポジションをエントリーを行い、バンドの上下限で決済を行います。ボリンジャーバンドの2σは、 ボラティリティが約約95.4%の確率でおさまるという理論に基づき、利食い水準の目安とすることが可能です。
自動売買(EA)を使ったグリッド手法
自動売買(EA)を使ったグリッド手法とは、一定の値幅で細かくポジションをエントリーして、利益が出れば即決済するレンジ相場で有効な戦略です。

グリッド手法では、相場がレンジ相場の際に以下の戦略で立ち回ります。
- レンジの下限に近いほど買い(ロング)ポジションを一定の値幅でエントリーする
- レンジの上限に近いほど売り(ショート)ポジションを一定の値幅でエントリーする
- 含み益が発生したら即利食い・レンジを抜けたら即損切り
このように一定の値幅でエントリーし、利益は即時に決済するため機械的な取引を大量に行う必要があります。
そのため、グリッド取引は自動売買(EA)の使用と相性が良いです。
グリッド取引を主体としたEA(自動売買がプログラムされたファイル)は多数公開されているため、自ら作成せずとも、MT4・MT5のストア上や自動売買販売サイトで簡単に見つけられます。
グリッド取引は大量の取引を処理するため、海外FX業者でも禁止されている場合もあります。グリッド取引を用いた自動売買の使用はあらかじめ。海外FX業者のサポートへ使用できるのか確認しておきましょう。
海外FXのスキャルピングで勝てない原因と改善策
スキャルピングは、デイトレードよりも判断の早さが求められるため、なかなか勝てないといった初心者の方も多いです。
ここでは、海外FXのスキャルピングで勝てない以下の原因別に改善策をご紹介します。
トレードで稼ぐための本質的な部分はスキャルピングも変わらないため、基礎を大事に取引を振り返れば勝ち筋が見えてくるはずです。
極端にスプレッドの広い口座を使っている
スプレッドの広さは、スキャルピングの勝ちやすさに直結すると言っても過言ではありません。
なぜなら、スキャルピングは他の取引方法よりも細かい値幅を狙って取引するからです。
例えば、ドル円のスプレッドが2pipsの業者と0.5pipsの業者では、4倍ものコストの差があります。
「海外FX スキャルピングに強い!おすすめ口座ランキング」でご紹介したような、低スプレッドで有利にスキャルピングができる海外FX口座を使うだけで不利な状況を大幅に改善できるはずです。
感覚を頼りにギャンブル取引している
感覚を頼りにギャンブル取引を繰り返していてはスキャルピングで勝つことはできません。
スキャルピングは取引頻度が多いため、1つ1つの取引が雑になりやすい傾向があります。
しかし、本質的にトレードで必要なスキルは、スキャルピングもデイトレードも変わりません。そのため、スキャルピングでも再現性がある取引方法を実践することが大切です。
迷わず、スキャルピングでも戦略的な判断ができるようにデモ口座などで検証を行っておくと、正確な判断が早く行えるようになります。
リスクリワードの悪い取引が多い
リスクリワードの悪い取引が多いと、勝率が高くてもスキャルピングで負け越してしまいます。
リスクリワードとは、想定される損失(リスク)と期待できる利益リワードの比率を指します。
例えば、勝ちトレード1回の利益が10,000円で、負けトレード1回の損失が20,000円の場合、リスクリワードは2:1です。
1回負ければ、勝ち越すには2連勝が必要で、2回の連敗で5連勝しなければ利益は残りません。
上位足の押し目など、期待値の高いところだけで取引することでリスクリワードの改善が見込めます。リスクリワードが良い取引の割合が増えるほど、勝率が低くても利益を積み上げることが可能です。
損切りを徹底していない
スキャルピングにおいても損切りの重要性は変わりません。
特にハイレバレッジでスキャルピングをする際は、損切りが遅れると致命的な損失を出すリスクも高まります。
ポジションを持つ前には、必ず損切りする価格を決めておくことが大切です。
どうしても感情的になって損切りできない方は、レバレッジを抑えて冷静に判断できるロット数で取引を行い、ストップロス注文も積極的に活用しましょう。
複数の通貨ペア・銘柄を同時に取引している
複数のトレード対象を持つことは、利益の機会が増えることがメリットです。
一方で、複数銘柄の同時取引は、そもそも人類はマルチタスクに対応していないため、トレードの精度が落ちやすくなります。
完全に自分の手法が体系化されていない場合は、判断力を削ぐので複数銘柄の同時取引は控えましょう。
ボラティリティの少ない時間帯ばかり取引している
ボラティリティの少ない時間帯では、スプレッド分を考えるとスキャルピングで稼ぐ場合もボラティリティが高い状況で取引する方が望ましいです。
ボラティリティの高い時間帯としては、下記の三大市場で重要な節目となる時間帯を狙って取引してみましょう。
市場 | ボラティリティが高くなりやすい時間帯(日本時間) | 特記事項・注意点 |
---|---|---|
東京市場 | 9:00〜10:00、9:55仲値決め | ドル円中心。仲値決め時は一方向に動きやすい。 |
ロンドン市場 | 16:00〜18:00(オープン直後)、23:00ロンドンフィックス、21:30指標発表時 | 欧州通貨が活発。ロンドンフィックスは月末など特に注意。 |
ニューヨーク市場 | 22:00〜25:00(オープン直後)、21:30・23:00・深夜3:00指標・イベント発表時 | ドルストレートが中心。FOMCなど超重要イベントで急変動。 |
例えば、専業トレーダーの方はスプレッドも狭くなりやすく、ある程度のボラティリティがある東京市場を中心に取引される方も多いです。
また、日中は会社員として働いているかたでも、ロンドン市場やニューヨーク市場でボラティリティの高い時間帯を狙って大きく利益幅を確保することもできます。
利食い水準を決めていない
利食い水準を決めておいた方が、スキャルピングはプラス収支に傾きやすくなります。
スキャルピングでは、基本的に勝率を高く保ちつつ、利益を積み上げていく戦略が多いです。
そのため、利食いを先伸ばしにした結果、急騰・急落に巻き込まれて負けるといった可能性もあります。
1回の取引で大きく狙うのではなく、リスクリワードの良い取引を淡々と積み重ねていくように心がけましょう。
海外FXのスキャルピングに関する禁止事項
海外FX業者はスキャルピング公認が多いものの、下記のように禁止事項が設けられています。
禁止事項に該当するスキャルピングを行ってしまうと、口座凍結や利益の取り消しといったペナルティがあるので、しっかり禁止されている取引方法を確認しておきましょう。
アービトラージ(裁定取引)
アービトラージ(裁定取引)とは、異なる市場や業者間の価格差を利用して利益を得る取引手法です。
例えば、A社ではドル円が150.10円、B社では150.00円という価格差があった場合に、同時に「A社で売り・B社で買い」を行い、リスクなしに利益を確定させる行為を指します。
しかし、アービトラージは業者側が一方的に損をするケースが多いことから、海外FX業者でも禁止されています。
複数口座間の両建て
海外FX業者では、複数口座間の両建てを禁止しています。
同一銘柄を対象にA口座で買い、B口座で売るといった取引が複数口座間の両建てです。
複数口座間の両建ては、前述したアービトラージやゼロカットを悪用した取引で用いられるため、多くの海外FX業者が禁止しています。
複数口座間の両建ては、同一銘柄を対象に自動売買を稼働させる場合に意図せず行ってしまう場合があります。そのため、自動売買は1つの銘柄に対して1つの戦略を使うようにすることがおすすめです。
複数アカウントの開設
複数アカウントの開設は多くの海外FX業者で禁止されています。
通常、海外FX業者のアカウント開設には本人確認の手続きがあるため、複数アカウントの開設はできません。
第三者名義の身分証明書の提出によって身分を偽って複数アカウントの開設を行ったり、さらに二重にボーナスを受け取る行為が発覚すると、口座凍結や利益の取り消し、最悪の場合は強制退会といったペナルティの対象となります。
週末・週明けの窓のみを狙った取引
週末・週明けの窓のみを狙った取引は一般的に禁止されています。
窓(別名:ギャップ)とは、相場の価格変動が大きい場合に、値が飛び、チャート上に空白ができる現象のことです。
この窓の発生時には、相場が急激に変動しているリスクの高い市場となるため、どのFX業者でも積極的に取引することが禁止されています。
経済指標の発表タイミングのみを狙った取引
経済指標の発表前後のみを狙った取引も原則として禁止されています。
注目度の高い経済指標の発表タイミングでは、市場参加者の様々な思惑が重なり、相場はハイボラティリティ勝不規則な値動きとなりやすいです。
このような相場環境はリスクが高く、海外FX業者としてもゼロカットによる損失補填が増えやすくなります。
そのため、経済指標の発表タイミングのみを狙った取引は禁止です。
サーバーに過剰な負荷をかける高頻度売買
個人向けのFX業者では、基本的にサーバーに過剰な負荷をかける高頻度売買が禁止されています。
サーバーに過剰な負荷をかける高頻度売買とは、いわゆるHFT(High Frequency Trading)と言われるミリ秒単位で大量の取引を行う運用方法です。
HFTは近年、機関投資家の多くが行っている取引方法ですが、個人向けのFX業者ではサーバーに過剰な負荷をかけることから禁止されています。
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
海外FXでスキャルピングはできる?
はい、多くの海外FX業者ではスキャルピングが認められています。
海外FXでスキャルピングが得意な人の特徴は?
海外FXでスキャルピングが得意な人の特徴は、瞬時の判断と決断力があり、自分の定めた売買ルールに従って、取引を繰り返せることです。スキャルピングに限らず、どのトレードスタイルでも身に着けるべきスキルですが、スキャルピングは特に判断の早さが求められます。
海外FXでスキャルピングにおすすめの業者は?
海外FXでスキャルピングにおすすめの業者は下記の通りです。
- Exness(エクスネス):ゼロ口座
- Axi(アクシ):エリート口座
- Axiory(アキシオリー):ナノ口座:テラ口座
上記の海外FX業者は、取引手数料を含めた実質スプレッドが狭く、レバレッジ倍率も十分、スキャルピングが快適な約定力を備えています。なお、同じ業者でも低スプレッドに特化した口座タイプが最もスキャルピングが有利になるのでおすすめです。
海外FXのゴールドのスキャルピングにおすすめの業者は?
海外FXのゴールドのスキャルピングにおすすめの業者はExness(エクスネス)です。Exnessが提供するゼロ口座では、最小0pipsの低スプレッドでゴールドの取引ができます。さらに、1,000ドル未満の口座残高まで無制限レバレッジを使うこともできるため、少額資金でゴールドをスキャルピングしたい方には最適です。
海外FXでドル円のスプレッドが狭い業者は?
海外FXでドル円のスプレッドが狭い業者は下記の3社の口座です。
- Exness ゼロ口座 平均0.1pips(取引手数料込み0.45pips)
- Axi エリート口座 平均0.5pips(取引手数料込み0.675pips)
- ThreeTrader Raw ゼロ口座 平均0.5pips(取引手数料込み0.7pips)
いずれもドル円の最小スプレッドは0pipsで平均0.5pips以下と狭いです。なお、取引手数料は一定金額となるため、スプレッドのように急拡大することはありません。
海外FXと国内FXのどちらがスキャルピングにおすすめ?
海外FXと国内FXでは、スプレッドの狭さだけを優先する場合には国内FXが良いでしょう。一方で、レバレッジによる資金効率の底上げ、口座残高以上の損失は発生しないゼロカットなど、その他のメリットを求める場合は海外FXがおすすめです。
海外FXはスキャルピングで口座が凍結しますか?
いいえ、海外FXでスキャルピングが原因で口座が凍結することはありません。ただし、例外として業者側がスキャルピングを禁止していたり、下記の禁止事項に該当する行為があった場合は口座凍結のリスクがあります。
- アービトラージ(裁定取引)
- 複数口座間の両建て
- 複数アカウントの開設
- 週末・週明けの窓のみを狙った取引
- 経済指標の発表タイミングのみを狙った取引
- サーバーに過剰な負荷をかける高頻度売買
禁止事項による取引は、口座凍結だけでなく該当する取引の取り消しや最悪の場合には強制退会といったペナルティの対象となります。
海外FXのスキャルピングでおすすめの手法は?
海外FXのスキャルピングで初心者にも使いやすいおすすめ手法は「海外FXで使えるスキャルピング手法3選」で解説しています。それぞれ下記のスキャルピング手法をご紹介しました。
- ラウンドナンバーを狙った秒スキャ手法
- ボリンジャーバンドを使った順張り手法
- 自動売買(EA)を使ったグリッド手法
海外FXでスキャルピングにおすすめの通貨ペアは?
海外FXでスキャルピングにおすすめの通貨ペアは下記の通りです。
- ドル円:流動性が高く、スプレッドも安定していて取引しやすい
- ユーロドル:海外FXでスプレッドが狭い場合が多く、細かい値幅も狙いやすい
- ゴールド:CFD銘柄だが流動性が高く、ボラティリティも大きい
これらの取り扱い銘柄は、スプレッドが狭く、高いレバレッジも使いやすいのでおすすめです。
海外FXでスキャルピング まとめ
海外FXで低スプレッドに特化した口座を選ぶことで、高い約定力とハイレバレッジを生かして有利にスキャルピングが行えます。
また、優れた取引条件だけでなく、再現性のある戦略的な取引を行うことも重要です。本記事では、海外FXで初心者でも実践できるスキャルピング手法についてもご紹介しました。
ぜひ、戦略の基本として参考にして頂き、実戦を通して自分の性格や資金力に応じて手法を最適化して、海外FXのスキャルピングで稼いでみてください。

本記事では、海外FXのスキャルピングに向いている業者が記載されています。
スキャルピング中心に行いたい方は、まずは記事に記載のある業者を検討してみましょう。
また、海外FXのスキャルピングで勝てない原因と改善策部分をしっかり読み、いかに勝てるようになるかを検証していきましょう。
この記事を書いた人

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