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海外FXがおすすめしないと言われるのはなぜ?危険性を徹底解説

海外FXと聞くと何となく怪しいイメージを持ってしまいます。
例えば、下記のような海外FXに関する話題を見たことがあるかも知れません。
- 「海外FX業者は金融庁に無登録だからおすすめしない」
- 「海外FX業者から出金できなくなった話を聞いた」
- 「海外FXより国内FXの方が絶対に安全」
このように海外FXをおすすめしないといった意見があります。
確かに、FX歴7年の筆者も「資金が潤沢にあって、優良な海外FX業者を見分けられない人は国内FXが無難」と考えています。
とは言え、海外FXは危険だからおすすめしない、海外FXは勝てないからおすすめしないといった意見には同意できません。
そこで本記事では、海外FXをおすすめしない理由について、忖度なく実際はどうなのか?を深堀りしていきます。
海外FX初心者の方は海外FX初心者完全ガイドを一読することをおすすめいたします。

CFP®︎認定ファイナンシャルプランナー
飯田道子
金融機関勤務を経て NPO 法人日本 FP 協会 1 級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。CFP 認定者(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER®)や日本証券業協会(JSDA) 二種外務員資格も保有しており現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっている。海外に駐在する日本人向けの海外メディアでの執筆や帰国後の生活に関するセミナー等にも精力的に取り組んでいる他、海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。
目次
海外FXがおすすめしないと言われるのはなぜ?危険性を徹底解説
海外FXがおすすめしないと言われるのは下記の8つの理由があるからです。
- 海外FXをおすすめしない理由は「金融庁に無登録」だから
- 信託保全が義務ではないから
- 不当な出金拒否のリスクがあるから
- 国内FXよりも海外FXはスプレッドが広いから
- 国内FXよりも税金が高いから
- ハイレバレッジで損失が大きくなる危険があるから
- 詐欺被害に遭うリスクがあるから
- 日本語に対応していない業者も多いから
ここでは、海外FXがおすすめしないと言われる理由を金融に関する規制や実情を元に解説していきます。
海外FXをおすすめしない理由は「金融庁に無登録」だから
海外FXをおすすめしない理由としては、一番に「金融庁に無登録だから」が挙げられます。

ここで初心者に誤解が多いのは、海外FX業者そのものは「日本の金融庁には無登録」ということです。
つまり、全ての海外FX業者がどの国の金融当局からも認可を受けていない意味ではないため、誤解のないようにしましょう。
海外FX業者も、一部の悪質業者を除き、拠点を置く国の金融当局から適切な認可を受けて運営されている場合がほとんどです。
海外FXを使うことは違法?
日本居住者が海外FX業者を使うことに問題はあるのでしょうか?結論からお伝えすると自己責任で海外FX業者を利用することは合法です。
金融庁では、自己責任で海外FX業者を利用することに対して、下記の見解を示しています。
他方、国内に拠点を有しない無登録の外国証券業者であっても、有価証券関連業に係る行為についての勧誘をすることなく、あるいは金融商品取引業者(第一種金融商品取引業に限る。)による代理又は媒介により、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として有価証券関連業に係る行為を行うことについては許容されている。
金融庁公式サイト内の監督上の評価項目と諸手続きの文章の中には「国内に拠点を有しない無登録の外国証券業者であっても、日本居住者からの注文を受けてサービスを提供することが許容されている」といった内容が記載されています。
つまり、自らの判断で海外FXを利用することは合法ということです。
詳しくは「弁護士が海外FXの違法性について完全解説」の記事をご覧ください。
海外FXは金融庁から警告を受けている
海外FX業者の多くは、日本の金融庁より「無登録で金融商品取引を行う者として警告」が発出されています。

この警告の背景には、日本の金融商品取引法と金融庁による規制があります。
海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録(日本の「金融商品取引法」に基づく登録)が必要です。日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは、禁止されています。(違反者は罰則の対象となります。)
本警告は日本居住者を対象に勧誘・営業を行っている可能性がある海外FX業者に対して、一律で発出されている警告です。
日本語版サイトが表示できる海外FX業者は基本的には警告を受けています。

一律に「日本居住者向けに勧誘・営業している可能性がある海外FX業者」に対して発出されるため、その海外FX業者が詐欺業者という意味合いではありません。
信託保全が義務ではないから
海外FXをおすすめしないと言われる理由の2つ目は「信託保全が義務ではないから」です。
信託保全とは、FX業者に預け入れた私たちトレーダーの資金の管理体制を指します。
大きく分けて、FX業者の資金管理体制には下記の2種類があります。
項目 | 信託保全 | 分別管理 |
---|---|---|
資金の管理方法 | 顧客資金と自社資金を分離して信託銀行に預ける | 顧客資金と自社資金を分離して銀行に預ける |
倒産時 | 信託銀行を通じて全額返金となる可能性が高い | 返金されない可能性が高い |
主な管理 | 信託銀行が行う | FX業者が行う |
国内FX業者では、日本の金融庁による規制により信託保全が義務化されています。
一方で、海外FX業者は信託保全が義務でない場合が多く、顧客資金の管理体制は分別管理が主流です。
信託保全とは異なり、分別管理ではFX業者が倒産した際の返金が信託銀行によって保証されません。

FX業者の倒産時に返金されないリスクが高いことから、海外FXをおすすめしないといった意見があります。
不当な出金拒否のリスクがあるから
不当な出金拒否のリスクがあることも海外FXをおすすめしない理由の1つです。
確かに、海外FX業者は、世界的にも規制が厳しい日本の金融庁には無登録となるため、不当な出金拒否をして顧客からお金を巻き上げようとする悪質業者も存在しています。
MIDORIfxから出金拒否のメールきた。
— ブヒヒブヒ (@buhihibuhiman) June 3, 2025
何一つ違反行為無し。
出金拒否されてる人いるのでそもそも注意しながら全てにおいて慎重に取引していたくらい。
どゆこと? pic.twitter.com/dhjYLXdOzL
例えば、利用規約に違反していないにも関わらず、一方的に利益の取り消しとなった事例はSNS上でも多く見受けられます。
海外FX業者で出金拒否を避けるには、利用規約に沿った取引をすることも大切です。
もちろん、大前提として不当な出金拒否のリスクが少ない、拠点を置く国の金融当局から認可を受けている海外FX業者を選びましょう。
海外FXをおすすめしない理由にもなっている、出金拒否については「海外FXで出金拒否される原因と対処法」で詳しく解説しています。
国内FXよりも海外FXはスプレッドが広いから
スプレッドの狭さを重視する方からは「海外FXは国内FXよりもスプレッドが広いからおすすめしない」という意見もあります。
海外FX業者の方が全体的にスプレッドが広い傾向がある理由は「海外FXと国内FXで採用されている発注方式の違い」によるものです。
項目 | 国内FX業者 | 海外FX業者 |
---|---|---|
主な発注方式 | DD方式 | NDD方式 |
顧客の取引相手 | 自社が取引相手となるOTC(店頭取引が多い) | 業者や口座によって異なる |
スプレッド | 狭くなりやすい | 広くなりやすい |
約定力 | 下がりやすい | 高くなりやすい |
国内FX業者では、業者が顧客の取引相手となる店頭取引(OTC取引)が主流となり、スプレッドは自社で狭く設定しやすい仕組みを採用しています。
一方で、海外FXでは、ディーラーが顧客注文を管理せず、取引システムで注文を処理するNDD方式が採用されています。

近年は海外FX業者でも低スプレッドに特化した口座が続々とリリースされています。
業者の中には、最小0pipsから取引できる口座もあるので「海外FXのスプレッド・手数料比較一覧」で実際のスプレッドを確認してみてください。
国内FXよりも税金が高いから
海外FXは国内FXと比べると税金が高いからおすすめしないといった意見もあります。
確かに、日本の税制では国内FXの方が優遇される傾向があるため、所得の多い方は海外FXの税金が高くなりやすいです。
項目 | 国内FX | 海外FX |
---|---|---|
所得税 | 申告分離課税(一律15%) | 総合課税(最大45%) |
損失繰越 | 3年可能 | 不可 |
損益通算 | 先物取引等と可能 | 雑所得内のみ可能 |
税率 | 一律 | 所得に応じて変動(累進課税) |
上記の表に海外FXと国内FXの税制の違いをまとめました。
最も大きな違いは、海外FXの所得税に適用される「累進課税」であり、所得が大きいほど所得税率が高くなることが海外FXをおすすめしない要因になっています。
たしかに、年間の利益が大きいほど国内FXを選んだ方が、個人トレーダーの場合は所得税が少なく済みやすいです。
海外FXの税金については、具体的な節税方法も含めて「【税理士監修】海外FXの税金完全解説ガイド」の記事で解説しています。
実は、海外FX業者でも有利な取引条件を利用しながら節税できる方法があるので参考にしてみてください。
ハイレバレッジで損失が大きくなる危険があるから
海外FX→ハイレバレッジ→危険といった連想をされる方は多いかもしれません。
実際にハイレバレッジ取引はリスクを伴うため、トレード戦略に賢く取り入れられないなら使わない方が良いです。
とは言え「海外FXはレバレッジが高いのでおすすめしない」というのは、FXの本質的な強みを理解できていません。
なぜなら、レバレッジを効かせて少額から稼ぐことができるのはFXの強みだからです。
項目 | 最大レバレッジ | 実効レバレッジ |
---|---|---|
意味 | 最大で使えるレバレッジの倍率 | 取引で実際に使われているレバレッジ倍率 |
特徴 | 高いほど取引は有利取引に最低限必要な資金(必要証拠金)が少なくなる | 高いほどハイリスク取引の規模に比例して損益も大きくなる |
レバレッジが絡んでハイリスクとなるのは、実効レバレッジが高い取引を行っている場合です。
つまり、自己資金に対して、大きすぎる取引を行っている場合がハイリスクという考え方になります。
一方で、最大レバレッジは口座で使える最大倍率のことで、取引サイズを抑えれば、余力として資金を残せるためリスクも抑えることが可能です。

レバレッジは使い方を間違え、無理な取引を行っている時がハイリスクというのが正しいです。
もしレバレッジが高い=ハイリスクとなるなら、国内FXでも、よりリスクを抑えるべき法人口座向けのレバレッジが個人向け口座より高い事実も矛盾しているとも考えられます。
詐欺被害・不正行為の被害にあうリスクがあるから
海外FXをおすすめしない理由の中でも、確実に押さえておきたいのは「詐欺被害・不正行為」の被害にあうリスクがあることです。
海外FX業者の中には、どの金融当局からも規制を受けず、不正にレートを操作したり、詐欺業者と共謀して投資資金を募るといった不正行為も、たびたび話題になります。
#ゲムフォレックス#gemforex
— やまちゃん@プロップトレーダー (@yama_yama1985) May 6, 2020
この業者は、ボーナス魅力なんやけど、こんなチャートみたら、メインに使うのが怖い、、、。 pic.twitter.com/37N6PjQN4j
海外FXに限った話ではないですが、日本の金融庁という厳格なライセンスの規制下にない分、海外FXは詐欺被害・不正行為に遭遇する確率が高まることは事実です。

海外FXを利用する際は「海外FX業者安全性ランキング」でも紹介している安全性を見極めるポイントを理解しておくことが大切です。
筆者自身も長年海外FX業者を利用していますが、業者選びのポイントを押さえているため、過去に不当な出金拒否や詐欺被害に遭ったことはありません。
日本語に対応していない業者も多いから
海外FX全体では、日本語に非対応の業者が多いことも海外FXをおすすめしない理由の1つとなっています。
さらに、海外FX業者が拠点を置く国によっては、日本居住者の口座開設ができない場合も多いです。
一方で、海外FX業者でも多国語に対応しており、日本語ないしは日本人スタッフも在籍している業者もあるので、初心者の方は日本語対応の海外FX業者を選びましょう。
海外FXを使うメリット|日本人トレーダーが多い理由は?
海外FXをおすすめしない意見もある一方で、筆者自身を含めて海外FXにメリットを感じて身を置いているトレーダーも多いです。
ここでは多くの海外FX業者に共通する上記6つのメリットから、海外FXを使う日本人トレーダーが多い理由を解説します。
透明性の高いNDD方式を採用
海外FXが採用している発注方式から、国内FXより信頼できるといった意見もあります。
なぜなら、海外FXは人為的な注文の操作をせず、機械的に注文を処理するNDD方式が採用されているからです。

NDD方式とは「ノン・ディーリング・デスク」のことで、システムが顧客の取引を処理するFX業者側での発注方式になります。
国内FXではDD方式(ディーリング・デスク)が主流で、ディーラー(ヒト)の裁量で顧客の取引を処理しています。
そのため、ヒトの操作が発生するDD方式と比べると、NDD方式はシステムが自動的に処理するので透明性が高いです。

海外FXのNDD方式はスプレッドが広いからおすすめしない意見もある一方で、約定力が優れている・透明性が高いといった観点から海外FXの方が良いといった意見もあります。
こちらの記事「NDD方式の海外FX業者一覧」では、NDD方式を採用している海外FX業者をまとめています。
少額資金から大きく稼げる
投資・投機は、やはり資金力が大きい方が稼ぎやすいです。
少額資金から稼ぐなら、国内FXより海外FXの方が現実的と言えます。
海外FXが稼ぎやすいのは、ハイレバレッジで数回の取引を行うだけでも、資金を2倍、3倍と増やしていけるからです。
控えめに言ってミリったわ(・ω・`)
— トト@ゼロカットト神(海外FXハイレバ協会 兼 トトファミリアの会長 (@toto_GjOblh2TE6) April 15, 2021
朝の10万円が170万円になった😎 https://t.co/zFj4jEpriQ pic.twitter.com/NNGbaVuMDP
例えば、10万円の元手から100万円まで増やそうと考えた場合、低ロットでリスクを抑えた取引をすると、コツコツ増やすにしても高い勝率を維持したまま大量の取引が必要になります。
一方で、多少のリスクを取ってレバレッジを生かせば、数回の取引で1万円→100万円を達成することが可能です。
低レバレッジの少額資金トレードでは、そもそも1回の利益が少ないため、負けて資金を減らさないように高勝率・高取引回数が必要になり現実味がありません。
少額から大きい利益を狙いたい方はこちらのハイレバ取引のコツやおすすめ手法も確認しておきましょう。
口座資金以上に損失のないゼロカット
しっかりと業者を選べば、海外FXの方が国内FXより安全といった考え方もあります。
なぜなら、海外FXでは口座資金以上の損失が発生しないゼロカットが採用されているからです。
ゼロカットとは、口座資金を超える損失が発生し、マイナス残高となった場合に不足している損失分をFX業者が補填する制度のことです。
国内FXでは下記の金融商品取引法によって、ゼロカットの提供が禁止されています。
金融商品取引法 第三十九条を確認する
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補填し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
口座資金以上の損失に関しては、国内FXはFX業者側を保護する方針の規制、海外FXでは逆に顧客側を保護する方針で規制されています。
この規制による事実から、海外FXの方が安全と考えるトレーダーも多いです。
海外FXのキャッシュバックの詳しい仕組みなどは「海外FXのキャッシュバックってなに?」で分かりやすくまとめました。
ボーナスを使って資金調達ができる
海外FXの大きな魅力は、ボーナスを活用して少ない自己資金で取引を始められることです。
口座開設や入金に応じて、1万円~100万円のトレード資金を調達できる場合があります。海外FX業者のボーナスは、トレード資金として使えるクレジットで提供されるため、有利な資金で取引を行って、利益はしっかり現金で出金可能です。
国内FXのボーナスは、基本的には大量の取引を行って、キャッシュバックや景品が貰える形となっているため、初心者には敷居が高くなっています。
最新の海外FXボーナス情報はこちらの海外FX最新ボーナスキャンペーンランキングでご確認ください。
MT4・MT5で取引ができる
海外FXのメリットのひとつは、MT4やMT5といった世界中で使われている取引ツールを利用できることです。
MT4・MT5はチャート分析の機能も豊富なため直感的に使いやすく、多くのトレーダーに選ばれています。
さらに、カスタムインジケーターや使っているインジケーターの設定は、他の業者のMT4やMT5でもそのまま使えることが多く、乗り換え時の手間が少ないのも利点です。
キャッシュバックで稼げる
海外FXでは、キャッシュバックサイトを使って取引ごとに報酬を得られるのも大きな魅力です。

マネーチャージャーなどのキャッシュバックサイトを経由して口座開設すると、取引のたびにスプレッドの一部が現金で還元されます。
これはブローカーとのパートナー契約により発生する紹介報酬からユーザーに還元する仕組みで、取引量が多いほどキャッシュバック額も増加します。
コツコツ稼ぎながらコストを実質的に抑えられるのは、国内FXにはないメリットです。
海外FXのキャッシュバックの詳しい仕組みなどは「海外FXのキャッシュバックってなに?」で分かりやすくまとめました。
海外FXを使うデメリット
ここでは、海外FXを使うデメリットについて解説します。
海外FXは少額から稼ぎやすいハイレバレッジやボーナス、優れた取引ツールといったメリットがある一方で、海外にあるFX業者を使う意味でデメリットがあります。
トラブル時は基本的に自己責任
海外FXを日本居住者が利用するのは自己判断で認められています。
海外FXは、世界基準で優れた取引条件のトレード環境が使えるメリットがある反面、トラブル発生時は自己責任になるというデメリットがあります。
もちろん、詐欺被害に遭った場合などは消費者センターや弁護士に相談することはできるものの、基本的に行政より自ら動いてトラブルを解決する必要があることに注意しましょう。
悪質な海外FX業者も存在する
残念ながら悪質な海外FX業者が存在することは事実です。不当な出金拒否を行ったり、最悪の場合は元本の引き出しもできないリスクもあります。
少し前までZaixが飛んだり
— Yamato (@IV_Y__) July 3, 2023
gemforexの出金拒否が話題で
今度はAssassinFXで
コピトレが飛んだらしいね🤔
FXは証券会社選びから
勝負が始まってることに気付いた方が良い。
結局のところ出金が確実で強い
XM一択みたいになるんだよね。
そもそも海外FXとは「国外にある全てのFX業者」になりますから、数ある中で安全性が高く、さらに優位性のあるサービスを提供している業者を探すことも重要です。
そこで、本記事では、安全な海外FX業者の見分け方についても後述していきます。
海外FXでおすすめしない業者の見分け方
怪しい海外FX業者は、下記のポイントを押さえておけば見分けられます。
海外FXでおすすめしない業者とは、これらポイントに当てはまる業者です。
ここでは、怪しい海外FX業者の見分け方を詳しく解説していきます。
金融ライセンスを取得していない
日本の金融庁で無登録であっても、海外FXは拠点を置く現地の金融当局によって規制されます。
しっかりと現地で認可を受けている海外FX業者かどうかは「金融ライセンス」の取得状況から判断することが可能です。
日本居住者の口座開設が可能な金融ライセンスは下記の金融ライセンスが挙げられます。
- セーシェル金融サービス機構(FSA Seychelles)
- モーリシャス金融サービス委員会(FSC Mauritius)
- 英領バージン諸島金融サービス委員会(FSC British Virgin Islands)
- ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC Belize)
- バヌアツ金融サービス委員会(VFSC Vanuatu)
直轄の金融ライセンス以外にも、グループ会社で取得している金融ライセンスも要チェックです。

例えば、キプロス証券取引委員会や英国金融行動監視機構など、日本居住者の受け入れができなくとも、厳格な監査基準のある金融ライセンスを取得している業者は安全性が高く評価できます。
オフィスが存在しない・所在地が不明
オフィスが存在しない・所在地が不明の海外FX業者は絶対に使わないようにしましょう。
金融庁が無登録の暗号資産交換業者を発表
— Z千 (@c79jTrAxRBal7iA) January 20, 2025
どんな業者か見に行ったら代表者、所在地不明っていうのが結構ありました
海外FXも同じくよくわからないとこがあります
数年後突然消えるとか出金できないなど起こり得るので
気をつけて pic.twitter.com/W28e9ULK1V
そもそも金融ライセンスを取得していれば、当局の公式サイトから登録住所を確認できます。
したがって所在地を公開していない海外FX業者は、金融ライセンスの取得をしていない、怪しい業者であるリスクが高いです。
設立から年数の浅い業者
設立から年数の浅い海外FX業者の利用は避ける方が無難です。
長年の運営実績がある海外FX業者なら、企業としての安定性があり、何より数あるショック相場での顧客を保護してきたことになります。
例えば、一見するとしっかりと運営されている新興ブローカーでも、歴史的な暴落相場で多額の損失を抱えてしまい、ゼロカットによる損失補填もできない潜在的なリスクがあります。
100万円超の高額出金の口コミがない業者
高額出金の口コミは、健全な運営が行われている海外FX業者を見分ける上で重要なポイントです。
何ら問題なく、高額出金に対応できない海外FX業者には以下の問題があると考えられます。
- 自社の資金が十分になく、運営ができていない。
- 出金のインフラが整っていない。
- 詐欺業者で実際には取引が行われていない。
詐欺業者の場合には、顧客から資金を集めて自社の利益とすることを目的に運営されている可能性もあるため、実際に取引で利益は発生しておらず、出金に応じられません。
そのため、海外FX業者を利用する際は、高額出金の口コミがSNSなどで確認できる業者を選びましょう。
日本語サポートのない業者
日本語サポートのない海外FX業者は避けましょう。
日本語によるサポートが受けられない海外FX業者では「出金に必要な書類が英語で分からず手続きが進められない」「取引に関するルールを確認したいが専門的な英語で分からない」といったトラブルが起きかねません。
そのため、海外FX初心者の方は特に日本語対応の海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
SNSやレビューサイトで評価の悪い業者
SNSやレビューサイトで評価が著しく悪い海外FX業者の利用は避けましょう。
具体的には、不当な出金拒否やレートの異常、取引に支障が出る頻度の約定拒否(リクオート)といった悪評の多い海外FX業者はおすすめしません。
もちろん、利用者の多い大手の海外FX業者であれば、事実とは異なる悪い噂や口コミも少なからず見かける場合があります。
そのため、出金拒否の口コミでも原因について言及されているか、レート異常時の対応など業者側の対応に問題があったかまで確認できると良いでしょう。
各FX業者の口コミはこちらの評判の良い人気おすすめ海外FX業者ランキングで確認しておきましょう。
安全性・信頼性の高いおすすめ海外FX業者
安全性・信頼性の高いおすすめ海外FX業者
ここでは、安全性・信頼性の高い海外FX業者を3社に厳選してご紹介します。
「悪質業者と優良業者を見分ける自信がない・・・」といった方が海外FXを使うなら、まず安心して使える、この3社から選びましょう。
Exness|アクティブユーザー100万人超

項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | Exness(SC)Ltd |
ライセンス | セーシェル金融サービス機構(登録番号:SD025) |
設立 | 2008年 |
発注方式 | NDD方式(成行約定・即時約定) |
資金管理体制 | 分別管理 |
補償制度 | The Financial Commission(最大2万ユーロ) |
ゼロカットシステム | あり |
最大レバレッジ | 無制限 |
Exness(エクスネス)は10年以上の運営実績がある老舗ブローカーです。
アクティブ数は100万人を超えていることから、多くのトレーダーから愛用されていることが分かります。
日本居住者の利用できる運営会社は、セーシェル金融サービス機構より証券ブローカーとしてライセンスを取得済みです。
また、顧客と業者間の紛争を解決するThe Financial Commissionに加盟しており、仮にExnessが不当に出金拒否をしても、公平な判断と最大2万ユーロの補償も受けられます。
無制限レバレッジが提供されているExnessは、海外FXらしいハイレバレッジと安心して取引に集中できる信頼性の両方を兼ね備えています。
複数の金融ライセンスを取得し、業界で最高水準の無制限レバレッジを提供するExnessの詳細は「Exnessの評判・口コミを徹底解説」でご紹介しています。
HFM|受賞歴が多数の大手ブローカー

項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | HF Markets (SV) Ltd |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン諸島 国際事業会社(登録番号:22747 IBC 2015) |
設立 | 2010年 |
発注方式 | NDD方式(STP・ECN) |
資金管理体制 | 分別管理 |
保証制度 | 賠償責任保険(最大500万ユーロ) |
ゼロカットシステム | あり |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
HFM(エイチエフマーケッツ)は、優れたブローカーとして多数の受賞歴がある大手海外FX業者です。
HFMの受賞歴の中には「アジアで最も信頼できるブローカー」や「世界最高の取引口座」といったものが含まれていることから、信頼できる優良海外FX業者であることが分かります。

さらにHFMグループ全体では、世界最難関の金融ライセンスである英国金融行動規制機構を含む6つを取得しています。
HFM公式でも、これらの金融ライセンスによる規制を準拠することが明記されています。
HFMは世界トップクラスの安全基準を満たす、信頼性の高い海外FX業者です。
優良ブローカーとして数々の受賞歴があるHFMの詳細は「HFMの評判・口コミを徹底解説」でご紹介しています。
FXGT|100万ユーロの賠償責任保険に加入

項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | GT Global Ltd |
金融ライセンス | セーシェル金融サービス機構(登録番号:SD019) |
設立 | 2019年 |
発注方式 | NDD方式(DMA) |
資金管理体制 | 分別管理 |
保証制度 | 賠償責任保険(最大100万ユーロ) |
ゼロカットシステム | あり |
最大レバレッジ | 1,000倍※オプティマス口座5,000倍 |
FXGT(エフエックスジーティー)は、仮想通貨のレバレッジ取引が最も好条件で取引できる海外FX業者として知られています。
仮想通貨と言えば、ここ数年でハッキング被害や詐欺業者に関する話題を耳にする機会が増えてきました。
しかし、FXGTはセーシェル共和国で金融ライセンスを取得し、高レベルのセキュリティ水準で過去一度もハッキング被害なく運営されています。

FXGTは、金融ライセンスの取得だけでなく、ブローカー向けの賠償責任保険にも加入しています。
万が一の際にも、保険によって最大100万ユーロ(約1.6億円)の補償があるので安心です。
高いセキュリティ体制と保証制度を備えたFXGTの詳細は「FXGTの評判・口コミを徹底解説」でご紹介しています。
海外FXに関するよくある質問
なぜ「海外FXはおすすめしない」と言われるのですか?
海外FXは、日本の金融庁に登録されていない業者がほとんどであるため、出金拒否やサポート対応の悪さなど、万が一のトラブル時に自己責任となるリスクがあるからです。ただし、すべての業者が悪質というわけではなく、信頼できる金融ライセンスを取得しているブローカーも存在します。
海外FXで出金拒否があるのは本当ですか?
一部の悪質な海外FX業者では、確かに出金拒否や口座凍結などのトラブルが報告されています。 特に金融ライセンスを取得していない海外FX業者で口座を作ってしまうと、正当な利益であっても出金ができない可能性があるため、必ず金融ライセンス取得済みの業者を選びましょう。
海外FXのデメリットは?
海外FXのデメリットとしては下記が挙げられます。
- 日本の金融庁に無登録で安全性の低い業者もある
- 信託保全無しが一般的
- 不当な出金拒否を行う業者がある
- 全体的なスプレッドが広め
- 累進課税により他の所得との合計が多いほど税率が高い
- ハイレバレッジは自己管理が甘いと損失が大きくなる
- 日本語に対応していない場合が多い
- 詐欺被害のリスクが国内FXよりも高い
海外FXがやばいと言われる理由は?
海外FXは日本の金融庁に無登録であり、悪質業者がいることが「海外FXはやばい」と言われる主な原因です。しかし、海外FXは国外の全てのFX業者を指すため、他国で金融ライセンスを取得し、健全に運営されている場合も多くあります。
海外FXのゼロカットとは?
海外FXのゼロカットとは、相場の急変動によって損失が口座残高を上回った場合に、そのマイナス残高をFX業者が補填する制度です。国内FX業者の場合は、顧客損失の補填が規制されているため、マイナス残高も追証として顧客が支払います。
海外FXをおすすめしないと言われる理由まとめ
「海外FXはおすすめしない」そんな声を鵜呑みにして、チャンスを遠ざけていませんか?確かにリスクはあります。
とは言え、海外FXには「誰もがトレーダーになれる」業者があることも事実です。少額資金でも始められるハイレバレッジ、損失を限定するゼロカット、豊富なボーナスや取引ツール。
正しい知識と業者選びさえあれば、多額の資金がなくても、あなたも市場で戦う力を持てるのです。
本記事がその第一歩になれば幸いです。

海外 FX をおすすめしないと言われる最大の要因は、 日本の金融庁に無登録で営業している
からなのです。実際に私たち FP に対しても「無登録の業者の紹介をするのはどうなのか?」
と言うお客様はいらっしゃいます。
ただ、 FX に限らず海外の金融商品は日本の金融商品に比べて魅力的な商品が多いのも事実
です。海外 FX は自己判断で利用することは合法という見解がありますので、気になる業者
があるならチャレンジする価値は大です!
海外 FX には税制面や詐欺に遭うリスクがある等とも言われていますが、日本で FX 取引を
しても完全にリスクがなくなる訳ではありません。こちらで掲げられている危険性をチェ
ックし、安全性、信頼性のある業者を選んでみてはいかがでしょうか。
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