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海外FX口座開設時にマイナンバーは必要?提出書類と手順を初心者向けに徹底解説
- 海外FX口座開設時にマイナンバーの提出は必要なの?
- マイナンバー不要で口座開設できるおすすめの海外FX業者は?
- マイナンバーを提出しなければ、海外FXでの脱税はばれないの?
マイナンバー制度が日本で導入されたことで、上記のような疑問を抱えている海外FX初心者の方もいるはずです。
今回は、海外FXでの取引や口座開設、確定申告時に知っておきたいマイナンバーに関する基礎知識や注意点についてご紹介します。
海外FX初心者の方必見の内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
目次
海外FXの口座開設時にマイナンバーは必要?知っておきたい基礎知識
ここでは、海外FXでの口座開設の際に知っておきたいマイナンバーの基礎知識について解説します。
- マイナンバーの仕組みや目的とは?
- 海外FX業者であればマイナンバーは提出しなくてもいい
- 国内FX業者でマイナンバーの提出が必須な理由
まず、はじめにマイナンバーの基本概要について確認しましょう。
マイナンバーの仕組みや目的とは?
マイナンバーは、税金・社会保障・災害対策の3つを効率的に管理するための制度です。
目的 | |
公平・公正な社会の実現 | 所得や行政サービスの受注状況を効率的に把握するため |
行政の効率化 | 行政機関や地方公共団体の業務効率化を実現するため |
国民の利便性向上 | 添付書類の削減や行政手続きの簡素化を実現するため |
国はこのマイナンバーがあることで、FXで得た利益の脱税やなりすましなどのトラブルを防ぐことができます。
このように「税金を抜けもれなく効率よく回収する」ことも、マイナンバーが作られた目的の1つです。
マイナンバーを提出しても勤務先にFX売買の実績や収入が伝わることはない マイナンバーは勤務先に副業を通知する仕組みではないため、マイナンバーをFX業者に提出したからと言って、FX売買の内容や利益が会社に伝わることは一切ありません。 |
海外FX業者での口座開設時にマイナンバーは提出しなくてもいい
海外FX業者ではマイナンバー提出の義務はありません。
前述したように、マイナンバーは日本国内の業者から、「個人がどれくらい所得を得ているのか」を把握するためのものです。
海外FX業者は、日本国内の業者ではないため、口座開設時にはマイナンバーは不要です。
ただし、海外FXでの口座開設時でも、マイナンバーカードを本人確認書類や住所証明書類として活用することはできます。
海外FXでも確定申告の際にはマイナンバーの提出が必要になる 海外FXの口座開設時には、マイナンバーの提出は不要ですが、海外FXで得た所得の確定申告を行う際にはマイナンバーの提出が義務化されています。 海外FXで稼いだ収益を確定申告する際には、どのみちマイナンバーが必要になると覚えておきましょう。 |
国内FX業者にはマイナンバーの提出は必須
海外FXの口座開設時にはマイナンバーの提出は不要です。一方で、国内FXで口座開設する際にはマイナンバーの提出は必須です。
国内FXでは、金融庁によって、マイナンバーの提出が義務化されています。
またFXだけでなく、証券会社や銀行口座を開設するときなどにも、マイナンバーの提出は必要です。
さらに、マイナンバー制度導入前から口座を持っていたユーザーに関しても、マイナンバーの提出が求められます。
仮にマイナンバーカードを持っていない場合でも、マイナンバーが記載された住民票か、マイナンバー通知カードの提出が必要になります。
国内FX業者でマイナンバーの提出が必須な理由
国内のFX業者でマイナンバー提出が必要な理由の1つは、FXユーザーの課税漏れや脱税を防ぐためです。
FX業者では「誰にいくら支払ったのか」の支払調書を発行して、国に報告する義務があります。
国は、FX業者が発行したこの支払調書を確認して、各トレーダーが得た所得について把握し、各トレーダーによる所得の申告漏れがないかを確認します。
マイナンバーがあることで、各トレーダーの所得や納税状況を効率的に管理することができるため、国内FXの口座開設時にはマイナンバーの提出が義務付けられています。
海外FX業者でマイナンバーの代わりに必要な書類は?
ここからは、海外FX業者で口座開設を行う際に、マイナンバーの代わりに必要となる書類についてご紹介します。
- 公的機関から発行された本人確認書類
- 住民証明書類
これから海外FXでの口座開設を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
公的機関から発行された本人確認書類
海外FXの口座開設には、公的機関から発行された本人確認書類が必要です。
本人確認書類の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- パスポート
- 自動車運転免許証
- 障害者手帳
- 住民基本台帳カード
- 顔写真付きのマイナンバーカード
本人確認書類として使うためには、顔写真・氏名・生年月日・有効期限が確認できるものである必要があります。
例えば、健康保険証などは顔写真がないため、本人確認書類として提出することができません。
マイナンバーカードに関しても、顔写真のある表面のみ必須なケースがほとんどです。
住民証明書類
海外FXの口座開設には、本人確認書類と合わせて、住民証明書類も必要です。
住民証明書類の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 住民票
- 納税通知書
- 金融機関やその他公的機関からの書類
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 公共料金明細書
- 顔写真付きのマイナンバーカード
住民証明書として使うためには、氏名・現在の住所・発行日が確認できるものである必要があります。
海外FX業者によって提出書類の期限が違う
海外FX業者によっては、提出する書類の有効期限が異なることもあるので、注意が必要です。
例えば、XMでは住民証明書が6ヶ月以内と定められていますが、AXIORYでは、住民証明書の期限は3ヶ月となっています。
このように、各業者によって、提出書類に求められる期限が異なる可能性もあるため、事前に公式サイトで必要書類についてチェックしておきましょう。
提出する書類がFX業者によって異なることも 海外FX業者では国内FX業者のように、提出する書類が法律によって定められているわけではないため、業者によって提出を求められる書類が異なることもあります。 海外FXの口座開設を行う際には、前述したように公式サイトでどんな書類が必要なのか事前に確認しておきましょう。 |
口座開設時に本人確認書類が必要な理由
海外FXでの口座開設時に本人確認書類がなぜ必要になるのか疑問に思う方もいるかと思います。
本人確認書類が必要な理由は、口座開設者が満18歳以上を満たしているかの年齢確認と、本人であるかの確認を行うためです。
また、AML法(アンチ・マネー・ロンダリング法)では、出金先口座と本人確認書類の情報が一致していないと口座開設が原則できません。
さらに、海外FXでの収益が反社会勢力の活動資金として利用されるのを防ぐ目的もあり、口座開設時には本人確認書類の提出が義務付けられています。
海外FXでマイナンバーを利用して口座開設する際の注意点
ここからは、海外FXでマイナンバーを利用して口座開設する際の注意点について解説します。
- 海外FX業者によっては、マイナンバー通知カードが利用できない
- マイナンバーを使う時には、別途本人確認書類が必要になる
海外FXでの口座開設時にマイナンバーを活用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
海外FX業者によってはマイナンバー通知カードが利用できない
海外FX業者によっては、マイナンバーカードは利用できるものの、マイナンバー通知カードの利用ができないこともあります。
マイナンバー通知カードは持っていても、マイナンバーカードは発行するのが面倒で、持っていない方もいるかと思います。
マイナンバー通知カードが認められていないFX業者で口座開設したい場合は、別の書類を提出するか、この機会にマイナンバーカードをおすすめします。
国内FXではマイナンバー通知カードが利用できるところもある ほとんどの海外FX業者では、マイナンバー通知カードが本人確認書類として認められていないものの、国内FXでは、口座開設時にマイナンバー通知カードが使えるとこもあります。 |
マイナンバーを使うときには別途本人確認書類が必要になる
海外FX業者ではマイナンバーカードを、本人確認書類もしくは、住所証明書類として活用できます。
しかしながら、本人確認書類と住所証明書類の両方をマイナンバーカードで提出することはできません。
マイナンバーカードを書類として提出する際には、別途本人確認書類が必要になるので、注意しましょう。
海外FXにおけるマイナンバーに関するQ&A
ここでは、海外FXにおけるマイナンバーに関してよくある質問をまとめました。
- 海外FXでマイナンバーの提出義務はあるの?
- 海外FXでマイナンバーが不要なおすすめ業者は?
- マイナンバーを提出しなければ脱税してもばれない?
- 海外FXで稼いだ利益を確定申告する際にはマイナンバーの提出は必須?
気になる項目をチェックしておきましょう。
H3海外FXでマイナンバーの提出義務はあるの?
冒頭でもご説明したように、海外FXの口座開設時にはマイナンバーの提出義務はありません。
海外FXの口座開設時には、マイナンバーを本人確認書類や住所証明書類として利用できますが、提出の義務はないので覚えておきましょう。
海外FXでマイナンバーが不要なおすすめ業者は?
上記でお伝えしたように、海外FXでは、基本的にどの業者でもマイナンバーの提出が求められることはありません。
そのため、ほとんどの業者でマイナンバーなしで口座開設が可能です。
マイナンバーが不要かつ安全性が高い業者をあえて挙げるとするなら、
- XM Trading
- GEMFOREX
- BigBoss
- AXIORY
などの海外業者がおすすめです。
上記の海外FX業者は、日本人のFXトレーダーにも人気があるので、どの業者にしようか迷った時には、これらの業者の口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
マイナンバーを提出しなければ脱税してもばれない?
「マイナンバーを提出しなければ、脱税してもばれない?」と考える方も少なくないはずです。
結論から言うと、マイナンバーを提出しなかったとしても、脱税はばれます。
その理由は、国を跨いだ銀行間の取引も、国外送金等調書で税務署に報告されるからです。
特に金額が大きくなればなるほど、税務署に脱税を疑われマークされる確率が高まるので、ほぼ確実に脱税がばれてしまいます。
また、日本の国税庁は、海外の税務当局と常に情報交換をしています。海外FXに利益を預けたままにしていたり、海外FXで得た利益を海外の銀行口座に送金したりすると、取引履歴が共有され、脱税がバレてしまいます。
このように海外FXで稼いだ利益を隠すことは、原則不可能なので、稼いだ所得に対しては、しっかりと確定申告を行うようにしましょう。
海外FXで確定申告が必要になるケース 海外FXの利益が年間20万以上の給与所得者 海外FXの利益が年間38万円以上の非給与所得者 |
海外FXで稼いだ利益を確定申告する際にはマイナンバーの提出は必須?
海外FXの口座開設時には、マイナンバーの提出は不要ですが、海外FXで稼いだ利益を確定申告する際には、マイナンバーを税務署に提出する必要があります。
海外FXの口座開設の際に、わざわざマイナンバーカードを用意する必要はないものの、確定申告時に結局必要になるので、覚えておきましょう。
まとめ
本記事では、海外FXでの取引や口座開設、確定申告時に知っておきたいマイナンバーに関する基礎知識や注意点について紹介しました。
重要な点をおさらいしましょう。
- 海外FX業者での口座開設時にマイナンバーは提出しなくてもいい
- 国内FX業者にはマイナンバーの提出は必須
- 海外FX業者によって提出書類の期限が違う
- 海外FX業者によってはマイナンバー通知カードが利用できない
- マイナンバーを提出しなくても脱税は必ずばれる
- 確定申告時には結局マイナンバーが必要
海外FXの口座開設時には、マイナンバーの提出義務はありません。
しかしマイナンバーを提出しないからといって、脱税をしてもばれないというわけではないので、海外FXで得た所得に関しては、しっかり確定申告をするようにしましょう。
また、本記事の後半でご紹介した4社のFX業者は、マイナンバーが不要なだけでなく、安全性や機能面でも定評のあるFX業者なので、ぜひ利用してみてください。
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