0

お役立ち情報 INFORMATION

海外FX業者安全性ランキング|確認すべきポイントや信頼できる業者の選び方も解説

海外FX安全性ランキング

海外FXについて調べてみると下記のような噂が出回っています。

  • 「とくに違反行為はないのに口座が凍結された」
  • 「資金が持ち逃げされて出金ができない」
  • 「他の口座は問題ないのに〇〇の口座だけレートが不自然に動いた」

このようなトラブルは、悪質な運営がされている海外FX業者で起きる問題です。

高いレバレッジや追証なしのゼロカットといった魅力がある海外FX業者ですが、その業者の安全性を見極めるスキルは必須になります。

本記事では、安全性の高い海外FX業者とその見分け方について分かりやすくまとめました。

MoneyChager編集部は、2万人以上のユーザー調査結果を参考にし、本当に安全性の高い海外FX業者をご紹介できますので、ご期待ください。

金融金融先物取引法などを参考に安全性も考慮しております。

海外FX初心者の方は海外FX初心者完全ガイドを一読することをお勧めいたします。

伊藤亮太

日本証券業協会一種証券外務員

伊藤亮太

学生の間にCFP資格、DCアドバイザー資格取得。現在は証券外務員一種も保有。その後、証券会社の営業・経営企画部門、社長秘書等(その間に投資信託や株式の販売、セミナー企画、FX事業の立ち上げ、投資顧問会社の設立など)を行う。また、投資銀行業務にも携わる。2007年11月 スキラージャパン株式会社設立。取締役に就任。東洋大学経営学部非常勤講師、大手前大学通信教育部非常勤講師、千葉科学大学危機管理学部非常勤講師、ファイナンシャルプランナーとして活動中

伊藤亮太のプロフィール>

目次

安全性で選ぶ海外FX業者ランキング

ここでは、安全性重視で選ぶ海外FX業者を下記のランキングでご紹介します。

安全性の高い海外FX業者の見極め方も後述しますが、とりあえず安全性の高い業者を知りたいといった方へ向けて、各社の特徴をまとめました。

安全性ランキング第1位|XMTrading

XMTrading(エックスエム)のロゴ画像
項目内容
創業2009年
運営会社Tradexfin Limited
Fintrade Limited
ライセンスセーシェル金融庁(登録番号:SD010)
モーリシャス金融サービス委員会(登録番号:GB20025835)
資金管理体制分別管理
補償制度
スポンサー活動Visa Cash App Racing Bulls F1 公式FXパートナー
XMTradingの運営情報

安全性で選ぶ海外FX業者ランキング第1位はXMTrading(エックスエム)です。

XMTradingは、15年以上の運営実績があり、母体となるXMグループでは累計1,000万口座以上のアカウント数を誇ります。

また、日本市場で最も高い知名度があり、初めての海外FX業者として人気です。

13,000円相当の新規口座開設ボーナスも実施しているため、とりあえず海外FXのトレード環境を試してみたいといった方におすすめします。

安全性ランキング第1位の海外FX業者XMTradingの詳細は「XMTradingの評判・口コミまとめ」をご覧ください。

安全性ランキング第2位|Exness

Exness(エクスネス)のロゴ画像
項目内容
創業2008年
運営会社Exness (MU) Ltd
ライセンスモーリシャス金融サービス委員会(登録番号:GB20025294)
資金管理体制分別管理
補償制度The Financial Commission(金融委員会)に加盟
最大20,000ユーロの補償あり
スポンサー活動
Exnessの運営情報

安全性で選ぶ海外FX業者ランキング第2位はExness(エクスネス)です。

Exnessは、月間取引量が3兆ドルに達するほどの大手海外FX業者になります。

無制限レバレッジを提供していながら、悪質な出金拒否の噂もなく、外部監査の報告書を公開するなど透明性の高い運営が特徴です。

現在、規制上の理由から日本語版サイトは公開されていませんが、提携パートナーが発行するリンクから口座開設が可能です。

安全性ランキング第2位の海外FX業者Exnessの詳細は「Exnessの評判・口コミまとめ」をご覧ください。

安全性ランキング第3位|AXIORY

Axiory(アキシオリー)のロゴ画像
項目内容
創業2011年
運営会社Axiory Global Limited
ライセンスベリーズ金融サービス委員会(登録番号:000122/8)
資金管理体制信託保全
補償制度The Financial Commission(金融委員会)に加盟
最大20,000ユーロの補償あり
スポンサー活動
AXIORYの運営情報

安全性で選ぶ海外FX業者ランキング第3位はAXIORY(アキシオリー)です。

AXIORYは、14年以上の運営実績がある海外FX業者になります。

また、海外FX業者ながら国内FXと同様に信託保全を採用しており、顧客資金は信託銀行で保全されていることが特徴です。

金融委員会に加盟しているため、AXIORYと顧客間でトラブルがあった場合などは最大2万ユーロの補償も受けられます。

安全性ランキング第3位の海外FX業者AXIORYの詳細は「AXIORYの評判・口コミまとめ」をご覧ください。

安全性ランキング第4位|TitanFX

TitanFX(タイタンエフエックス)のロゴ画像
項目内容
創業2014年
運営会社Titan FX Limited
ライセンスバヌアツ共和国金融サービス委員会(登録番号:40313)
資金管理体制分別管理
補償制度The Financial Commission(金融委員会)に加盟
最大20,000ユーロの補償あり
スポンサー活動
TitanFXの運営情報

安全性で選ぶ海外FX業者ランキング第4位はTitanFX(タイタンエフエックス)です。

TitanFXは10年以上の運営実績がある海外FX業者です。

バヌアツ共和国に拠点を置き、現地の金融センター長がTitanFXの取締役を務めています。

また、安定したトレード環境の評判がよく、約定拒否やスリッページといったリスクを抑えて取引に専念することが可能です。

安全性ランキング第4位の海外FX業者TitanFXの詳細は「TitanFXの評判・口コミまとめ」をご覧ください。

安全性ランキング第5位|HFM

HFM(エイチエフエム)のロゴ画像
項目内容
創業2010年
運営会社HF Markets (SV) Ltd
ライセンスセントビンセントおよびグレナディーン諸島 国際事業会社(登録番号:22747 IBC 2015)
資金管理体制分別管理
補償制度ロイズオブロンドン民事賠償責任保険
最大500万米ドルの補償あり
スポンサー活動パリ・サンジェルマンFCのスポンサー
HFMの運営情報

安全性で選ぶ海外FX業者ランキング第5位はHFM(エイチエフマーケッツ)です。

HFMは、2010年から運営している大手海外FX業者の1つになります。

F1チームやプロサッカーチームのスポンサー企業として認知も高く、グローバル展開するにあたり各国の金融ライセンスも取得済みです。

また、保険会社大手のロイズオブロンドンの賠償責任保険に加入しており、有事の際には最大500万ドルの補償が受けられます。

安全性ランキング第5位の海外FX業者HFMの詳細は「HFMの評判・口コミまとめ」をご覧ください。

安全性の高い海外FX業者を見分けるポイント

安全性の高い海外FX業者を見分けるには、下記のポイントを確認しましょう。

数多くの海外FX業者の中から、悪質な運営をしている詐欺業者を避けて、優れたトレード環境で安全性の高い海外FX業者を見つけるためのポイントを詳しくみてみましょう。

信頼性の高い金融ライセンスを取得している

海外FX業者の安全性を評価する際に、最も信頼できるのは「金融ライセンス」です。

まずは、日本居住者も口座を開設できる直轄の金融ライセンスを取得しているかを確認します。

次に、日本居住者は口座を開設できないものの、グループ会社で下記の金融ライセンスの何れかを取得していると理想的です。

  • 英国金融行動監視機構(Financial Conduct Authority / FCA)
  • オーストラリア証券投資委員会(Australian Securities and Investments Commission / ASIC)
  • アメリカ全国先物協会(National Futures Association / NFA)
  • キプロス証券取引委員会(Cyprus Securities and Exchange Commission / CySEC)

これらの金融ライセンスは、世界的にも取得が難しく、取得後にも定期的な監査などにより健全かつ安全性の高い運営がされているかの確認があります。

海外FX業者が取得している金融ライセンスについては「海外FXの金融ライセンス一覧│各ライセンスの特徴・信頼性」で詳しく解説しています。

顧客資金の分別管理と補償制度がある

預け入れた資金の管理体制と有事の際の補償制度の有無は、海外FX業者の安全性を評価する際の重要なポイントです。

具体的には、下記の何れかを採用しているかを確認します。

項目内容
分別管理顧客資金とFX業者の運営資金を別の口座で管理する仕組み
信託保全顧客資金を信託銀行など第三者機関に預け入れる制度
賠償責任保険業者の過失や不正行為によって損害が生じた場合、保険会社が一定額まで補償する制度
金融委員会(Finacom)民間の独立紛争解決機関。加盟FX業者の顧客に最大20,000ユーロまで補償
顧客資金の管理体制と補償制度

海外FX業者の多くは、金融ライセンスに基づき、顧客の資金管理体制は分別管理を採用していることが多いです。

この分別管理と合わせて、金融委員会による補償や、別途賠償責任保険に加盟している海外FX業者であれば、有事の際も安全性が確保されています。

マネチャ編集部

金融委員会は、FX業者側が不当な出金拒否を行った場合に異議を申し立てることで中立の立場から採決が得られるので安心です。

10年以上の運営実績がある

創業から年数が経過してれば、それだけ多くのトレーダーを抱えて海外FX業者の運営に成功している証拠です。

目安として10年以上の運営実績があると安全性の高い海外FX業者と考えられます。

10年間もあれば、ショック相場も起こりうるので、こうしたイレギュラーな状況でも顧客を保護し、FX業者として存続してきたことになります。

人為的な操作がないNDD方式を採用している

発注方式にNDD方式を採用していると、透明性の高いトレード環境を提供している海外FX業者である可能性が高いです。

NDD方式とは「No Dealing Desk」の略称であり、FX業者のディーラーが顧客注文に介入せずに、機械的に注文が約定する仕組みを指します。

ディーラーつまりは、人為的な操作が加わらない発注方式なので、NDD方式は透明性の高い仕組みです。

ゼロカットでマイナス残高からの保護がある

国内FXではなく、海外FXを選らんで取引をするなら確実に「ゼロカット」を採用している業者を選ぶことをおすすめします。

なぜなら、ゼロカットは国内FXでは採用できない顧客保護制度であり、損失が口座残高を超えない安全なトレード環境を実現できるからです。

例えば、ゼロカットを採用している口座なら、暴落が起きた相場で損失が口座残高を超えた場合でも、マイナス分の補填で追証を支払う必要がありません。

ネイティブによる日本語サポートがある

ネイティブによる日本語サポートのある海外FX業者なら、利用規約に関する質問や入出金の手続きに不備があった際もスムーズに問題が解決できます。

一方で、日本語サポートのない海外FX業者では、トラブルが起きると根本的にスタッフとのコミュニケーションが取れず、トラブルが解決できないといったリスクがあります。

マネチャ編集部

特に海外FX初心者の方は日本語サポートのある業者を選ぶことをおすすめします。

不当な出金拒否・レート操作などの噂がない

安全性の高い海外FX業者を選ぶ際には、SNSなどに投稿されている口コミも重要です。

もし、不当に出金拒否されてたり、明らかなレート操作の噂が多数確認できる場合は、その海外FX業者の利用を避ける方が無難です。

残念ながら、海外FX業者の中には、不当な出金拒否やレート操作を行っている悪質業者も存在するため注意しましょう。

マネチャ編集部

事実とは異なる噂も大手の海外FX業者ほど出回りやすいため、複数の口コミから総合的に安全性を評価することが大切です。

海外FX業者を使う際の注意点

海外FXの利用には、少額資金から取引できるレバレッジや追証のないゼロカットといった魅力がある反面で下記の注意点があります。

トラブルなく海外FXを使って、がっつり稼ぐためにも最低限の注意点を確認しておきましょう。

オフィスの所在地が不明の怪しい業者は使わない

オフィスの所在地が不明の怪しい海外FX業者は使わないようにしましょう。

健全な運営をしている海外FX業者なら、基本的にオフィスの所在地が明らかになっていても不都合はありません。

また、金融ライセンスを取得していれば、原則として当局の公式サイトからライセンスの登録情報として所在地が公開されてます。

マネチャ編集部

オフィスの所在地を明かさず、安全性を語るようなFX業者は最初から顧客をだまして金銭を得るような詐欺業者であるリスクは高まります。

禁止取引・禁止行為を確認しておく

海外FX業者を利用するにあたり、各社の利用規約を確認しておくことは大切なことです。

その海外FX業者が禁止している行為や禁止取引を行ってしまうと、該当する取引のキャンセル(利益の取り消し)や口座凍結といったペナルティが発生するリスクがあります。

安全性の高い実績ある海外FX業者でも、利用規約に対するペナルティとしては口座凍結や出金拒否が発生するリスクは変わりません。

高額ボーナスを実施している新興業者は避ける

魅力的な高額ボーナスキャンペーンを実施していても、実績のない新興ブローカーは避けましょう。

なぜなら、新興ブローカーが高額なボーナスを提供することは非常に難しいからです。

海外FXのボーナスは、基本的に顧客へボーナスをトレード資金として提供しています。

これらのボーナスを提供するには、その海外FX業者側に資金力が必須です。

そのため、新興ブローカーで高額なボーナスを提供している場合は、顧客から資金を集めることだけを目的とした詐欺業者であるリスクが高いです。

低スプレッド口座は取引手数料がある

海外FX業者では、低スプレッドに特化した口座タイプが提供されています。

これらの低スプレッド特化口座では、取引手数料を支払う形でFX業者は利益を確保し、トレーダーは上乗せのスプレッドなしで取引ができる仕組みが採用されています。

そのため、取引コストは「スプレッド+取引手数料」で考えなければなりません。

マネチャ編集部

概ね取引手数料は1ドルあたり0.1pipsの実質スプレッドとして考えられます。

海外FXの安全性に関するよくある質問

海外FX業者は本当に安全ですか?

海外FX業者の中には、安全性の高いライセンスを取得し、資金管理や顧客保護制度を徹底している業者もあります。

ただし、規制の緩い国に拠点を置く業者や、実態の不透明なブローカーも存在するため、事前の調査が重要です。

金融ライセンスがある業者は必ず信頼できますか?

信頼性の高いライセンス(例:FCA、ASIC、CySECなど)を取得している業者は、厳しい審査と定期的な監査を受けており、安全性は高い傾向にあります。

ただし、ライセンスの信憑性や運用実態は必ず公式サイトや口コミを確認しましょう。

海外FXの金融ライセンスについては「海外FXの金融ライセンス一覧」で詳しく解説しています。

ゼロカットとは何ですか?本当に損失がゼロになりますか?

ゼロカットとは、相場急変で口座残高がマイナスになっても、業者が補填し残高をゼロに戻してくれる制度です。

ただし、全業者が完全に適用しているわけではなく、一部条件が付く場合もあるため、事前確認が必須です。

海外FXのゼロカットについては「海外FXは追証なし?ゼロカットの仕組みを解説」をご覧ください。

海外FX業者で信託保全はありますか?

多くの海外FX業者では「分別管理」は導入されていますが、日本のような「信託保全」は一般的ではありません。

より強固な資金保護を求める場合は、信託保全や補償制度のある業者を選ぶと安心です。

信託保全については「海外FXの信託保全とは?」で解説しています。

金融委員会(Finacom)とは何ですか?

金融委員会(Finacom)は、FX業者と顧客のトラブルを仲裁する民間の第三者機関で、加盟業者の顧客は最大20,000ユーロまでの補償を受けられる可能性があります。

ライセンスではありませんが、補償制度の一環として注目されています。

出金拒否が起きる業者の見分け方は?

出金拒否のリスクがある業者は、過去の口コミやSNS、掲示板などで警告されていることが多いです。

また、金融ライセンスの有無、サポート体制、規約内容を事前に確認することで、トラブルを回避しやすくなります。

海外FXの出金拒否については「海外FXの出金拒否の原因と対処法まとめ」で解説しています。

日本語サポートがあれば安全ですか?

日本語サポートの有無は、安全性そのものを保証するものではありませんが、万が一のトラブル時に迅速に対応できる点では重要です。

特にネイティブによる丁寧なサポートがある業者は、信頼性が高い傾向にあります。

海外FXの日本語サポート対応業者については「海外FXの日本語サポートまとめ」をご覧ください。

安全性と取引コスト、どちらを優先すべき?

両方大切ですが、まずは安全性を最優先すべきです。

出金できなければいくら取引コストが安くても意味がありません。

信頼できる業者の中から、スプレッドやレバレッジ条件が良い業者を選ぶのが理想です。

海外FX各社のスプレッド比較は「海外FXスプレッド・手数料の比較一覧」をご覧ください。

安全性の高い海外FX業者ランキング│まとめ

今回は、安全性の高い海外FX業者ランキングをご紹介させていただきました。

海外FXは国内FXよりも自由にトレードできる環境が整っています。

ハイレバレッジでの取引も可能であるうえ、ボーナス・キャンペーンも豪華であるため、少ない資金からでも一攫千金を狙えます

ただし、日本の金融庁の管轄外ということもあり、自身で十分なリスク管理を行う必要があります。

リスク管理が不十分だった場合、詐欺にあってしまうリスクや、多額の借金を背負ってしまうリスクがあるため、注意が必要です。

本記事で紹介した安全性の高い海外FX業者で口座開設し、国内FX業者では体験できないトレードを楽しんでください。

伊藤亮太

海外FXを利用する一番のメリットは、なんといってもレバレッジにあるといえます。国内の場合、最大でも25倍ですが、海外の場合にはそれ以上のレバレッジをかける取引が可能です。なお、注意点としては大きく利益が出る可能性がある一方で損失も莫大となる可能性があるため、利益確定、損切はしっかりコントロールしていくことが大切です。
また、海外FX業者の中には、安全性の面から心配な業者もあるのは事実です。そのため、記事を読んでどのように海外FX業者を選べばよいのかしっかり検討してください。

この記事を書いた人

MoneyChager(マネチャ)編集部
MoneyChager(マネチャ)編集部                                                MoneyChager編集部では、海外FX関連の仕事に10年以上携わっており、海外FX業者へのコンサルティング実務経験もある知識、経験共に豊富なディレクターが全てのコンテンツ制作のディレクションを行っております。また、実際にFX・CFD取引の経験がある5人のライターがライティングを行っており、コンテンツ制作は全てコンテンツ制作ポリシーに基づき本当の価値のある記事を制作できるように編集部一同心がけております。