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【海外FX】スキャルピングって?おすすめ業者や具体的な手法をご紹介

「海外FXには興味があるけど取引してる時間があまりない…。」

「値上がりしそうな時だけ買って、値下がりしそうならさっさと売ってしまいたい!」

こういったお悩みをお持ちなら、スキャルピングがおすすめです。

今回は

  • スキャルピングとはどんな取引手法なのか?
  • スキャルピングに最適な海外FX業者5選
  • 海外FXでも勝てる?スキャルピングトレードで勝つためのコツ
  • 海外FXのスキャルピングに関するQ&A

を中心に解説します。

【海外FX】スキャルピングを徹底解説!実際に稼げるの?

ここではまずスキャルピングとはどんな取引手法なのかを見てみましょう。

スキャルピングのメリットとデメリット、さらにはスキャルピングをする際に適した海外FX業者の選び方などについて解説します。

スキャルピングとは短時間で利幅を取るトレード手法

スキャルピングとはFXの取引方法の一つです。数秒から数分といった非常に短期間でトレードをおこないます。

1回の取引で得られる利益は小さい場合が多いですが、

1日に何度も実施できるのでコツコツと利益を積み上げられるのが特徴です。

なお、「スキャルピング」という言葉はネイティブアメリカンの「頭皮を剥ぐ」という言葉が語源とされています。

小さく薄くとも、利益を剥ぐように着実に出し続けることを目指す取引スタイルはまさに語源を象徴していると言えます。

厳格なトレード時間や利幅の定義はない

スキャルピングには厳格な定義はありませんが、大まかなイメージはあります。

トレード時間で言えば「数秒から数分」とされており、いわゆるデイトレードのように「数時間」に及ぶことはありません。

利幅についても明確には決まっていませんが、デイトレードなど比べて小さな利幅を数多く積み上げていく手法と考えましょう。

デイトレやスイングトレードとの違いは…

スキャルピングの特徴をデイトレードやスイングトレードといった他の取引手法と比較した場合、下表のようにまとめられます。

取引手法 スキャルピング デイトレード スイングトレード ポジショントレード
1回の取引時間 数秒~数分 数分~数時間 数日~数週間 数か月~数年
長所 ポジションを翌日に持ち越さない
1回の取引リスクが少ない
資金効率が良い
ポジションを翌日に持ち越さない
1回の取引リスクが少ない
資金効率が良い
取引機会はポジショントレードより多い
デイトレードよりも大きな利益が期待できる
取引中に相場を頻繁に確認する必要がない
スイングトレードよりも大きな利益が期待できる
取引中に相場を頻繁に確認する必要がない
短所 取引中は相場を注視しないといけない
取引回数の分だけスプレッドなどのコストもかかる
1回の取引で大きな利益は得にくい
取引中は相場をよく確認する必要がある
1回の取引で大きな利益は得にくい
ポジションを翌日に持ち越す

    • ポジションが週をまたぐ「週末リスク」もありうる

1回の取引リスクが相対的に高い

ポジションを翌日に持ち越す
ポジションが週をまたぐ「週末リスク」もありうる
1回の取引リスクが相対的に高い
取引機会が少ない

ポジションを翌日に持ち越したくない人や取引1回あたりのリスクを低くしたい人はスキャルピングやデイトレードといった短い時間での取引が向いているでしょう。

逆に、ポジションを数日から数か月持っても大きな利益を出すチャンスを掴みたい人にはスイングトレードやポジショントレードが向いています。

自分が目指したい利益や稼ぎ方、リスクの取り方などを考えて、取引スタイルを決めましょう。

海外FXでスキャルピングをするメリットは「資金の回転がはやい」こと

海外FXでスキャルピングをするメリットとして「資金の回転がはやい」ことがあります。

スキャルピングは数秒から数分という非常に短い時間での取引であるため、わずかな時間でも取引のチャンスが何回も訪れます。

うまく取引すれば効率よく口座の資金を増やせるでしょう。

また、これ以外にも海外FXでスキャルピングする際のメリットがあるので以下で紹介します。

為替変動の影響を受けにくい

海外FXでスキャルピングをするメリットとして「為替変動の影響を受けにくい」ということも挙げられます。

デイトレードやスイングトレードといった数時間から数日間の取引では、その期間ポジションを保有しておく必要があるため、この間に為替変動が起こった場合、損失が発生する危険性があります。

しかしスキャルピングの取引期間は、数秒から数分と非常に短いため、為替変動に巻き込まれる危険性を低くできます。

また、スキャルピングには「他の取引スタイルよりも1回の取引で生じる損失を小さくできる」という特徴もあります。

そのためスキャルピング取引の最中に為替変動が起こって、損失が発生したとしても他の取引スタイルよりも損失を抑えられるでしょう。

レバレッジを大きくするとさらに利幅を取れる

取引1回あたりの利幅が小さいことが特徴のスキャルピングですが、レバレッジを大きくすると大きな利幅も狙えます

またレバレッジを大きくすることで少ない証拠金で高額の取引ができるようになることも魅力です。

その一方で大きな損失が発生するリスクも高まるので、どのくらいのリスクまでなら許容できるかという点も考慮してレバレッジを決めましょう。

利益が出そうなときだけポジションを持てばリスクを下げられる

スキャルピングは非常に短期的な取引なので、他の取引方法よりもリスク管理がしやすいという特徴があります。

例えば、相場の動きを見て利益が出そうなポジションだけを持って、頃合いを見て手放せば利益をコツコツ積み上げられます。

また逆に、相場がしばらく上がりそうにないと判断できる時はすぐに売ることで損失を抑えられるでしょう。

デメリットはスプレッドのコストがかかること

海外FXでスキャルピングをする際のデメリットとして「スプレッド(買値と売値の差額)がかかること」が挙げられます。

これは国内FX業者を利用した際にもかかるコストですが、海外FX業者の方がスプレッドが広い傾向にあります。

海外FX業者の中でも比較的スプレッドが狭い業者を選びましょう。

スプレッドの狭さが人気の海外FX業者については後ほど紹介しますので、そちらを参考にしてください。

約定率にも左右される

約定率とは「注文どおりの価格で取引が成立するかどうかの度合い」を指します。

スキャルピングは数秒から数分といった非常に短期の取引なので約定率が重要になります。

また、約定率はFX口座によって異なるので、スキャルピングをする場合は必ず約定率の高い会社で口座開設をしましょう。

素早い判断力と集中力が必要

スキャルピングには素早い判断力と集中力が必要であることにも注意しましょう。

短期間のトレードでも相場の値動きを注視し続けて、売買すべきタイミングを見極める必要があります。

そのため、確実に利益を出すためのタイミングを見逃さない集中力が必要なのです。

また、短期間で利益が出せる反面、体調などのコンディションから影響を受けやすくなります。

とくに疲れた状態でスキャルピングを行う場合は、損失を出さないように注意しましょう。

取引業者はスプレッドの狭さで選ぼう

海外FXでスキャルピングをおこなう際はスプレッドの狭さで選ぶことが重要です。

一般的に海外FX業者は国内FX業者に比べてスプレッドが広い傾向にあります。

しかし業者や口座によっては狭いところもありますので、スキャルピングを行う際はそういった業者を選んでおくと有利です。

一部の業者ではそもそもスキャルピングが禁止されていることがある

ただしスキャルピング自体を禁止している業者もあります。

もし禁止行為とみなされた場合、口座が凍結されて取引停止の処分を受けるかもしれません。

また「スキャルピング」という言葉が使われていなくても「短い時間での売買を繰り返し行う」などの表現で実質的にスキャルピングを禁じている場合もあります。

自分が持っている口座の業者の約款などを事前によく確認しておきましょう。

なお、スキャルピングが禁止されている理由として以下のようなものがあります。

  • 短時間での繰り返しの取引はシステムに負荷がかかるため
  • 顧客や業者に損失が発生するリスクがあるため

こういった理由から禁止されていることもあるので注意しましょう。

約定力が高いかも要チェック

業者の約定力が高いか否かもチェックして選びましょう。

約定力が低いと自分が注文した通りの価格で売買ができないため、どんな適切な判断を下しても損失を被るかもしれません。

こういった事態をできるだけ回避するためにも、約定力の高い業者を選びましょう。

パソコンの通信環境やスペックにも左右されるので要注意

スキャルピングでは取引で使用する通信環境や、パソコンなどの端末のスペックも大事になってきます。

通信環境が不安定である場合、注文金額と約定金額がずれてしまうこと(スリッページ)があります。

また、パソコンのスペックが低い場合も同様のスリッページ発生のリスクがあるので注意しましょう。

スキャルピングに最適な海外FX業者5選

ここではスキャルピングに最適な海外FX業者を5つ紹介します。

  • ①AXIORY「ナノスプレッド口座」
  • ②GEMFOREX「ロースプレッド口座(旧:ノースプレッド口座)」
  • ③XM「ゼロ口座」
  • ④FXGT「PRO口座」
  • ⑤TitanFX「ブレード口座」

それぞれの特徴やおすすめの理由などについて以下で紹介します。

①AXIORY「ナノスプレッド口座」

AXIORYは2011年にベリーズで設立された海外FX業者です。

AXIORYのナノスプレッド口座は業界最狭レベルのスプレッドで取引できることが特徴です。スキャルピングには非常に適していると言えます

比較的新しい業者が多い海外FX業者の中では老舗であり評判も良く、さらに日本人スタッフも常駐しています。

ただしスプレッドが低い代わりに手数料が別で発生する点や、最大レバレッジがほかよりも低めである点には注意が必要です。

こういった特徴から「中・上級者向けの海外FX業者」だと言えます。

②GEMFOREX「ロースプレッド口座(旧:ノースプレッド口座)」

GEMFOREXは2014年からサービスを開始した海外FX業者です。

GEMFOREXのロースプレッド口座(旧:ノースプレッド口座)は主要通貨ペアで最低0.0pipsから取引できるうえ、手数料無料です。

また、GEMFOREXはボーナスキャンペーンが非常に豪華であることにも定評があり、口座開設時には20,000円分のボーナスがもらえます。さらに入金ボーナスは最大200万円分もらえることも。

ただしロースプレッド口座では上記のボーナスキャンペーンは対象外です。

③XM「ゼロ口座」

XMは日本人トレーダーに最も人気の海外FX業者であり、約定力の高さに定評のある業者です。

また、世界最高峰レベルの金融ライセンスである「FCA(イギリス金融行動監視機構)」を保有しており、安全性も非常に高いといわれています。

XMのゼロ口座はスプレッドが非常に狭く、スキャルピングに適していますが、取引手数料が別途発生するので注意しましょう。

XMのゼロ口座では最大レバレッジが500倍となっており、口座開設ボーナスは3,000円です。

④FXGT「PRO口座」

FXGTは2019年に開設した海外FX業者です。

FXGTのPRO口座では最低0.6pipsの非常に狭いスプレッドで取引が可能であり、さらに取引手数料も掛かりません。

FXGTの口座開設ボーナスなどのキャンペーンは非常に豪華なのですが、PRO口座は対象外となっています。

また、ロスカット(一定の水準以下の損失が発生した場合に強制的に決済されること)の水準が40%と高めであることにも注意が必要です。

なお、最大レバレッジは1,000倍であり、24時間365日間日本語によるサポートにも対応しています。

⑤TitanFX「ブレード口座」

TitanFXは2014年に設立された海外FX業者であり、スプレッドの狭さからスキャルピングをするトレーダーに人気の高い業者でもあります。

TitanFXのブレード口座は最低スプレッドが0.0pipsからとなっており、さらに最大レバレッジは500倍です。こういったスプレッドの狭さの他にも、約定力の高さが業界屈指の水準であることや日本人スタッフが常駐していることなども人気の高さの理由です。

ただし取引手数料が別途掛かることや他業者ではもらえる口座開設ボーナスなどの特典はないので注意しましょう。

海外FXでも勝てる?スキャルピングトレードで勝つためのコツ

海外FXのスキャルピングトレードで勝つためにはコツや注意点があります。

  • 利確ライン(損切ライン)を決めておく
  • 取引量が多い時間帯に取引をする
  • 取引記録をつけて自身の分析をする

これら以外の細かなものも含めれば無数にありますが、ここでは特に重要なコツを紹介します。

利確ラインを決めておく

スキャルピングで勝つためには利益確定(利確)のラインを決めておくことが大切です。

「もう少し待っていればもっと良い値になるかも」というスタンスで待っている余裕はありません。かえって損失を被ってしまう可能性もあります。

エントリーする前に利確ラインを決めて、それに達したら即座に売るというルールにのっとりましょう。

損切りラインも決めよう

利確ラインの設定と同じくらい重要なのが損切ラインの設定です。

相場の値動きは予想通りにならないことも多いものです。

含み損が発生した場合には、できるだけ早く損切りをしましょう。

「含み損を取り戻してから売ろう」と思って待っても損失だけが膨らむことも十分に起こり得ます。

こういった事態に陥らないためにも取引のルールを決めましょう。

取引量が多い時間帯に取引をする

スキャルピングで勝つためには取引量の多い時間帯に取引を行うことも大事です。

具体的には東京市場とロンドン市場が同時に開かれている日本時間16~18時の時間帯や、ロンドン市場とニューヨーク市場が同時に開かれている日本時間21~24時の時間帯など複数の為替市場が同時に開いている時間帯が該当します。

これらの時間帯では取引が活発になり、値動きも大きくなるため、スキャルピングで利益を得るチャンスも増えるでしょう。

取引通貨はドル円やユーロ円、ユーロドルなどがおすすめ

スキャルピングで取引する際の通貨ペアはドル円やユーロ円、ユーロドルといった主要な通貨ペアを選びましょう

これは主要な通貨ペアのスプレッドが、他の通貨ペアのスプレッドに比べて狭く設定してある海外FX業者が多く、取引時に有利になりやすいからです。

また、主要な通貨ペアは取引量が多いため相場の分析や予測が比較的容易です。

取引記録をつけて自身の分析をする

スキャルピングで勝つには自分自身の取引を客観的に振り返ることも重要です。

客観的に振り返るには自分の取引記録をつけておきましょう。

自分の取引記録をつけると「自分自身が勝ちやすいパターン」や「得意な通貨ペア」などを分析・把握できます。

取引記録をつける際は以下の5点に留意すると有効なデータが取りやすいと言えます。

  1. 通貨ペア
  2. エントリーや決済の際の判断根拠
  3. その取引での反省点
  4. 取引数量
  5. 取引時間

海外FXのスキャルピングに関するQ&A

海外FXのスキャルピングについてよくある質問を3つ紹介します。

  1. スキャルピングに必要な資金はいくら?
  2. 海外FXでスキャルピングをする際の注意事項はある?
  3. 初心者でもスキャルピングをした方がいい?

気になる項目をチェックしておきましょう。

Q. スキャルピングに必要な資金はいくら?

スキャルピングに必要な資金は取引する1通貨単位があれば可能ですが、現実的には「自分が得たい利益からの逆算」で考えることが大切です。

また、純粋な必要な資金の他にスプレッドや取引手数料が業者や口座によっては掛かってくるので、こういったコストも含めて考えましょう。

Q. 海外FXでスキャルピングをする際の禁止事項はある?

海外FX業者によってはスキャルピングやそれに類する取引の仕方を禁止しているところもあります。

スキャルピングという文言を使っていなくても「短時間で繰り返し売買を行うこと」を禁じている業者もあるので、自分の使っている業者の約款で禁止されていないかを確認しておきましょう。

Q. 初心者でもスキャルピングをした方がいい?

スキャルピングは数秒から数分の短い時間での取引で利益を出すことを目的にしているので、初心者にはハードルがやや高いのが事実です。

しかし、デイトレードなどの他の取引方法よりも利益を出すチャンスが多くあります。スキャルピングをしてみたい初心者の人は、今回の記事を参考のうえ実践してみるのもよいでしょう。

まとめ

今回は海外FXのスキャルピングについて解説しました。

最後に重要な点についておさらいしましょう。

  • スキャルピングとは数秒から数分といった非常に短期間で行う取引の仕方のこと
  • スキャルピングではわずかな時間でも取引のチャンスが何回も訪れるため、上手く取引することで非常に効率よく口座の資金を増やすことが可能
  • デメリットは「スプレッド(買値と売値の差額のこと)というコストが通常よりもかかること」
  • 海外FXでスキャルピングを行う際はスプレッドの狭さで業者を選ぶことが重要
  • スキャルピングで勝つためには利益確定(利確)や損切のラインを決めておくことが大切

スキャルピングでの取引は短い時間での勝負になるため、初心者には敷居が高いことは否めません。しかし、今回紹介したポイントに気をつけることでコツコツと利益を積み上げていくことも十分に可能です。

海外FXでスキャルピングする際はこれらのポイントをよく確認しておきましょう。