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海外FXのハイレバ取引のメリットは?少額から増やす手法やおすすめ業者をご紹介!

SNSを見ているとハイレバ取引で大きく稼ぐ海外FXトレーダ-を見かけることがあります。
自分も同じように少額資金から稼いでみたいと考える方も多いでしょう。
とは言え、ハイレバ取引はリスクが高そうだから、何となく怖くて挑戦できないと考えてしまいます。
そこで本記事では、具体的にハイレバ取引とはどういったものなのか本質的に理解することで、上手く取り入れるコツをご紹介します。

CFP®︎認定ファイナンシャルプランナー
金子賢司
東証一部上場企業(現在は東証スタンダード市場)で10年間務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち社会保障の勉強を始め、CFP認定資格を取得。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。
目次
海外FXのハイレバ取引手法とは?
海外FXのハイレバ手法とは、資金力を底上げして、利益を大きく狙うことができる取引方法のことです。
ここでは、海外FXのハイレバについて基本となる知識を解説していきます。
海外FXのハイレバは「資金効率の高い取引」
海外FXのハイレバは資金効率の高い取引を指します。
ハイレバレッジに対してリスクが高いイメージばかりが表立ってしまいますが、本質的にFXはレバレッジが魅力の金融商品です。

レバレッジは、入金した証拠金を担保に国内なら25倍、海外なら500倍~無制限の金額を取引できる仕組みです。
レバレッジによって、少ない資金でもまとまった金額の取引が行えるため、個人トレーダーでも大きな利益が得られるメリットがあります。
取引自体が大きくなるため、リスクは伴うものの、本質的にFXはレバレッジが武器となる金融商品なので、このレバレッジを生かさない手はありません。

海外FXのハイレバはリスクを許容しつつも積極的に利益を狙いたい方に最適な取引方法です。
取引の必要証拠金が小さくなる
海外FXのハイレバについて、初心者に多い間違いが「最大レバレッジと実効レバレッジの誤解」です。
一言でハイレバといっても、下記の2つの解釈があります。
- 最大レバレッジが高いハイレバ:口座で使えるレバレッジの最大倍率が高い状況。資金に対して小さい取引はリスクは低くなり、逆に資金に対して取引が大きいとリスクは高くなる。
- 実効レバレッジが高いハイレバ:実際に現在の取引で使われているレバレッジ倍率。実効レバレッジが高いほど、資金に対して倍率の高い取引となるためハイリスク&ハイリターンとなる、
つまり「ハイレバレッジで危険=実効レバレッジが高い」という解釈が正しく、海外FXはレバレッジが高いから危険というのは正確とは言えません。
むしろ、最大レバレッジが高い口座で実効レバレッジを抑えて取引するなら、余力も残りやすく低リスクと言えます。

最大レバレッジと実効レバレッジの計算方法については「海外FXのハイレバ取引における必要証拠金とレバレッジの計算方法」で解説しています。
海外FXのハイレバ取引のメリット
海外FXのハイレバ取引には、少額資金から稼ぎやすいなど下記のメリットがあります。
ハイレバ取引はリスクを伴うため、全ての人におすすめできるものではありません。
とは言え、トレード資金が少ない状況から成り上がるためには最高の武器となります。
少額資金から大きく利益が狙いやすい
まとまった資金が用意できない状況でも、少額資金から稼ぎやすいことが海外FXのハイレバの魅力と言えます。
国内FXを含めて、レバレッジ規制のある国のFX業者では20倍から30倍程度のレバレッジで人によっては十分な倍率でも、実際のところ10万円や100万円といった元手では、高い勝率を維持したまま稼いでいくしか成り上がる術がありません。
えぐい❗️えぐい❗️2500スタートだから利率16,000%❗️w pic.twitter.com/3iA5cJS4Fi
— ざき@ハイレバ戦士 (@ZaKiNiNaFX) July 22, 2025
一方で、ハイレバ取引なら資金を2倍以上に増やすトレードも可能です。
元手が少ないうちは期待値の高い取引で挑戦していき、資金が増えてから低レバ運用に切り替えるというのも、FXで成り上がるための1つの手段になります。

少額資金・低レバレッジで数百円の利益を狙って、高勝率のまま大量の取引で利益を狙うよりも、勝ちやすいポイントを狙い撃ちでハイレバ→数万の利益といった運用方針が手法や性格的にあっているトレーダーもいます。
強制ロスカット水準が低い
海外FXのハイレバが人気の理由として「強制ロスカット水準の低さ」も挙げられます。
強制ロスカットとは、損失が一定の割合に達した際にFX業者がポジションを強制的に決済することで損失を抑える仕組みのことです。
ハイレバ取引の場合、強制ロスカット水準が高いと口座で許容できる含み損の金額が小さくなるため、ハイレバで大きく稼ぐことが難しくなります。

海外FXは全体を通して、強制ロスカット水準30%以下が多く、資金を最大限に生かした取引がしやすい環境が整っています。
口座残高を超える損失は発生しない
ハイレバはリスクが高いといっても海外FXでは、損失が口座残高を超える金額になることは原則としてありません。
なぜなら、多くの海外FX業者でゼロカットが採用されているからです。

海外FXのゼロカットとは、相場の急変動等によって損失が口座残高を超えた場合に、その不足分をFX業者が補填するという制度です。
国内FXなど、ゼロカットを採用していないFX業者では、不足している分も追証として請求されるため「口座残高を超える損失」が発生します。

ゼロカットによって、どれだけハイレバ取引を行っても損失が口座残高を超えないのは安心です。
実効レバレッジはコントロールできる
ハイレバ取引の考え方として重要なのは「実効レバレッジはコントロールできる」ということです。
レバレッジを使った取引で失敗する人の特徴として、レバレッジの管理が甘いといった事例が挙げられます。
基本的には、自分が許容できる範囲の損失に抑えられるように、損切りと実効レバレッジをコントロールすることが重要です。

無理のない範囲の資金とレバレッジの中で、最大限のロット数によるハイレバ取引によって最高の効率で稼ぐことができます。
負けてもキャッシュバックは受け取れる
海外FXはキャッシュバックサイトを利用すると、ハイレバ取引をしつつキャッシュバックによる安定した収益が得られることもメリットです。
例えば、ハイレバで人気の海外FX業者Exnessのスタンダード口座と当サイトMoneyChargerによるキャッシュバックを併用した場合は「スプレッドの40%」を報酬として受け取れます。
通貨ペア | 平均スプレッド | キャッシュバック |
---|---|---|
USDJPY | 1.2pips | 480円 |
EURUSD | 1.1pips | 650円 |
GBPUSD | 1.3pips | 770円 |
AUDUSD | 1.1pips | 650円 |
XAUUSD | 1.6pips | 94円 |
ハイレバ取引で大きく利益を狙いつつ、キャッシュバックで手堅く報酬を得られるのは海外FXの魅力です。
海外FXのハイレバ取引のデメリット
海外FXのハイレバ取引は少額から稼ぎやすい反面、税金や業者選びでポイントを理解していないと、下記のデメリットによる影響があります。
これらのデメリットを理解しつつ、海外FXのメリットをしっかり生かせるように解説していきます。
所得が多いと税金が高くなりやすい
海外FXは所得が多いと税金が高くなりやすいというデメリットがあります。
なぜなら、あ海外FX業者で発生した所得(利益)は、他の所得との合計金額が多いほど所得税率が高くなる累進課税を採用しているからです。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円 以上 | 45% | 4,796,000円 |
累進課税による所得税率は、給与所得や海外FXを含めた副業による収益の合計を元に計算されます。
国内FXは、他の所得とは分けて一律15%の所得税率となるため、所得合計が330万円を超えると海外FXの所得税の方が高くなります。
負けトレードの損失も大きい
本質的にハイレバ取引は確実に利益が大きくなるといったものではないです。
あくまで、ハイレバ取引で大きくなるのは取引の規模になります。
取引の規模が大きければ、利益も損失も比例して大きくなりやすいです。
そのため、優位性のある取引を行わなければ、単にリスク過多となってしまい、最速で資金を溶かすことになるでしょう。

ハイレバ取引をする際は、少なくとも利益が期待できる手法で挑戦することをおすすめします。自らの手法が固まっていない方は「海外FXのハイレバ取引のコツ・おすすめ手法」を参考にしてみてください。
過度なレバレッジを提供する悪質業者がいる
海外FXでハイレバ取引を行うには、再現性のある手法だけでなく安全性の高い海外FX業者選びも重要になります。
海外FX業者の中には、過度なレバレッジを提供して顧客から資金を集め、不当に出金拒否を行って利益を得ようとする悪質業者もいます。
そのため、ハイレバ取引に使う海外FX業者はライセンスの取得状況や口コミをしっかり確認しましょう。
安全性の高い海外FX業者の見分け方は「海外FX業者安全性ランキング」で解説しています。ハイレバ取引にお勧めの信頼できる海外FX業者は「ハイレバ取引におすすめの海外FX業者」を確認しましょう。
必要証拠金と実効レバレッジの計算方法
海外FXでハイレバ取引をするには「必要証拠金」と「実効レバレッジ」の計算方法は確実に押さえておく必要があります。
あらかじめ取引に必要な資金と実際に使っているレバレッジ倍率を把握しておくことで、無理のない範囲でハイレバ取引ができるようにしましょう。
実効レバレッジの計算方法
実効レバレッジとは、現在の保有ポジションに対して、どれだけの倍率で取引しているかを示す数値です。
自分の資金(有効証拠金)に対して実際に何倍の取引をしているかを表します。
実効レバレッジの計算式
実効レバレッジ= 総取引量 ÷ 有効証拠金
必要証拠金の計算方法
必要証拠金とは、1つのポジションを保有するために最低限必要となる証拠金です。
実効レバレッジを使って以下の式で計算します。
必要証拠金の計算レート
必要証拠金 = 現在のレート × 通貨単位 × ロット数 ÷ 設定レバレッジ
例えば、USD/JPY(米ドル/日本円)を1ロット=10万通貨で取引する場合、最大レバレッジ100倍だと下記のように必要証拠金を計算します。
必要証拠金 = 147円 × 10,000通貨 ÷ 100 = 14,700円
つまり、最大レバレッジが100倍の口座では、10,000円の証拠金でも100万円相当まで取引が可能となります。
海外FXのハイレバ手法3選
ここでは、海外FXでハイレバ取引をする際に使える手法を3つご紹介します。
いずれもシンプルな戦略で実践しやすいので、デモ口座や少額資金で試してみて、自分なりに改良して使ってみましょう。
プライスアクション「リバーサル」を使ったハイレバ手法
プライスアクション「リバーサル」を使ったハイレバ手法では、ローソク足のパターン認識の1つであるプライスアクション「リバーサル・ハイ」と「リバーサル・ロー」を使うシンプルな戦略です。

リバーサル・ハイやリバーサル・ローは、トレンドの反転局面を捉えるプライスアクションの代表的なパターンであり、ハイレバ取引と非常に相性が良い手法です。
特に、節目となるサポート・レジスタンス付近で発生したリバーサルは反転の信頼性が高く、損切り幅を最小限に抑えながら大きなリターンを狙えます。
取引の流れとしては下記の通りです。
- 日足のトレンドを確認する
- 1時間足で日足が上昇トレンドならリバーサル・ロー、下降トレンドならリバーサル・ハイを狙う
- リバーサル発生でエントリー、直近高値・安値に損切りを設定し、日足の直近高値・安値まで利食い
重要なのは、よりトレンドが意識されやすい上位足のトレンドを重視するということです。
イメージとしては、日足の長期的なトレンドに対して、1時間足が逆行し、再び日足の大きな流れに戻る展開を狙っていきます。
チャートパターン「ヘッド&ショルダー」を使ったハイレバ手法
チャートパターン「ヘッド&ショルダー」を使ったハイレバ手法とは、トレンド転換を示す王道のチャートパターンを使ったシンプルな戦略です。

それぞれ、上昇トレンドからの転換、下降トレンドからの転換でポジションを持ち、単発で大きな値幅を狙っていきます。
チャートパターンには、あらかじめ成立時の期待値がセットになっているため、セオリー通りの値幅を狙ってきやすいことが特徴です。
取引の流れとしては下記の通りです。
- 日足のトレンドを確認し、重要な高値・安値に水平線を引く
- 1時間足で水平線付近を軸にヘッド&ショルダーのチャートパターン形成でエントリー
- 直近の高値・安値に損切りを設定し、期待値通りの値幅で利食い
トレンド転換のチャートパターンは発生する頻度が少ないものの、成立すれば大きな値幅を獲得することができ、ハイレバ取引で資金を大きく増やすキッカケとなります。
ボリンジャーバンドを使ったハイレバ手法
ボリンジャーバンドを使ったハイレバ手法は、文字通りに市場のボラティリティを統計的に予想する「ボリンジャーバンド」を使ったシンプルな戦略です。
ボリンジャーバンドを使った下記のシグナルに対して、素直にポジションを持っていきます。
- ±2σ:一般的なボリンジャーバンドの設定であり、±2σの範囲内に 約95.4%の確率で価格変動は収まるとされています。バンド上限で売り・バンド下限で買いを検討します。
- エクスパンション:バンド幅が拡大し、ボラティリティが拡大している状況。含み益がある場合は、そのままポジションの保有を検討します。
- バンドウォーク:バンドの上限・下限に張り付く形で値動きが推移。力強いトレンドの発生を示す。ポジションが含み益の場合はそのまま保有を検討します。
取引方法としてはシンプルにバンドの上下限でポジションを持ち、トレンドが続くなら、しっかり伸ばしていくといった戦略をとります。
なお、エントリー方向を上位足のトレンドと同方向のみとするなどによって勝率を上げられるように改良していくのもおすすめです。
ハイレバ取引ができる海外FX業者を選ぶ際のポイント
海外FXでハイレバ取引をする際には、下記のポイントを押さえて業者を選びましょう。
- 最大レバレッジは1,000倍以上
- 強制ロスカット水準が30%以下
- 安全性・信頼性が高いか
- 口座残高によるレバレッジ制限が緩い
- ロット数によるレバレッジ制限が緩い
- 口座タイプによって最大レバレッジが違う
- 取引したい銘柄の最大レバレッジを確認する
実は単純に高いレバレッジを提供しているだけでは、海外FXでハイレバ取引を快適に行うことはできません。

資金効率を上げられる強制ロスカット水準の低さや、一定基準で発生するレバレッジ制限など、各要素を抑えてハイレバに強い海外FX業者を選ぶことが重要です。
最大レバレッジは1,000倍以上
ハイレバ取引をするなら、当然ながら最大レバレッジの高い海外FX業者を選ぶ必要があります。
具体的には、最大1,000倍以上のレバレッジを提供している海外FX業者がハイレバ取引の最低条件です。
近年、海外FX各社の最大レバレッジは高くなっている傾向があり、一般的には最大1,000倍が標準的となります。
そのため、最大1,000倍未満のレバレッジでは海外FXとしては倍率が低いです。
強制ロスカット水準が30%以下
強制ロスカット水準が低い海外FX業者ほどハイレバ取引に向いています。
なぜなら、同じ最大レバレッジでも、より長くポジションを維持できるのは強制ロスカット水準の低い業者だからです。
例えば、1万円の資金で取引する場合、強制ロスカット水準に最大損失には下記の違いがあります。
- 強制ロスカット水準20%:有効証拠金が2,000円になると強制ロスカットが執行
- 強制ロスカット水準100%:有効証拠金が9,999円になると強制ロスカットが執行
ようするに、強制ロスカット水準が低いほど耐えられる含み損も大きくなるため、ハイレバ取引で長くポジションを維持しやすいです。
目安として、ハイレバ用の海外FX業者は強制ロスカット水準30%以下で探します。

海外FXでハイレバ取引をするなら、最大レバレッジの高さと強制ロスカット水準の低さのバランスが重要になります。
安全性・信頼性が高いか
最大レバレッジの高い海外FX業者を探す際には、その業者の安全性・信頼性を下記のポイントから確認します。
- 信頼性の高い金融ライセンスを取得している
- 顧客資金の分別管理と補償制度がある
- 10年以上の運営実績がある
- 人為的な操作がないNDD方式を採用している
- ゼロカットでマイナス残高からの保護がある
- ネイティブによる日本語サポートがある
- 不当な出金拒否・レート操作などの噂がない
これらの安全性に関する条件を満たしていない海外FX業者の中には、不当な理由で利益を取り消したり、出金拒否を行っているケースがあります。

過度なレバレッジを提供することで、注目と顧客の資金を集めて、最悪の場合には元本も引き出せなくなる可能性もあるため注意が必要です。
高いレバレッジと安全性を両立している海外FX業者については「ハイレバ取引におすすめ海外FX業者」でご紹介しています。
口座残高によるレバレッジ制限が緩い
ハイレバ取引に使う海外FX口座で常に高いレバレッジ倍率を使い続けるには「口座残高によるレバレッジ制限」も確認しておきましょう。
口座残高によるレバレッジ制限とは、口座残高(有効証拠金)が増えるほど、口座の最大レバレッジが低く制限されるといったルールです。
例えば、無制限レバレッジを提供する海外FX業者Exnessでは、有効証拠金が4,999ドル(約70万円相当)までが無制限レバレッジの適用範囲となっています。

口座残高によるレバレッジ制限は、利益で資金が増えたらマメに出金することで制限への対策ができます。
ロット数によるレバレッジ制限が緩い
口座残高によるレバレッジ制限のない海外FX業者では「ロット数によるレバレッジ制限」が採用されている場合が多いです。
ロット数によるレバレッジ制限とは、ロット数もしくは取引金額が大きくなるにつれて、最大レバレッジが低く制限されるといったルールです。
例えば、最大3,000倍レバレッジを提供する海外FX業者TradesTrustでは、1ロットを超える取引からレバレッジ制限が発生します。

ロット数によるレバレッジ制限は、低ロットで取引したい方に使いやすい制限ルールとなるため、ロット数を上げたいハイレバ取引は若干不向きです。
口座タイプによって最大レバレッジが違う
海外FXでハイレバ取引をする際に注意したいのは口座タイプによる最大レバレッジの違いです。
業者によっては、上級者向けの低スプレッド口座は、初心者向けの口座タイプより最大レバレッジが低く設定されています。
例えば、4種類の口座タイプを提供する海外FX業者XMTradingでは、各口座タイプごとに下記の最大レバレッジが設定されています。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|
マイクロ口座 | 1,000倍 |
スタンダード口座 | 1,000倍 |
KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
ゼロ口座 | 500倍 |
特に低スプレッドの口座タイプを使いたいといった方は、対象の口座タイプが十分な最大レバレッジが適用されるか確認しましょう。
取引したい銘柄の最大レバレッジを確認する
海外FXでは、銘柄によって最大レバレッジが異なります。
多くの海外FX口座では、通貨ペアだけでなく、株価指数や貴金属、仮想通貨といったCFD(差金決済取引)も一緒に取り扱われています。
そのため、一般的に最も高いレバレッジは通貨ペアおよびゴールドなどの流動性の高い銘柄に適用され、その他の銘柄は最大レバレッジが低いです。

ハイレバ取引する際は、自身が取引したい銘柄の最大レバレッジを確認しておきましょう。
ハイレバ取引におすすめ海外FX業者
ここでは、ハイレバ取引におすすめの海外FX業者をご紹介します。
安全性・信頼性が評価されており、ハイレバ取引に最適な取引条件を提供している海外FX業者は下記の通りです。
海外FX業者 | 最大レバレッジ | 口座タイプ | 強制ロスカット水準 | 初回最低入金額 |
---|---|---|---|---|
![]() Exness | 無制限 | 全口座タイプ | 0% | 初心者向けの口座タイプ:10ドル相当 上級者向けの口座タイプ:1,000ドル相当 |
![]() FXGT | 5,000倍 | オプティマス口座 | 0% | 10ドル |
![]() BigBoss | 2,222倍 | デラックス口座 | 0% | 1円 |
![]() VantageTrading | 2,000倍 | プレミアム口座 | 10% | 50ドル |
![]() HFM | 2,000倍 | プレミアム口座 | 20% | 1円 |
![]() AXIORY | 2,000倍 | マックス口座 | 0% | 1,100円 |
![]() IS6FX | 1,000倍 | 全口座タイプ | 20% | 5,000円 |
![]() XMTrading | 1,000倍 | スタンダード口座 マイクロ口座 | 20% | 500円 |
![]() TitanFX | 1,000倍 | マイクロ口座 | 20% | 1円 |
![]() ThreeTrader | 1,000倍 | Rawゼロ口座 Pureスプレッド口座 | 20% | 10,000円 |
これらのハイレバ取引におすすめの海外FX業者の上位3社をピックアップして詳細をまとめていきます。
海外FX各社のレバレッジ比較については「海外FXレバレッジ比較ランキング」でより詳しい内容をご紹介しています。
Exness|無制限で業界最高のハイレバ

項目 | 内容 |
---|---|
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率30% |
ライセンス | モーリシャス金融サービス委員会 (登録番号:GB20025294) |
資金管理体制 | 分別管理 |
補償制度 | The Financial Commission(金融委員会)に加盟 最大20,000ユーロの補償あり |
Exnessのレバレッジ制限
有効証拠金残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
4,999ドルまで | 無制限(21億倍) |
5,000ドル〜29,999ドル | 2,000倍 |
30,000ドル〜99,999ドル | 1,000倍 |
100,000ドル以上 | 500倍 |
その他、Exnessでは下記のレバレッジ制限ルールが設けられています。
- 取り扱い銘柄別のレバレッジ制限
- 主要な経済指標の発表前後のレバレッジ制限
- 週末・週明けのレバレッジ制限
ハイレバ取引におすすめの海外FX業者1社目は「Exness(エクスネス)」です。
Exnessは、とにかくレバレッジの高さを重視するトレーダーには一番のトレード環境と言えます。
全口座タイプを対象にExnessは無制限レバレッジ(実質21億倍)を提供しており、1万円未満のトレード資金でも、1ロット以上のポジションがエントリー可能です。
今日エクスネス1万でゴールドロングしてれば儲かる日だ😂 pic.twitter.com/N4ParGrfES
— あき (@ChiakiBit) June 15, 2023
スプレッド分のコストを考える必要がありますが、ほとんど数円の必要証拠金でポジションが持てるのが無制限レバレッジの魅力になります。

ドンピシャで安値・高値からエントリーできれば、少額資金から数倍まで資金を一気に増やせる期待もあります。
ExnessはMoneyChagerのキャッシュバック対象業者です。詳細は「Exnessのキャッシュバック」をご確認ください。
FXGT|最大5,000倍レバレッジのオプティマス口座

項目 | 内容 |
---|---|
最大レバレッジ | 5,000倍 |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率0% |
ライセンス | セーシェル金融庁 (登録番号:SD019) |
資金管理体制 | 分別管理 |
補償制度 | ロイズオブロンドン民事賠償責任保険 最大500万米ドルの補償あり |
FXGT オプティマス口座のレバレッジ制限
有効証拠金残高 | レバレッジ |
---|---|
有効証拠金残高 | レバレッジ |
1,000ドルまで | 5,000倍 |
1,000ドル~3,000ドルまで | 2,000倍 |
3,001ドル~5,000ドルまで | 1,000倍 |
5,001ドル~10,000ドルまで | 500倍 |
10,001ドル~30,000ドルまで | 200倍 |
30,001ドル~100,000ドルまで | 100倍 |
100,001ドル以上 | 50倍 |
その他にFXGTのオプティマス口座では取り扱い銘柄別のレバレッジ制限ルールが設けられています。
ハイレバ取引におすすめの海外FX業者2社目は「FXGT(エフエックスジーティー)」です。
FXGTでは、「50万通貨(5ロット)以上かつ8回以上の取引」を行うとオプティマス口座は最大5,000倍レバレッジで利用できます。
利用条件が設けられているものの、オプティマス口座は下記の優遇された取引条件があることがメリットです。
- 強制ロスカット水準0%
- 最小0.8pipsでスタンダード口座より低スプレッド
- 仮想通貨CFD以外が2日間のスワップフリー
そのため、デイトレードやスイングトレードでハイレバ取引を行うのにオプティマス口座は最適です。

スワップフリーを生かしつつ、ボラティリティの高い銘柄でスイングトレード、大きな利益幅を獲得できれば効率良く稼げます。
FXGTはMoneyChagerのキャッシュバック対象業者です。詳細は「FXGTのキャッシュバック」をご確認ください。
BigBoss|カスタマイズ可能なデラックス口座がハイレバ

項目 | 内容 |
---|---|
最大レバレッジ | 2,222倍 |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率0% |
ライセンス | セントビンセント・グレナディーン諸島 国際事業会社 (登録番号:BFX2024045) |
資金管理体制 | 分別管理 |
補償制度 | - |
BigBoss デラックス口座のレバレッジ制限ルール
有効証拠金残高 | レバレッジ |
---|---|
10,000ドルまで | 2,222倍 |
10,001ドル~19,999ドルまで | 1,111倍 |
20,000ドル~49,999ドルまで | 555倍 |
50,000ドル~99,999ドルまで | 200倍 |
100,000ドル以上 | 100倍 |
その他、取り扱い銘柄別のレバレッジ制限がBigBossのデラックス口座には設けられています。
ハイレバ取引におすすめの海外FX業者3社目は「BigBoss(ビッグボス)」です。
BigBossが提供する取引条件がカスタマイズ可能なデラックス口座で2,222倍が提供されています。
このデラックス口座では、BigBoss独自のBBP(ビッグボスポイント)を使ってアイテムを購入し、購入したアイテムが取引条件という形で口座に装備されるというユニークなサービスを提供しています。

デラックス口座は、最大2,222倍レバレッジの他、強制ロスカット水準0%や取引手数料の8%キャッシュバックなど様々な特典があることが魅力です。
BigBossはMoneyChagerのキャッシュバック対象業者です。詳細は「BigBossのキャッシュバック」をご確認ください。
海外FXのハイレバレッジでよくある質問と回答
海外FXでハイレバレッジ取引は違法ですか?
いいえ、日本国内に居住する個人が海外FX業者を利用してハイレバレッジ取引を行うこと自体は違法ではありません。ただし、自己責任のもとで利用する必要があり、税務申告も適切に行う必要があります。また、金融庁が警告を出している業者もあるため、安全性には十分注意しましょう。
海外FXのハイレバ取引はどれくらいのリスクがありますか?
ハイレバレッジ取引は少額で大きな取引が可能な反面、損失も同様に拡大しやすいリスクがあります。相場の急変で一気に証拠金が減少し、強制ロスカットになることもあります。初心者はまず低ロットで練習し、損切りルールを徹底することが重要です。
国内FXと比べて海外FXのハイレバは何が違いますか?
最大レバレッジに大きな違いがあります。国内FXでは最大25倍に制限されていますが、海外FXでは数百倍〜数千倍のレバレッジが可能です。また、ゼロカットシステムにより追証が発生しない点も海外FXの特徴です。ただし、出金リスクやサポート対応には注意が必要です。
ハイレバレッジで取引する場合、どれくらいの証拠金が必要ですか?
必要な証拠金は「取引数量 ÷ レバレッジ」で計算できます。例えば、1ロット(10万通貨)のUSD/JPYを1,000倍のレバレッジで取引する場合、約1万円(=約100万円÷1,000)の証拠金で取引可能です。ただし、損失リスクも同時に大きくなるため注意が必要です。
ハイレバ戦略で稼ぐにはどんな手法が向いていますか?
ハイレバレッジ取引では、スキャルピングや短期デイトレードのように「損切り幅を小さく抑える戦略」が有効です。逆に、長期保有やスワップ狙いの手法はハイレバには向いていません。エントリーポイントに根拠を持ち、リスクリワード比を意識したトレードが求められます。

海外FXの魅力は高レバレッジやボーナスなどの自由度にありますが、金融ライセンスや顧客資金の分別管理などリスク面のチェックは必須です。日本のライセンスとは異なり、トラブル時の救済が限られる可能性もあるため、評判やクチコミを事前に調べ、慎重に業者を選びましょう。また、税制面でも国内FXと異なり、雑所得として総合課税の対象となるため、利益次第では税負担が増えます。リスク管理と最新情報の収集を怠らず、状況に応じた対応を心がけましょう。
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