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FXGTの両建てルールまとめ|取引前に確認すべき禁止事項からやり方まで徹底解説

FXGT 両建て

FXGTでは、同一口座内での両建て取引を認めている一方で、いくつかの厳しい禁止事項を設けています。

これらのルールを無視して取引を続けると、利益が没収されたり、最悪の場合、アカウントが凍結されたりするリスクもゼロではありません。

この記事では、FXGTでの両建て取引について、絶対に知っておくべき禁止事項を詳しく解説します。

メリット・デメリットや具体的な取引方法についても、初心者の方にも分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

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両建て取引とは

両建て取引とは、同じ銘柄に対して、買いポジションと売りポジションを同時に保有する取引手法です。

これはFXにおける特徴的な取引方法の一つと言えます。

両建て取引は、相場がどちらに変動しても、片方のポジションで必ず含み益が発生するため、損失が拡大するリスクを抑えることが可能です。

取引の例は以下の通りです。

両建て取引の一例

米ドル/円を145円で買い、同時に145円で売るという両建てを行った場合、為替レートが140円になれば売りポジションで利益、150円になれば買いポジションで利益が出ます。

このように、両建てはリスクヘッジや戦略的な利益確保に活用でき、特に急な相場変動が予想される際や、ポジションを長期的に保有したい場合に有効な手段となります。

ただし、メリットだけでなく、デメリットや禁止事項も存在するため、しっかり理解した上で取引を行うことが重要です。

FXGTは同一口座での両建て取引が可能

多くの海外FX業者では、両建て取引を禁止している場合がありますが、FXGTでは同一口座内での両建て取引を認めています。

これは、トレーダーが多様な取引戦略を立てる上で重要なポイントです。

同一口座内で両建て取引できることで、複数の口座を使い分ける手間が省けます。

また、相場の急変時にも迅速な対応が可能となり、損失リスクをコントロールしやすくなるでしょう。

ただし、他社口座や複数口座間での両建ては禁止されているため、注意が必要です。

FXGTで両建て取引するメリット

両建て取引には、単一のポジションを保有する取引とは異なる、以下のようなメリットがあります。

  1. 証拠金が相殺される
  2. 強制ロスカットを回避できる
  3. ローリスクで長期的に相場を見れる
  4. 含み益を持ち越すことで税金対策ができる

あなたの取引戦略に幅を持たせるために、ぜひ参考にしてください。

証拠金が相殺される

メリットの1つめは、証拠金が相殺されることです。

FXGTでは、両建てを行った場合、買いと売りのポジションに必要な証拠金が相殺される仕組みになっています。

つまり、新規でポジションを建てる際に、両建てポジションの証拠金が必要ないため、資金効率の良い取引が可能です。

そのため、より多くの資金を他の取引に回せます。

強制ロスカットを回避できる

メリットの2つめは、強制ロスカットを回避できることです。

相場が予想と反対に動いた場合でも、両建てをしていれば片方のポジションの含み損をもう一方のポジションの含み益で相殺できます。

これにより、証拠金維持率の急激な低下を防ぎ、強制ロスカットを回避する効果が期待できます。

相場が不安定な時でも、ポジションを維持できるのは大きな強みです。

ローリスクで長期的に相場を見れる

メリットの3つめは、ローリスクで長期的に相場を見れることです。

両建てをすることで、短期的な相場変動に左右されず、長期的な視点で相場を観察することが可能になります。

相場がどちらに動いても大きな損失が発生しないため、じっくりと次の戦略を練る時間的余裕が生まれます。

そのため、特に初心者の方にとって、精神的な負担を減らす上で有効な手段となるでしょう。

含み益を持ち越すことで税金対策ができる

メリットの4つめは、含み益を持ち越すことで税金対策ができることです。

年末に確定申告を控えている場合、含み益があるポジションを決済せずに両建てを行うことで、翌年に利益を持ち越すことができます。

そのため、その年の税金を抑える効果が期待できます。

ただし、税金に関する対策は専門的な知識が必要なため、あくまで一例として参考にしてください。

FXGTで両建て取引するデメリット

両建て取引は多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

  1. 取引手数料が2倍かかる
  2. 片方のポジションのみを決済すると証拠金維持率が変化する

上記の2点を理解し、思わぬ損失が出ないように注意しましょう。

取引手数料が2倍かかる

デメリットの1つめは、取引手数料が2倍かかることです。

両建て取引では、買いと売りの両方のポジションを同時に保有するため、スプレッドや手数料も2倍かかります。

特にスプレッドが広い銘柄で両建てを行うと、手数料も高くなります。

両建てを始める際には、取引コストをしっかりと計算してから行いましょう。

片方のポジションのみを決済すると証拠金維持率が変化する

デメリットの2つめは、片方のポジションのみを決済すると証拠金維持率が変化することです。

両建て取引中は、買いと売りのポジションが相殺されるため、証拠金維持率が安定しています。

しかし、利益が出ている片方のポジションだけを決済すると、相殺効果がなくなってしまい、証拠金維持率が変化します。

証拠金維持率が変化すると、強制ロスカットの危険性が高まる可能性があるため、注意が必要です。

FXGTでの両建て取引の禁止事項

FXGTでは同一口座内での両建て取引は可能ですが、悪質な取引を防止するため、以下のような禁止事項が設けられています。

  1. 他社口座間での両建て取引
  2. 複数口座間での両建て取引
  3. 複数人・グループでの組織的な両建て取引
  4. ゼロカットシステムを悪用した両建て取引

上記のルールに違反すると、ペナルティの対象となる可能性があるため、必ず確認しておきましょう。

他社口座間での両建て取引

禁止事項の1つめは、他社口座間での両建て取引です。

FXGTでは、FXGTの口座と、他のFX業者の口座間で両建て取引を行うことは禁止されています。

なぜなら、為替レートのわずかな差を利用して不正な利益を得ようとする行為は、FXGTが提供する公平な取引環境を損なうからです。

FXGTの口座と他の業者の口座を使って両建てを行うと、システム上で検知され、規約違反と見なされます。

したがって、FXGTで両建て取引を行う際は、必ず同一口座内で行うようにしましょう。

複数口座間での両建て取引

禁止事項の2つめは、複数口座間での両建て取引です。

FXGTでは、同一名義の複数口座をまたいでの両建て取引は禁止されています。

この行為が禁止されている理由は、ゼロカットシステムを悪用するリスクがあるためです。

口座を複数に分けることで、一方の口座で大きな損失を発生させ、ゼロカットを意図的に利用する行為を防ぐ目的があります。

そのため、もし複数の口座を保有している場合でも、両建ては必ず一つの口座内で行いましょう。

複数人・グループでの組織的な両建て取引

禁止事項の3つめは、複数人・グループでの組織的な両建て取引です。

FXGTでは、複数人やグループで組織的に両建て取引を行うことが禁止されています。

これは、大口の取引で市場に不当な影響を与えたり、ボーナスを不正に受け取ったりする行為を防ぐためのルールです。

組織的な取引は、個人の裁量を逸脱した不正行為につながる可能性が高くなります。

したがって、友人や家族と協力して両建て戦略を立てることは避けましょう。

ゼロカットシステムを悪用した両建て取引

禁止事項の4つめは、ゼロカットシステムを悪用した両建て取引です。

FXGTでは、ゼロカットシステムを悪用した両建て取引は固く禁じられています。

ゼロカットシステムは、急激な相場変動からトレーダーを守るための仕組みです。

したがって、意図的に大きな含み損を発生させ、ゼロカットを狙う両建て取引は、FXGTのサービス理念に反する不正行為と見なされます。

このような取引はアカウント凍結などの厳しいペナルティの対象となる可能性があります。

FXGTの両建て取引で禁止行為をした際の罰則は?

FXGTの規約に違反する両建て取引を行った場合、以下のような罰則が科される可能性があります。

FXGTの両建て取引で禁止行為をした際の罰則

  • 出金拒否
  • 利益没収
  • 全ボーナス没収
  • アカウント停止
  • ゼロカット対象からの除外

不正行為が発覚すると、まず取引口座が凍結され、その後、これまでの取引で得た利益が全額没収されることが一般的です。

場合によっては、出金した資金の返還を求められることもあります。

FXGTは、高度なシステムを用いて不正行為を常に監視しています。

意図的でなくても、規約違反と見なされるケースもあるため、取引を始める前に必ず利用規約を熟読し、ルールを厳守しましょう。

FXGTの両建て取引のやり方

FXGTでの両建て取引は、PC版とスマホ版の両方から簡単に行うことができます。

ここでは、それぞれのやり方について詳しく解説します。

  1. PC版でのFXGTの両建て取引
  2. スマホ版でのFXGTの両建て取引

基本的な手順は共通しており、既に保有しているポジションに対して反対の注文を入れるだけなので、ぜひ試してみてください。

PC版でのFXGTの両建て取引

PC版での取引のやり方は以下のとおりです。

PC版でのFXGTの両建て取引手順

  1. MT4/MT5を起動:PCにインストールされているMT4/MT5を起動
  2. 新規注文画面を開く:取引ツール上部の「新規注文」ボタンをクリックするか、保有しているポジションの銘柄上で右クリックし、「新規注文」を選択
  3. 取引内容を設定:注文画面で、取引したいロット数を入力。この際、「取引種別」が「成行注文」になっていることを確認
  4. 両建てを成立:既に「買い」のポジションを保有している場合は「売り」、逆に「売り」のポジションを保有している場合は「買い」をクリック。これにより、両建てポジションが成立

上記のやり方で、一度お試しください。

スマホ版でのFXGTの両建て取引

スマホ版での取引のやり方は以下のとおりです。

スマホ版でのFXGTの両建て取引手順

  1. MT4/MT5アプリを開く:スマホにインストールされているMT4/MT5のアプリを起動
  2. 取引画面を開く:アプリ下部の「トレード」画面から、両建てしたい銘柄をタップし、「新規注文」を選択
  3. 取引内容を設定:注文画面で、取引したいロット数を設定します。
  4. 両建てを成立:保有ポジションとは逆方向の注文(「買い」または「売り」)をタップすると、両建てが完了

上記のやり方で、一度お試しください。

FXGTの両建て取引に関するよくある質問

FXGTの両建て取引に関して、以下のよくある質問と回答をまとめました。

  1. FXGTと他社間の両建て取引はなぜばれる?
  2. FXGTで両建て取引をする際の必要証拠金はいくら?
  3. FXGTで両建てしているポジションの同時決済は可能?
  4. FXGTは自動売買システムを利用した両建て取引は可能?

取引を始める前に、上記の質問と回答を確認しておきましょう。

FXGTと他社間の両建て取引はなぜばれる?

FXGTと他社間の両建て取引は、高度なシステムによって検知されるため発覚します。

なぜなら、FXGTの監視システムが、サーバー間の通信データやIPアドレス、取引履歴などの複数の情報を照合することで、不審な取引パターンを特定できるからです。

不正が疑われる両建て取引の傾向を検知すると、自動的にシステムが警告を発します。

FXGTの技術的な監視体制は厳格なので、他社間での両建て取引は行わないようにしましょう。

FXGTで両建て取引をする際の必要証拠金はいくら?

FXGTで両建て取引を行う際、同一口座内であれば基本的に新規の証拠金は必要ありません。

なぜなら、買いと売りの両ポジションが互いの損失を相殺するためです。

これにより、証拠金が相殺され、実質的に追加の資金を必要としない仕組みとなっています。

したがって、両建て取引は少ない資金でも効率的に行うことが可能です。

ただし、スプレッドの変動などにより、わずかな証拠金が必要となる場合がありますので、注意しましょう。

FXGTで両建てしているポジションの同時決済は可能?

FXGTでは両建てしているポジションを同時に決済することが可能です。

ただし、MT5で取引している場合に限ります。

MT4では同時決済できないため、両建てしているポジションをそれぞれ決済する必要があります。

FXGTは自動売買システムを利用した両建て取引は可能?

FXGTは自動売買システムを利用した両建て取引を公式に認めています。

自動売買を利用することで、トレーダーの代わりにシステムが取引を行ってくれるため、24時間取引のチャンスを逃さずに済みます。

ただし、自動売買を利用する場合でも、FXGTの規約に定められた禁止事項は厳守しなければなりません。

不正行為が発覚した場合は、自動売買であっても罰則の対象となるので注意が必要です。

【まとめ】FXGTの両建て取引

FXGTの両建て取引は、使い方を正しく理解すれば、有効なトレード戦略になります。

両建て取引のメリットは、証拠金が相殺され、強制ロスカットを回避しやすくなることです。

しかし、その一方で、取引コストが2倍になることや、片方のポジションのみを決済すると証拠金維持率が急変するデメリットも存在します。

また、FXGTが定めている他社口座間、複数口座間、グループでの両建て、そしてゼロカットを悪用する行為は禁止されています。

上記に違反すると、アカウントの凍結や利益の全額没収といった厳しい罰則が科される可能性があり、注意が必要です。

両建て取引を行うためには、メリットやデメリット、ルールの理解が重要なので、この記事で解説した内容を参考に、FXGTでの取引をより有利に進めていきましょう。

この記事を書いた人

MoneyChager(マネチャ)編集部
MoneyChager(マネチャ)編集部                                                MoneyChager編集部では、海外FX関連の仕事に10年以上携わっており、海外FX業者へのコンサルティング実務経験もある知識、経験共に豊富なディレクターが全てのコンテンツ制作のディレクションを行っております。また、実際にFX・CFD取引の経験がある5人のライターがライティングを行っており、コンテンツ制作は全てコンテンツ制作ポリシーに基づき本当の価値のある記事を制作できるように編集部一同心がけております。