海外FXのリアルタイムスプレッド（手数料）を比較！注意点やおすすめ手法も併せてご紹介

「海外FXのリアルタイムスプレッドってどういう意味？」

「取引時に支払うスプレッドをなるべく抑えたい」

「海外FXでスキャルピングしたいけど、手数料が気になる」

このような疑問をお持ちではありませんか？

今回は、海外FXのリアルタイムスプレッドについて初心者向けに詳しく解説していきます。

具体的には、

• 海外FXにおけるリアルタイムスプレッドの概要と算出方法
• スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶ際の注意点
• 初心者必見のスプレッドが狭い海外FX業者

などをご紹介します。

本記事を読むことで、海外FXの経験が少ない初心者の方でも、スプレッドを抑えたトレードができるようになります。

ぜひ参考にしてください。

海外FXのリアルタイムスプレッドとは？算出方法・確認方法について

ここでは、まず海外FXのリアルタイムスプレッドに関する基本情報や算出方法を解説します。

• リアルタイムスプレッドとは取引にかかるコストのこと
• 計算方法は通貨ペアの売値と買値の差をとる
• リアルタイムスプレッドはMT4で確認しよう

まずは、リアルタイムスプレッドの基本情報について見てみましょう。

リアルタイムスプレッドとは取引にかかるコストのこと

リアルタイムスプレッドとは、取引にかかるコストのことを指します。

外貨などのレートが常に変動しているように、スプレッドもリアルタイムで変動し続けています。

この変動時のレートから算出されるスプレッドのことを、海外FXでは「リアルスプレッド」と言います。

国内FXは「固定制」、海外FXは「変動制」 海外FXは、基本的に「変動制」を採用しています。それに対して国内FXの多くは固定スプレッドを採用しています。 変動制の場合は、流動性の高い時間帯にスプレッドが狭くなり、流動性の低い時間帯にはスプレッドが広がるのが特徴です。

スプレッドが狭いほど利益を積み上げやすい

基本的にトレーダーは、スプレッドが狭いほど利益を積み上げやすいです。

反対に、スプレッドが広いと取引に支払う手数料が増えることになるため、トレーダーにとっては不利になります。

スプレッドは、通貨ペアやFX業者によって異なるため、スプレッドを意識するのとしないのでは、手数料に大きな差が発生します。

なるべく利益を出したいと考えている方は、とにかくスプレッドの狭い時間帯に取引を行うようにしましょう。

単位はpips（ピップス）と表すことが多い 海外FXでは、値動きの単位のことをpips（ピップス）と表すことが多いです。 1pipsは、通貨ペアによっても異なりますが、例えば、米ドル円の場合だと、1pipsは0.01円と表せます。

計算方法は通貨ペアの売値と買値の差をとる

リアルタイムスプレッドの計算方法は、通貨ペアと売値と買値の差から求められます。

例えば、米ドル円の売値が「140.50円」、買値が「140.45円」の場合は、スプレッドは0.05円です。

このように、取引時の売値と売値の差をスプレッドと言います。

ちなみに、これを先ほどのpipsで表すと、0.05円は5pipsです。

海外FXでは、スプレッドをpipsで表記することも多いので、覚えておきましょう。

リアルタイムスプレッドはMT4で確認しよう

一見ややこしく感じるリアルタイムスプレッドは、MT4を使えば簡単に表示することが可能です。

MT4とは、FXで用いられる無料の取引ツールのことで、初心者から上級者まで幅広いトレーダーのニーズを満たす機能を搭載しているため、世界中のFXのトレーダーに利用されています。

通常リアルタイムスプレッドを確認するためには、取引のたびに買値と売値から計算を行う必要があります。

しかしながら、MT4ではリアルタイムスプレッドを表示させる機能が搭載されているため、簡単にスプレッドが確認できます。

スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶ際の注意点

ここからは、スプレッドの狭い海外FX業者を選ぶ際の注意点についてご紹介します。

スプレッドの狭い海外FX業者を選ぶ際の注意点は以下の通りです。

• 口座タイプによってスプレッドが異なる
• 実質スプレッドと平均スプレッドは異なる
• 日本時間午前4時〜8時付近ではスプレッドが広がりやすい
• スプレッドが狭くても約定力がないと意味がない

取引時に支払うスプレッドをなるべく抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

口座タイプによってスプレッドが異なる

リアルタイムスプレッドは、口座タイプによって異なります。

多くの海外FX業者では、スタンダード口座とスプレッドを抑えられる低スプレッド口座が用意されています。

低スプレッド口座は、その名の通りスプレッドが狭めに設定されているため、スプレッドを抑えたい人におすすめです。

しかしながら、低スプレッド口座では、スプレッドの他に「取引手数料」が発生するケースもあります。

そのため、低スプレッド口座だからという理由だけで口座タイプを選ぶことは避け、その他の取引手数料についても事前に確認しておきましょう。

実質スプレッドと平均スプレッドは異なる

海外FXでは、業者によって、様々なスプレッドの記載方法が異なるため注意しましょう。

例えば、スプレッドと取引手数料を加算したスプレッドである「実質スプレッド」や、一定期間のスプレッドの平均値を表した「平均スプレッド」などです。

ここでFX初心者の方が特に注意して見なければならないのは、「実質スプレッド」。

実質スプレッドは取引にかかるコストなので、この数値で他社と比較しないと、そのFX業者の元で取引を行うべきか判断するのは難しくなります。

スプレッドを見るときは、各社の実質スプレッドで比較すると覚えておきましょう。

業者によっては平均スプレッドをごまかしている場合もある

海外FXでは、平均スプレッドをごまかしているケースも少なからず存在します。

海外FX業者のホームページで公表されている数値は、各業者自らが測定したデータなので、いくらでも改ざんが可能です。

また、できるだけ多くのトレーダーを集めたいという理由で、実際の数値よりも狭いスプレッドを表示している業者も少なくありません。

実際のところ、スプレッドをごまかしているかどうかを見抜くのは簡単ではないのが現状です。

平均スプレッドを基準にFX業者の業者を選ぶのであれば、より細かいデータを表示している信憑性が高い業者を選びましょう。

日本時間午前4時～8時付近ではスプレッドが広がりやすい

日本時間午前4時〜8時付近はスプレッドが特に広がりやすい傾向にあります。

そのため、午前4時〜8時付近の取引は、手数料が高くなってしまうため、初心者の方や手数料を抑えたい方にはおすすめできません。

スプレッドが広がりやすい理由は取引量が少ないから

スプレッドが広がりやすい理由は、早朝時間の取引量が少ないからです。

取引量が少なくなると、買いたい人と売りたい人のマッチングが難しくなります。

その結果スプレッドが広がり、手数料が高くなってしまうという仕組みです。

日本時間午前9時ごろになると、取引をする人が増え、また元のスプレッドに戻ってくるので、手数料を抑えたい人は、時間帯を意識した取引を行いましょう。

スプレッドが狭くても約定力がないと意味がない

FXトレードでは、スプレッドの狭さだけでなく、約定力の高さに関してもチェックしておく必要があります。

約定力とは、希望価格で注文を成立させる力のことです。

せっかくスプレッドが狭くても、約定力が低いFX業者のもとで取引を行っていると、注文価格と約低価格にズレが生じるスリッページが発生してしまうかもしれません。

想定よりも取引手数料が高くなることには十分に注意しましょう。

FX業者を選ぶ際には、スプレッドの狭さだけでなく、約定力についても、事前にチェックすることが大切です。

初心者必見！スプレッドが狭い海外FX業者5選

ここからは、初心者にもおすすめのスプレッドが狭い海外FX業者をご紹介します。

1. AXIORY
2. iFOREX
3. Land-FX
4. BigBoss
5. GEMFOREX

各業者の特徴やおすすめの理由についても解説します。

①AXIORY

出典：AXIORY公式サイト

AXIORYは、FX業界でもトップクラスのスプレッドの狭さを誇るFX業者です。

また、スキャルピングやデイトレード、自動売買に特化しているため、幅広いトレードスタイルに対応できます。

さらに、AXIORYではFX業界では定番の取引ツール、MT4やMT5の他にも、スキャルピングと相性の良いcTraderを利用できます。

スキャルピング制限もないため、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるタイプの取引がしたい方におすすめです。

②iFOREX

出典：iFOREX公式サイト

iFOREXは、1996年に設立された歴史ある海外FX業者です。

iFOREXは信頼性が高いだけでなく、一般的な水準よりもスプレッドが狭いことも人気の理由です。

注意するべき点としては、MT4やMT5の利用ができないことや、スキャルピング取引ができない点です。

MT4が使えない代わりに、スマホやタブレットでも利用できるiFOREXオリジナルの取引プラットフォームである「FXnet Viewer」を使うことができます。

③Land-FX

出典：Land-FX公式サイト

Land-FXは、最大レバレッジが無制限かつ業界屈指のスプレッドの狭さを誇る海外FX業者です。

そのため、ハイレバレッジでの取引やスキャルピングをメインにしたい方におすすめです。

Land-FXでは、日本語のFX無料教材を提供しているため、FX初心者の方は一度勉強してみてはいかがでしょうか。

④BigBoss

出典：BigBoss公式サイト

BIgBossは、1111倍のハイレバレッジ取引、頻繁に開催されている100%入金ボーナスなどが特徴の海外FX業者です。

質の高い日本語サポートでの対応も行っているので、コミュニケーション面で心配のあるFX初心者の方でも気軽に利用できます。

スプレッドはこれまで紹介してきた競合他社よりは広い傾向にあるものの、BigBoss独自のポイントプログラムのボーナスを考慮することで、取引コストを大幅に節約できます。

とくにBigBossは、独自スマホアプリ「BigBoss QuickOrder」が使いやすいと定評なので、海外FX初心者の方にもおすすめです。

⑤GEMFOREX

出典：GEMFOREX公式サイト

GEMFOREXは、FXトレーダーにもトップクラスで人気のある海外FX業者です。

金融ライセンスを取得しており安全性が高く、入出金がスムーズで簡単です。

そのうえ日本語にも対応していることから、初心者でも利用しやすいでしょう。

スプレッドは、他の海外FX業者と比較しても狭いほうですが、口座タイプによって、スプレッドやスペックが異なる点には注意が必要です。

海外FXのリアルタイムスプレッドに関するQ&A

ここでは、海外FXのリアルタイムスプレッドに関してよくある質問をまとめました。

• GEMFOREXのガチゼロ口座って何？
• スプレッドが一番狭い業者はどこ？
• スプレッド以外にかかる手数料って？

気になる項目をチェックしておきましょう。

Q.GEMFOREXのガチゼロ口座ってなに？

出典：GEMFOREX公式サイト

GEMFOREXには、全通貨のスプレッドが0pipsで固定されている「ガチゼロ口座」というタイプの口座があります。

ガチゼロ口座には、１０００倍のレバレッジが使える上に、追証なしのゼロカットシステムであることが特徴です。

手数料が抑えたい人にとって絶対に開設したいガチゼロ口座ですが、口座開設は招待制となっており、口座開設に伴うご案内が届いたトレーダー限定で利用できます。

現状ガチゼロ口座の招待条件については公開されていないため、口座開設には、GEMFOREXからの招待メールを待つしかありません。

Q.スプレッドが一番狭い業者はどこ？

前述したように、多くの海外FX業者では、変動スプレッドを採用しているため、スプレッドが一番狭い業者を一言で言い切るのは難しいのが現状です。

また、スプレッドが狭くても約定力が弱く、スリッページが発生し、結局取引コストがかさんでしまうというケースもあります。

スプレッドの数値だけでなく、約定力に関しても事前にチェックしておきましょう。

また今回本記事でご紹介した5社の海外FX業者は、どれもスプレッドだけでなく約定力にも定評がある業者です。

自分の取引スタイルに合う業者を選定して、ぜひ口座開設をしてみてください。

Q.スプレッド以外にかかる手数料って？

FXでは、スプレッド以外にもいくつかの手数料が必要になります。

スプレッド以外で必要になる手数料は以下の通りです。

・入金手数料

・出金手数料

・口座維持手数料

・資金移動手数料

海外FX業者間での資金移動で発生する資金移動手数料は「bitwallet」などのサービスを活用すると無料になります。

業者間で頻繁に資金移動を行う方はぜひ利用を検討してはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、海外FXのリアルタイムスプレッドの概要や注意点について紹介しました。

重要な点をおさらいしましょう。

• リアルタイムスプレッドとは取引にかかるコストのこと
• スプレッドが狭いほど利益を積み上げやすい
• スプレッドの計算方法は通貨ペアの売値と買値の差
• 日本時間午前4時～8時付近ではスプレッドが広がりやすい
• スプレッドが狭くても約定力がないと意味がない

海外FXでは、取引手数料をとにかく抑えることが大切です。

リアルタイムスプレッドが狭いほど利益を積み上げやすくなるため、海外FX初心者の方は、スプレッドの狭い時間帯を狙って、取引を行ってみてはいかがでしょうか。

今回紹介した5社は、スプレッドが狭いだけでなく、約定力にも定評のあるFX業者なので、ぜひ利用してみてください。