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HFMのMT4の設定方法を完全解説|スマホ画像付きでわかりやすく解説

HTM(エイチ・エフ・エム)では、世界最大人気のMT4(エムティー・フォー)が取引プラットフォームとして利用できます。PC版はもちろん、スマホにもインストールして使いたい、という方は多いようです。
「HFMのMT4はスマホにインストールできるの?」
「HFMのMT4をスマホで使う方法が知りたい?」
「MT4にログインするにはどうすればよい?」
などの疑問に今回はお応えします。MT4のダウンロード・インストール方法、チャートの設定方法や注文の入れ方などをスマホ画像で詳しく解説していきます。MetaTrader4(MT4)の基本的な使い方・操作方法をマスターしたい方は必見です。どうぞ参考にしてください。
HFMの「入金方法」や「出金方法」についても詳しく解説していますので、併せてご確認ください。
目次
HFMの取引プラットフォームMT4とは?

HFM(エイチ・エフ・エム)で利用できるMT4(エムティー・フォー)は、海外FXでは共通してほとんどの業者が提供する有名な取引ツールです。国内FXでも、ここ数年はサーバークライアントでMT4を導入する業者が増えてきています。
数ある海外FX業者がMT4を提供する中でも、とくにHFMのMT4は人気があります。
まずは、最初にHFMのサービスの特徴や、MT4の基礎知識から見ていきましょう。
HFM(HF マーケッツ)の概要
HFMは、もともとHotForex(ホット・フォレックス)という名称で2010年よりFXサービスを開始している海外FX業者です。2022年8月より新たにHF Markets(エイチエフ・マーケッツ)に改名し、2025年で15周年を迎える老舗系です。
安全性・信頼性においては、日本人投資家に最も使われているXM Tradingと肩を並べる存在。入出金に関するトラブルもほとんど聞きません。FX初心者からプロ・上級トレーダーまで幅広く利用されているのがHFMの特徴です。
HFMが提供するFXサービスと取引プラットフォーム
【HFM サービスの特徴】
HFMは、最大レバレッジ2000倍で、少額取引向けの「CENT口座」をはじめ、標準スペックの「プレミアム口座」、スプレッドが狭めの「PRO口座」にボーナス向けの「トップアップボーナス口座」の複数口座を用意しています。目的に合わせて口座タイプが選べることや、多彩な入金ボーナスやトレードコンテストなどのキャンペーンが魅力です。
【豊富な銘柄】
また、通貨ペアだけでなく貴金属・エネルギー・株式・株価指数・コモディティ・ETFなど1200を超える豊富な銘柄が取引できることもHFMの魅力になっています。外国為替取引に加えて株取引などさまざまな金融商品を取引する機会が得られます。

参照:HFM公式サイト
【選べる取引プラットフォーム】
HFMで利用可能な取引プラットフォームは、以下の3つです。
- HFトレーディングアプリ(自社プラットフォーム)
- MetaTrader4(MT4)→ PC版、スマホ版
- MetaTrader5(MT5)→ PC版、スマホ版
上記の中でも、とくに人気があるのがMT4(メタトレーダー4)になります。
MT4(メタトレーダー4)とは?
ではMT4(メタトレーダー4)とはどのような取引ツールなのか、概要をご紹介します。
MT4の正式名称は、MetaTrader4(メタトレーダー4)といい、ロシア拠点のソフトウェア会社MetaQuates(メタクオーツ)社が開発したFXトレードプラットフォームです。MT4はMetaTraderの4つ目のバージョンのことで、MT4の次に新しいのがMT5(MetaTrader5)になります。
MT4(メタトレーダー4)の概要・特徴
標準搭載ですでに60種類以上のテクニカルツールを備え、高度なテクニカル分析へと導きます。さらに拡張機能に優れ、ほぼ無限にインジケーターや各種ツールのインストールが可能です。
自動売買EA(システムトレード)やコピートレードが利用できることも、MetaTrader(メタトレーダー)ならではの魅力で、専用のプログラミング言語(MQL4、MQL5)を使って、インジケーターや自動売買の開発もできてしまうという最強の取引ツールなのです。
充実したカスタマイズ機能で自由自在にプラットフォームをデザインしていけます。
MT4とMT5の違い
MT4で不足していた機能が搭載され、アップグレードしたバージョンがMT5(メタトレーダー5)です。具体的には、チャートの外だしが可能になったり、スマホ版でチャート画面の分割が可能だったりと使い勝手が向上しています。もちろん、スペック面ではMT5の方が快適な取引環境が得られますが、MT4の方が経歴が長いだけに対応可能なソフトウェア(インストールして使えるもの)が圧倒的に多いのが特徴です。
性能面では、そこまで大きな違いはないため、今現在でもMT4は世界中で広く使われています。
HFMのMT4(メタ・トレーダー4)のメリット
HFMのMT4には数々のメリットがあります。
- インジケーターや分析ツールなどインストールできるものが多い
- 自動売買EA(システムトレード)のスクリプトが圧倒的に多い
- 連携できるサービス・ソフトウェアが多い
- プロの裁量トレードを挿入できるコピートレードが利用できる
以上のように、豊富なテクニカルツールやインジケーター、自動売買EAなどを活用したい方はHFMのMT4は最高におすすめのプラットフォームなのです。
HFMのMT4(メタ・トレーダー4)のデメリット
MT4は機能に優れている分、ターミナル設置や操作方法が複雑でわかりづらいというデメリットがあります。とりわけ気をつけたいのが注文方法です。注文方法の操作方法がわからないまま始めてしまうと、思うように注文・決済が行えずに損失につながる可能性があります。
MT4の基礎的な操作方法を理解してから取引を始めるようにしましょう。
個人トレーダーがブログやYoutubeでMT4の使い方を公開していますので、ネット検索で使い方ガイドを検索してみるのもおすすめです。
HFMのMT4(メタ・トレーダー4)の注意点
1つ注意しておきたいことは、HFMのMT4を利用するためには、あらかじめHFMのMT4口座を開設しておく必要があります。HFMの口座はすべてMT4かMT5かを選択できるようになっています。

MT4を使いたい方は、口座開設の際に口座タイプを選んだ後で「MT4」を選択するよう注意してください。
※MT5を選んでしまった場合でも、後からすぐに追加でもう1つMT4を選んで口座開設できます。
MT4(メタ・トレーダー4)に対応のデバイス
HFMのMT4は以下のデバイスに無料でダウンロードして利用できます。
- Windows
- MAC OS
- Linux
- iPhone/iPad
- Android
- Huawei
PC、スマホ、タブレットとほとんどの端末に対応しているので安心です。
HFMのMT4を無料ダウンロード【スマホ版】

さて、さっそくHFMのMT4をスマホに無料ダウンロード、インストールする方法を解説していきます。
本記事では、Androidのスマホアプリでのやり方を画像例として挙げていますが、大まかな流れはどの端末でもほぼ同じなので、ぜひ参考にしてください。
ダウンロード方法
HFMのMT4アプリをダウンロードするために、まずはHFMの公式サイトのメニュー「取引」から「MT4」のページにいきます。

MT4のページを開くと、「MT4をダウンロードする」の画面が出てきます。PC版はここからダウンロードしますが、スマホ版はこのボタンからはダウンロードできません。このページのずっと下の方までスクロールしてください。

一番下の方までスクロールすると、スマホのダウロード画面が出てきます。「アンドロイド」と「IOS」と表示があるので、該当する方をタップします。
インストール方法
次に「Android用ダウンロードリンク」の赤いボタンを押して、MT4のインストール画面に進みます。

この時に、「ダウンロード」ボタンの下にある「マニュアルをダウンロード」をダウンロードしておきましょう。当ガイドと併せて参考にできます。
MT4のインストール画面が出てきたら、中央にある青いボタン「インストール」をタップしてください。すぐにインストールが開始されます。

画面が「インストール中」に変わったら、あとは完了するのを待つだけです。インストール中に、「自動的にアプリを開く」をオンにしておくと、MT4を自動で開いてくれるので便利です。
インストールが完了したら、「MT4の利用規約」が表示されますので「同意する」をタップです。
これで、MT4のインストールが完了しました。いったんMT4を閉じて、アプリが挿入されていることを確認しておきましょう。
HFMのMT4にログインする方法

続けて、HFMのMT4に初回ログイン(登録)する方法を解説します。
MT4のIDとパスワードを用意
MT4のログインに必要なのは3点。
- MT4のIDナンバー(口座番号)
- MT4のログインパスワード
- HFMのサーバー名
これらの情報は、口座開設完了メールに表記してあります。HFMからのメールをチェックして情報を揃えておきましょう。
万が一、うっかりメールを削除してしまった場合は、HFMのカスタマーサポートに問い合わせてください。口座番号はmyHFエリアからも調べられますが、パスワードとサーバー名は口座開設完了メールにしか表記されていません。
HFMのサーバー名を確認
ここで、混乱しがちなのがHFMのサーバー名です。HFMは9カ国に拠点をもち、6つの金融ライセンスを取得する大手グローバルFX業者です。それだけにサーバー名も40種類以上とかなり多いため、該当する名称を探すのが若干大変です。
どのようなサーバー名があるかというと…..
HFMのサーバー名リスト
・HFMarketsKE-Live Server 8
・HFMMarketMENAーLive Sever2
・HFMarketsEurope-Live Server2
・HFMarketsSV-Live Server1
・HFMarketsSV-Live Server3
・HFMarketsSV-Live Server4
・HFMarketsSV-Live Server5
・HFMarketsSA-Live Server
・HFMarketsSA-Live Server1
・HFMarketsSA-Live Server2
・HFMarketsSA-Live Server3
・HFMarketsSA-Live Server4
・HFMarketsSA-Live Server5
上記のサーバー名のように、ぱっと見で似たような名称がたくさんあります。1文字違うだけで、MT4のログインがエラーになります。日本向けサービスの場合は、「HFMarketsSVーLIVE Server」になりますので、正確にチェックしておくようにしてください。
MT4ログインの手順
ステップ1.「既存のアカウントにログイン」を選択
HFMのMT4を開くと(初めての登録の場合)、「取引口座を追加」という画面が表示されます。プラスマークタップして、「既存のアカウントにログイン」をタップして口座の登録を行います。

ステップ2.該当する「サーバー名」を選択
次に、証券会社名(海外FX業者名:HFM)を入力して、サーバー名リストを表示させます。

サーバー名をよく確認して、該当するサーバーを選択してください。
ステップ3.IDとパスワードを入力してログイン
サーバーを選択すると、次にログイン画面が出てきます。MT4のID(口座番号)とパスワードを入力して、ログインボタンを押してください。
ログインボタンを押すと、次の画面に口座情報が表示されます。

口座情報が確認できたら、HFMのMT4へのログインは成功です。これで、MT4へのログインが完了しました。
口座情報が表示されない場合は、パスワードやサーバー名が間違えている可能性がありますので、もう1度最初から登録し直してみましょう。
HFMのmyHFに利用するID・パスワードと、MT4のID・パスワードは全く異なるので気をつけてください。
なお、HFMのスプレッド情報が以下の記事からご覧になれます。ぜひ、取引前にご一読ください。
HFMのMT4設定方法:メニューと各ウィンドウを設定

それでは、次にMT4の各種設定方法を解説していきます。初めのうちは、最低限に必要なものだけを覚えて使いこなしいくのがよいです。
ここでは、取引に必要なものを厳選してシンプルにピックアップしています。大まかなメニューの見方や各ウィンドウの機能を見ていきましょう。
メニューの見方と使い方
まず左上のメニューを開くと、チャートの設定やMT4アカウントの切り替え、自動売買アルゴリズム(EA)トレードのリストなどにアクセスできます。他業者のMT4に画面を切り替えたい時はこのメニューを開きます。
【左上のサイドメニュー】

サイドメニューは、ひとまずこの2つがわかればよいです。
【右上のメニュー】
右上のメニューで銘柄の追加、削除、並び替えを行います。

【一番下のメインメニュー】
スマホ画面の一番下にあるメニューがメインメニューで6つの機能が搭載されています。通常は、このメインメニューを使って画面を操作します。
- 気配値一覧 → 為替レート表
- チャート → チャート画面
- 取引 → ポジション・口座情報
- 履歴 → 過去の取引データ
- ニュース → FX Streetのニュース
- メッセージ → MQL4のコミュニティサイト
※MQL4のコミュニティサイトとは、MT4ユーザーの情報サイトのことです。登録するとトレーダー同志で情報交換が行えます。これは、現時点では気にしなくてよいです。先で気になる時に使い方をチェックしてみましょう。
各ウィンドウの機能と使い方

【気配値一覧(為替レート表)】
気配値一覧では、デフォルトではメジャー通貨が挿入されています。
この画面に、各自で任意の銘柄を登録して使います。
リアルタイムの買値・売値・安値・高値、スプレッドが確認できます。

【チャート画面】
チャート画面では、選択した銘柄のリアルタイムチャートが表示されます。
テクニカル指標を挿入したり、描画機能を使ってチャート分析を行う画面です。

【取引】
取引のページでは、残高・有効証拠金・余剰証拠金・証拠金維持率やポジションの損益状況が表示されます。
この画面を見て、現状のポジションの状況を確認します。

【履歴】
履歴を選択すると、過去の取引データが閲覧できます。
取引データーの期間を指定したり、取引履歴をレポートでアップロードすることも可能です。

【ニュース(英語版)】
ニュースを選択すると、「FXStreet」という海外メディアのニュースが閲覧できます。英語版になりますので、たまに英語の勉強もかねてチャレンジしてみてください。
ここまでが、MT4の大まかなメニューの機能です。メニューを何度も触ってみて、何がどこにあるか軽く把握しておきましょう。
次に、具体的な設定方法を解説していきます。
HFMのMT4設定方法:気配値一覧に通貨ペアを挿入

HFMのMT4には、すでにデフォルトの状態でメジャー通貨ペアがいくつか表示されています。そのまま使うこともできますが、銘柄を自分仕様にまとめることも可能です。
ここでは、気配値一覧に取引したい通貨ペアや銘柄を挿入する方法や削除する方法を解説します。
通貨ペア・銘柄を追加する
気配値画面の右上にある「+マーク」をタップします。

「Forex(通貨ペア)」を開いて、通貨ペアを表示させます。「Forex」のリストから挿入したい通貨ペアをタップすると、そのまま気配値一覧に挿入されます。
通貨ペア・銘柄を削除する
銘柄を削除したい場合は、気配値一覧の右上にある「ペンマーク」をタップします。次に、「ゴミ箱マーク」をタップするとチェックを入れる欄が表示されます。

削除したい通貨ペアにチェックを入れて、再度「ゴミ箱マーク」をタップすると気配値一覧から削除されます。
銘柄を追加したり、削除したりして自分が使いやすいように調整していきましょう。取引しないとしても、参考にしたいものや興味があるものを選ぶことで気配値リストが効果的に活用できます。
銘柄を並び替える
銘柄を見やすいように並べ替えることもできます。
気配値一覧の右上にある「ペンマーク」をタップします。銘柄のリストが表示されますので「3本線マーク」を長押ししてグレーになるのを確認してください。グレーに色が変わったら、上か下にそのままドラッグして並び替えることができます。

よく見るもの、よく取引するものを上の方にまとめておくと使いやすくなるでしょう。
HFMのMT4設定方法:チャートウィンドウの初期設定

次に、チャート画面を設定する方法を解説します。
一緒にチャート画面を開いてチャートの初期設定を行ってみましょう。
チャート画面を表示する
まずは、気配値一覧の画面を表示してからチャート画面を開きます。
一覧から希望する通貨ペアをタップしてください。メニューがポップアップで出てきますので、「チャートを開く」を選択します。

「チャートを開く」をタップすると、チャート画面が以下のように表示されます。

ここで、最初に設定しておきたいのが「買値ライン」の表示です。MT4スマホアプリのデフォルト設定では「売値ライン」しか設定されていません。したがって、このラインを「買値ライン」だと勘違いして注文してしまうことがあります。
実は、「買値ライン」は通常表示されているラインよりも上に位置しているため、正確な判断ができなくなってしまうのです。
これは、FX経験者でもうっかりやってしまう誤ちなので、十分に注意が必要です。
「買値ライン」を必ず表示しておく
「買値ライン」はサイドメニューの基本設定から行います。
気配値一覧の左上にある「三本ライン」をタップして、サイドメニューの「設定」を選択します。

設定メニューを少し下にスクロールすると、「ASKライン」という項目があるのでチェックを入れてください。ここにチェックを入れると、「買値ライン」が「売値ライン」の上に表示されます。
「買値ライン」と「売値ライン」の差がスプレッドになるわけですが、この差が大きいと損失リスクが高くなるため、重要な判断材料となるのです。
【1分足・15分足の買値ラインと売値ライン】

買値ラインを入れることでスプレッドの大きさをリアルに計ることが可能。上図のように1分足で買値が見えていないことすらあるわけです。「売値ライン」に惑わされて、注文を入れるとリスクが高いことがわかります。
通貨ペアを切り替える方法
では、次にチャート画面から、ダイレクトに通貨ペアを切り替える方法を見ていきましょう。
まず、チャート画面の右上にある「$マーク」をタップします。登録済みの通貨ペア一覧が表示されるので、一覧から別の銘柄をタップすると画面が切り替わります。

色々な銘柄をタップしてみて、チャート画面上で通貨ペアを切り替える方法をマスターしておきましょう。
時間足を切り替える方法
次に、時間足を切り替えて為替レートの動きをさらに深く分析できます。
チャート画面の上をどこでもよいので軽くタップしてください。そうすると円型の「切り替えメニュー」が表示されます。この円型メニューから、異なる時間足を選択してチャートの切り替えを行います。

時間足を切り替えるメニューの見方を拡大して見てみましょう。
【時間足の切り替えメニューの見方】

- M1:1分足
- M5:5分足
- M15:15分足
- M30:30分足
- H1:1時間足
- H4:4時間足
- D1:日足
- W1:週足
- MN:月足
- f:テクニカル指標
- ✛:十字線
- △〇:図形
このメニューから、時間足だけでなく「テクニカル指標」「十字線」「図形」の挿入も選択可能です。
ワンタッチでタップするだけで時間足やテクニカルが挿入できるので大変便利なのです。
ズームイン・ズームアウトの使い方
もう1つ。チャートのサイズ(ローソク足のサイズ)を調整する方法も覚えておきましょう。チャートを拡大するとローソク足が大きくなり分析しやすくなります。反面、チャートを縮小するとローソク足は見づらくなりますが、長期スパンでの分析が可能になります。
- ズームイン → 拡大する
- ズームアウト → 縮小する

ズームイン・ズームアウトには、2本の指を離したり近づけたりする「ピンチイン・ピンチアウト」を使う仕様です。「ピンチイン」は2本の指を近づけてチャートを縮小します。「ピンチアウト」は2本の指を引き離してチャートを拡大します。
インジケーターの挿入方法
さらに、インジケーターを挿入してテクニカル分析の質を高めていきましょう。
MT4のインジケーターは、通常のインジケーター同様にメインチャートに挿入する「トレンド系」のものと、サブチャートに挿入する「オシレーター系」のおものと2つのタイプがあります。
トレンド系のインジケーターの挿入から解説していきます。
MT4スマホアプリ:トレンド系インジケーターの設定
インジケーターの設定は、チャート画面の上部にある「fマーク」をタップして行います。次の画面に「メインチャート」の横にある「fマーク」をタップすると、インジケーターリストが表示されます。

リストから設定したいインジケーターを選択。タップすると、パラメーターの設定画面が出てきます。ここでは、移動平均線(Moving Average)を選択して50日で設定してみました。
【移動平均線の設定例】
移動平均線(Moving Average)の設定例を参考にしてみてください。

- 期間(8、9、13、15、20、21、50、55、200、220などよく使われている)
- メッソド(シンプル → 単純移動平均線のことで最も一般的な種類)
- 適用先(終値 → よく使われている基本値)
- スタイル(線の太さ→ピクセル、色→変更できる)
パラメーターを確認したら「完了」ボタンをタップして、チャートに挿入完了です。
デフォルトの設定は、通常は最も一般的な数値になっていますので、デフォルトのまま使っても大丈夫です。慣れてきたら、それぞれの戦略に応じて短期・中期・長期など自分仕様に数値を調整できます。
MT4スマホアプリ:オシレーター系インジケーターの設定
メインチャートだけでなく、サブチャートにもオシレーター系を1つ入れておきましょう。
チャート画面の上部にある「fマーク」→「メインチャート」「fマーク」をタップします。インジケーターリストが出てきますので、下の方にクリックしてオシレーター系から利用したいものを選択します。ここでは、「Relative Strength Index(RSI)」を選んでみました。

デフォルトでは、RSIの期間は14になっています。動きが緩慢すぎると感じたら、期間を少し縮めてみましょう。(9~11あたり)
パラメーターの設定を確認して、「完了」ボタンをタップしたらサブチャートでRSIが挿入できます。
【サブチャートの欄が追加される】

いったんオシレーター系を挿入すると、チャートとメニューにサブチャートウィンドウの欄が追加されます。
他にも、ボリューム系やビル・ウィリアムズ系からもインジケーターが選べますので、設定の練習もかねていくつか試してみてください。
インジケーターの削除方法
インジケーターを削除したい時は、「fマーク」からインジケーターメニューに行って、「ゴミ箱マーク」をタップします。

「ゴミ箱マーク」をタップすると、各インジケーターにチェックボックスが出てきます。削除したいものにチェックを入れて再度「ゴミ箱マーク」をタップすると削除できます。
HFMのMT4設定方法:注文を入れる

さて次は、いよいよMT4の操作方法で最も重要な注文方法を解説します。
注文方法を間違えると、大きな損失を抱えるリスクがありますので操作方法をしっかり練習しておきましょう。
注文画面を表示する2つの方法
注文する際に、最初に抑えておきたいのが注文画面を表示する2つの方法です。注文画面は「気配値一覧」からと「チャート画面」からとアクセスできます。

気配値一覧から注文する
気配値一覧からは、売買したい通貨ペアをタップしてメニューを表示させます。出てきたメニューから「新規注文」を選択して、注文画面が表示できます。
チャート画面から注文する
チャート画面からは、右上にある「ドキュメントマーク」をタップすると注文画面が表示可能です。
注文画面が出てきたら、「成行き注文」「指値注文」「逆指値注文」のいずれかの設定が行えます。
成行き注文
まずは最も簡単で、最もよく使われている注文方法「成行き注文」から見ていきましょう。
成行き注文は「今現在の為替レートで即売買を決める」注文方法です。

- プルダウンメニューから「成行注文」を選択
- +、-を使ってロット数を設定
- 買値・売値を確認
- 「0」のままでOK
- ティックチャートで動きを確認
- 決断したら売買注文を入れる
※成行き注文は基本的にその場で即価格が決まりますが、状況によって約定レートがずれることもあります。
指値注文
特定の価格で売買したい時は、指値注文を使います。
指値注文は、「〇〇まで下がったら買い」「〇〇まで上がったら売り」の予約を入れる注文方法です。

- プルダウンメニューから指値注文を選択
- ロット数を+、-を使って設定する
- 買値・売値を確認
- レート調整する
- ノータッチでOK
- 注文期限を設定(なしでもOK)
- ティックチャートを確認する
- 発注ボタンを押して注文確定
※損切・利確をここで入れることも可能ですが、今は注文のみを覚えていきましょう。
あとから入れる方法を後ほど解説します。
資産状況、ポジション、注文状況の見方

- 現在の口座の資産状況がわかる「残高」「有効証拠金」「証拠金維持率」など
- 現在保有中のポジションの損益状況がわかる
- まだ約定していない注文の内容
この画面を見れば、現在の取引状況がすべて確認できます。
逆指値注文
では、もう1つ逆指値でポジションをとる注文方法も見ておきましょう。
ここでいう逆指値は、「上がるのを確認してから買い」「下がるのを確認してから売り」という戦略に使える注文方法です。

- 買逆指値または売逆指値を選択する
- ロット数を+、-を使って設定する
- 買値・売値を確認
- レートを設定する
- ノータッチでOK
- 注文期限を設定(なしでもOK)
- ティックチャートを確認する
- 発注ボタンを押して注文確定
ポジションを持つ時の逆指値は、想定した方向に価格が進んだ時にエントリーするトレンドフォローに基づいています。方向性を確かめてから売買するやり方です。
指値注文・逆指値注文を変更する方法
為替動向から戦略が変わったりした場合は、一度入れた注文を変更することが可能です。
指値注文・逆指値注文を変更する方法を確認しておきましょう。

「取引」の画面から変更したいポジションを長押しします。ポップアップメニューが出てくるので「オーダー変更」をタップして注文を訂正します。
指値注文・逆指値注文を取り消す方法
指値注文や逆指値注文は完全に取り消すことも可能です。

注文を取り消す場合は、取引画面にある注文リストから削除したいポジションを長押しします。メニューが出てくるので、「オーダー削除」を選択して取り消しが行えます。
HFMのMT4設定方法:損切り・利益確定の注文を入れる

ポジションを保有したら、状況によって損切または利益確定にて決済するのがFXトレードです。
ここでは、損切り・利益確定のやり方を解説していきます。
成り行き注文で損切り・利確
「取引」の画面から損切りまたは利益確定で決済したいポジションを長押しします。メニューが出てくるので「クローズオーダー」をタップしてください。

次の画面で、一番下に損失額(利益額)が表示されます。問題なければ「確定の決済」ボタンをタップして決済が完了です。
どれくらいの損失(利益)で確定するのか、しっかり確認するようにしましょう。
指値・逆指値注文で損切り・利確
ポジションを保有した後で、タイミングを見て損切り・利確の注文を入れるのが理想的です。損切り・利確の注文には「指値・逆指値注文」を使います。
「取引」の画面に行って注文したいポジションを長押しします。メニューが出てくるので「オーダーの変更」をタップしてください。

損切り・利確を入れる方法は、ポジションの方向性(買 or 売)によって変わってくるので気を付けてください。
【損切り・利確設定の画面 買いポジション/売りポジション】

- 買いポジション(ロング)→ 利確は今より高いレート、損切は今より低いレート
- 売りポジション(ショート)→ 利確は今より低いレート、損切りは今より高いレート
損切り、または利確のみを入力して注文することも可能です。レートを確認して問題がなければ「変更」ボタンをタップして注文を確定します。
損切り・利確注文を変更する方法
損切り・利確注文を変更する方法は、「取引」画面のポジションを長押しして、メニュー「オーダー変更」から、既存の注文画面を開いてレートの訂正を行います。

損切り・利確注文を取り消す方法
設定した損切り・利確注文を取り消す方法は、「オーダー変更」から注文画面を開いて、設定したレートをゼロに戻して「変更」ボタンをタップします。
設定の変更や削除は制限なく行えるので安心です。
損切り・利確注文や決済レートは、買いポジションか売りポジションかによって方向性が変わってくるので、慌てずに慎重に判断するようにしましょう。
なお、以下の記事ではHFMのレバレッジについて詳しく解説しています。ハイレバレッジを上手に活用する方法として参考にしてみてください。
HFMのMT4が動かない!ログインできない時の対処法

それでは最後に、HFMのMT4が動かない時やログインできない時の対処法をご紹介します。
MT4が動かない時の原因の対策
MT4が動かない時に、まず確認したいのはどこに問題があるかです。
MT4に問題があるのか、ネットワークに問題があるのかを確認
- MT4だけが動かない → MT4に問題がある
- スマホ全体が動かない(ブラウザーやGoogleなど) → ネットワークに問題がある
【MT4だけが動かない】
MT4だけが動かない場合は、MT4のアプリに何か不具合が起きているということです。「ログアウト→再ログイン」「ログイン情報の確認」「アンインストール → 再インストール」「スマホのリスタート」などを試してみると改善するケースが多いです。
あと、早朝の1時間程度と土日・祝日には仮想通貨以外は動きませんので日時も確認してみてください。
【スマホ全体が動かない】
スマホ全体が動かない場合は、インターネット接続に問題があると考えられます。「WiFiの接続を切る→再接続」「アドブロック等のブロック機能をOFFにしてみる」「スマホ料金の未払いがないか確認する」「地域で回線が止まっていないか確認する」などで、接続に問題がないか調べてみましょう。
HFMのカスタマーサポートに連絡する
MT4だけがどうしても動かない場合は、HFMのカスタマーサポートにチャットかメールで問い合わせてみましょう。
【チャットで問い合わせる】
問い合わせる時には、IDとメールアドレスを用意しておいてください。どんな状況なのかできるだけ具体的な情報があった方が解決につながります。ログイン状況のスクショなどもあるとよいです。

【メールで問い合わせる】
チャットは時間帯によっては、すぐにつながらないこともあります。その場合はメールで問い合わせできます。メールの返信を待っている間に、時間帯を変えてチャットでもアクセスしてみましょう。

MT4にログインできない時の原因と対策
ログインできない時は、「アンインストール → スマホのリスタート → 再インストール」で「再ログイン」を試してみてください。
HFMの場合は、サーバー名を間違えているケースが考えられます。「口座番号、パスワード、サーバー名」をもう1度しっかり確認してみましょう。どうしてもログインできない時はカスタマーサポートに問い合わせてください。解決方法のアドバイスが得られます。
まとめ:MT4アプリを使ってHFMで取引してみよう!

今回は、HFMのMT4スマホアプリの使い方を画像で解説していきました。
初回ログインや、通貨ペア・銘柄の設定、注文のやり方など、最初は戸惑うかもしれません。しかし、使っていくうちにコツを掴んで覚えていけますので、頻繁にMT4アプリを触ることが上達のコツです。
注文方法だけは間違えると大事に至ることもあるため、必ず練習しておいてください。
スマホアプリのメリットは、場所をとわず外出先でも気軽にFXプラットフォームにアクセスできることです。忙しい方でも、すきま時間に活用できるHFMのMT4アプリが重宝するでしょう。
さっそく、MT4アプリを使ってHFMでトレードを始めてみましょう。
ちなみに、HFMのトレードには、当キャッシュバックサイト「マネーチャージャー(マネチャ)」との紐づけがお得です。HFMで取引するたびに、スプレッドの一部が現金で受け取れます。高還元率で大人気のHFMなら、キャッシュバックでプラスアルファの収益になります。ぜひこの機会に、「マネチャ」のキャッシュバックを併せてお試しください。
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