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海外FX 入出金

海外FXの入出金方法21社比較|手数料・反映時間とおすすめ銀行

/ / 著者: マネチャ編集部

海外FXの入出金は「どの業者を使うか」より「どの手段で出すか」で手元に残る金額が変わります。同じ10万円の出金でも、国内銀行送金なら0円で済む業者がある一方、海外銀行送金を選ぶと受け取る日本の銀行側だけで2,450円〜4,000円が差し引かれます。

さらに近年は、業者が対応している入出金手段そのものが入れ替わっています。bitwalletやSTICPAYを公式の対応手段から外した業者がある一方、BXONEやWalletoryといった新しい決済サービスを追加した業者もあります。数年前の情報のまま「この手段が使える」と思い込んでいると、いざ出金しようとしたときに選べないという事態が起こります。

本記事では、マネチャが対応する海外FX業者21社すべての公式サイトを2026年8月に直接確認し、入出金手段ごとの手数料と反映時間を1枚の表にまとめました。そのうえで、10万円を出金するときの実額シミュレーション、目的別の選び方、2026年6月に施行された制度変更まで解説します。

結論|海外FXの入出金で押さえる5点

  • 最も安いのは国内銀行送金。業者が国内の収納代行口座から振り込む形なので、国際送金を受け取るときの被仕向送金手数料がかからない
  • 最も高いのは海外銀行送金。業者側が無料でも、受け取る銀行で2,450円〜4,000円かかる(三菱UFJ銀行で円建てなら最低4,000円、楽天銀行は2,450円、住信SBIネット銀行は日本円で一律3,500円)
  • 出金の速さは業者差が大きい。MONAXAは即時、Dupoinは最大2時間、一方でDecodeFXは3〜7営業日と、同じ国内銀行送金でも10倍以上の開きがある
  • 手数料の「かけ方」が業者ごとに違う。金額で分岐する業者(AXIORY)、回数で分岐する業者(IS6FX・JadeFOREX)、申請1件ごとにかかる業者(MYFX Markets)があり、出金の仕方によって有利な業者が変わる
  • 入金しただけで取引せずに出金すると手数料がかかる業者がある(Titan FXは4%、IS6FXは45USDなど)。ボーナス目的だけで口座を開く場合は特に注意

※本記事は、MoneyCharger編集部がコンテンツ制作ポリシーに基づき、掲載している21社すべての公式サイトを2026年8月27日に個別に確認して作成しています。ウォレット・銀行側の手数料はbitwallet三菱UFJ銀行住信SBIネット銀行楽天銀行の各公式ページ、制度に関する記述は金融庁の公表資料を出典とし、税務の扱いは国税庁、消費者向けの注意喚起は消費者庁の公開情報を確認しています。入出金の条件は業者・銀行の判断で変更されるため、手続きの前に必ず各社の会員ページで最新の条件をご確認ください。

出金そのものができずに困っている方は、原因と対処法をまとめた海外FXで出金拒否される原因と対処法を先にご確認ください。

億単位の高額出金を検討している方は、対応業者と実際の口コミを調査した海外FXで億の出金ができる業者一覧が参考になります。

海外FX21社の入出金手数料・反映時間を一覧比較

まず全体像を1枚で把握できるよう、マネチャが対応する海外FX業者21社について、入出金手段ごとの手数料と反映時間をまとめました。すべて2026年8月27日に各社の公式サイトを直接確認した内容です。

表を作成するにあたって分かったことがあります。21社のうち5社は、手段ごとの手数料や反映時間を公式サイトで公開していません。これらの業者は「利用可能な方法はクライアントポータルでご確認ください」として、口座を開設した後の会員ページでのみ条件を案内する運用をとっています。本記事では推測で数値を埋めることはせず、公式に記載がある項目と、公開されていない項目を明確に分けて掲載しています。

表内の「-」は、公式サイトに当該手段の記載がないことを示します(提供を終了した場合と、もともと非対応の場合の両方を含みます)。「公式非公開」は、その業者が公式サイトで条件を公開していないことを示します。スマートフォンでご覧の場合は、表を左右にスワイプすると全ての列を確認できます。

出金手数料の比較

まず出金時に業者側で発生する手数料です。同じ「国内銀行送金」でも、無料の業者と4,500円かかる業者が混在しています。

海外FX業者国内銀行送金クレジット
カード
bitwalletSTICPAY仮想通貨海外銀行送金
HFMのロゴ
HFM
無料無料無料無料
XS.comのロゴ
XS.com
無料無料無料
AXIORYのロゴ
AXIORY
2万円以上無料/2万円未満1,000円2万円以上無料/2万円未満1,000円2万円以上無料/2万円未満1,500円
Axiのロゴ
Axi
日本円は非対応無料無料無料
Vantage Tradingのロゴ
Vantage Trading
無料無料無料無料無料※6
EBC Financial Groupのロゴ
EBC Financial Group
無料無料公式非公開公式非公開公式非公開無料
IS6FXのロゴ
IS6FX
月1回まで無料※1月1回まで無料※1月1回まで無料※1
DecodeFXのロゴ
DecodeFX
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
MYFX Marketsのロゴ
MYFX Markets
2,000円※52,000円※5無料為替手数料+ブロックチェーン手数料2,000円※5
Titan FXのロゴ
Titan FX
無料※3無料※3無料※3無料※3無料※3無料※3
BigBossのロゴ
BigBoss
2,000円
(USD口座$20)※4
公式非公開公式非公開公式非公開
ThreeTraderのロゴ
ThreeTrader
無料無料無料無料
MONAXAのロゴ
MONAXA
当社負担総称のみ※8総称のみ※8当社負担お客様負担
JadeFOREXのロゴ
JadeFOREX
当月3回まで0円※2公式非公開
Dupoinのロゴ
Dupoin
公式非公開総称のみ※8総称のみ※8公式非公開公式非公開
IC Marketsのロゴ
IC Markets
無料無料無料無料※7
以下は公式サイトで条件を公開していない業者(会員ページ・ポータルで確認する運用)
FXGTのロゴ
FXGT
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Axon Marketsのロゴ
Axon Markets
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
OQTimaのロゴ
OQTima
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
INFINOXのロゴ
INFINOX
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Exnessのロゴ
Exness
閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可
海外FX21社の出金手数料(業者側に発生する手数料・2026年8月時点)
「-」は公式サイトに当該手段の記載がないことを示します(提供終了・非対応のいずれも含む)。すべて2026年8月27日時点で各業者の公式サイトを確認した内容です。条件は変更される場合があるため、実際の手続き前に必ず各業者の会員ページで最新の条件をご確認ください。

出金の反映時間の比較

次に、出金を申請してから資金を受け取れるまでの時間です。MONAXAの即時からDecodeFXの3〜7営業日まで、同じ国内銀行送金でも大きな開きがあります。なお表の数値は各社が公式に示している目安であり、実際の着金時間は受取銀行の営業時間や混雑状況にも左右されます。

海外FX業者国内銀行送金クレジット
カード
bitwalletSTICPAY仮想通貨海外銀行送金
HFMのロゴ
HFM
2営業日以内2〜10営業日即時24時間以内
XS.comのロゴ
XS.com
通常24時間以内で処理通常24時間以内で処理通常24時間以内で処理
AXIORYのロゴ
AXIORY
1〜3営業日3〜20営業日3〜20営業日
Axiのロゴ
Axi
日本円は非対応1〜7営業日1〜7営業日1〜7営業日
Vantage Tradingのロゴ
Vantage Trading
3〜5営業日1〜7営業日1〜7営業日1〜7営業日3〜5営業日
EBC Financial Groupのロゴ
EBC Financial Group
利用銀行による(公式は明示せず)公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
IS6FXのロゴ
IS6FX
1〜3営業日1〜3営業日1〜3営業日
DecodeFXのロゴ
DecodeFX
3〜7営業日即時公式非公開公式非公開承認後即時3〜7営業日
MYFX Marketsのロゴ
MYFX Markets
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Titan FXのロゴ
Titan FX
2〜3営業日即時処理・カード会社により1営業日以上即時即時審査最大48時間+1営業日以上2〜3営業日
BigBossのロゴ
BigBoss
2〜5営業日2〜5営業日2〜5営業日2〜5営業日
ThreeTraderのロゴ
ThreeTrader
1〜3営業日1〜3営業日1〜3営業日1〜3営業日
MONAXAのロゴ
MONAXA
即時総称のみ※8総称のみ※8最大24時間2〜5営業日
JadeFOREXのロゴ
JadeFOREX
2〜5営業日2〜5営業日
Dupoinのロゴ
Dupoin
最大2時間(営業日のみ)総称のみ※8総称のみ※8最大2時間(営業日のみ)最大2時間(営業日のみ)
IC Marketsのロゴ
IC Markets
公式非公開3〜5営業日(銀行により最大10営業日)公式非公開最大14日
以下は公式サイトで条件を公開していない業者(会員ページ・ポータルで確認する運用)
FXGTのロゴ
FXGT
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Axon Marketsのロゴ
Axon Markets
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
OQTimaのロゴ
OQTima
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
INFINOXのロゴ
INFINOX
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Exnessのロゴ
Exness
閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可
海外FX21社の出金の反映時間(申請から着金までの目安・2026年8月時点)
「-」は公式サイトに当該手段の記載がないことを示します(提供終了・非対応のいずれも含む)。すべて2026年8月27日時点で各業者の公式サイトを確認した内容です。条件は変更される場合があるため、実際の手続き前に必ず各業者の会員ページで最新の条件をご確認ください。

入金の反映時間の比較

入金は出金と比べて反映が速く、多くの手段が即時から数十分で取引口座に反映されます。相場の急変時に追加入金したい場面では、この差が実際の取引機会を左右します。

海外FX業者国内銀行送金クレジット
カード
bitwalletSTICPAY仮想通貨海外銀行送金
HFMのロゴ
HFM
10分以内JCB 10分以内/VISA・MC 即時10分以内即時
XS.comのロゴ
XS.com
即時即時最大5営業日
AXIORYのロゴ
AXIORY
約30分即時入金は一時停止中
Axiのロゴ
Axi
日本円は非対応即時最大15分1〜3日
Vantage Tradingのロゴ
Vantage Trading
24営業時間以内即時24営業時間以内24営業時間以内2〜5営業日
EBC Financial Groupのロゴ
EBC Financial Group
最短1分最短1分公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
IS6FXのロゴ
IS6FX
1時間以内即時即時30分以内
DecodeFXのロゴ
DecodeFX
3〜7営業日即時公式非公開公式非公開承認後即時3〜7営業日
MYFX Marketsのロゴ
MYFX Markets
即時〜3営業日即時〜3営業日即時〜3営業日即時〜3営業日即時〜3営業日
Titan FXのロゴ
Titan FX
1時間〜1営業日公式非公開即時即時即時即時
BigBossのロゴ
BigBoss
数時間〜1営業日0〜1営業日0〜1営業日0〜2営業日2〜5営業日
ThreeTraderのロゴ
ThreeTrader
20分即時即時1〜3営業日
MONAXAのロゴ
MONAXA
即時即時総称のみ※8総称のみ※8最短15分2〜5営業日
JadeFOREXのロゴ
JadeFOREX
着金後1〜3営業日以内当日中着金確認後即時
Dupoinのロゴ
Dupoin
即時〜10分即時〜5分総称のみ※8総称のみ※8即時〜10分10分以内に残高更新/処理は最大3営業日
IC Marketsのロゴ
IC Markets
2〜5営業日即時即時2〜5営業日
以下は公式サイトで条件を公開していない業者(会員ページ・ポータルで確認する運用)
FXGTのロゴ
FXGT
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Axon Marketsのロゴ
Axon Markets
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
OQTimaのロゴ
OQTima
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
INFINOXのロゴ
INFINOX
公式非公開公式非公開公式非公開公式非公開
Exnessのロゴ
Exness
閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可閲覧不可
海外FX21社の入金の反映時間(2026年8月時点)
「-」は公式サイトに当該手段の記載がないことを示します(提供終了・非対応のいずれも含む)。すべて2026年8月27日時点で各業者の公式サイトを確認した内容です。条件は変更される場合があるため、実際の手続き前に必ず各業者の会員ページで最新の条件をご確認ください。

※1 IS6FX:2回目以降は1回につき出金額の2%。出金額が20万円(2,000USD)以下の場合は一律4,500円(45USD)。回数は毎月1日UTC+0にリセット。一度も取引せずに出金する場合は45USD
※2 JadeFOREX:4回目以降は「3,000円(30USD)」または「出金額の1.5%」のうち金額の大きい方が差し引かれる
※3 Titan FX:取引をせずに出金した場合は4%の出金手数料がかかる場合がある(全手段共通)
※4 BigBoss:ロイヤルティステータス(LS)がAdvanced以上なら日本国内銀行への出金手数料は無料。判定は出金時のステータス
※5 MYFX Markets:出金手数料は申請1件ごとに発生する(公式例:2万円と3万円を別々に出金すると合計4,000円)。bitwallet・Peskaでの出金は無料
※6 Vantage:Vantage側は無料だが、国際銀行送金には一般的にUSD20程度の銀行手数料がかかると公式が明記。また取引をせずに出金した場合はマーチャント手数料と裁量の手数料を請求する権利を留保している
※7 IC Markets:入金した資金を取引に使っていない場合、出金にprocessing feeが課される場合がある。国際銀行送金は中継・受取銀行の手数料が別途発生し、最大14日かかることがある
※8 MONAXA・Dupoin:公式は決済手段を「電子ウォレット」等のカテゴリ名で表記しており、bitwallet・STICPAYに個別対応しているかは公式サイトからは判別できない

海外FXの入金方法・出金方法6つの特徴と注意点

ここからは、一覧表で比較した6つの手段それぞれについて、仕組みと実際に使ううえでの注意点を解説します。対応業者の顔ぶれは数年前から大きく入れ替わっているため、現在の対応状況もあわせて示します。

国内銀行送金|手数料と速さのバランスが最も良い

海外FXの国内銀行送金による入出金

国内銀行送金は、海外の業者と直接やり取りするのではなく、業者が契約している国内の決済代行会社(収納代行業者)の口座を経由する仕組みです。入金時は指定された国内口座に振り込み、出金時はその口座から自分の銀行口座へ振り込まれます。国内の振込として処理されるため、国際送金を受け取るときの被仕向送金手数料が発生しません。これが国内銀行送金が最も安く済む理由です。

入金の反映はHFMが10分以内、ThreeTraderが20分、AXIORYが約30分と、多くの業者が1時間以内としています。出金は1〜5営業日が中心ですが、MONAXAは即時、Dupoinは最大2時間(営業日のみ)と突出して速い一方、DecodeFXは3〜7営業日と幅があります。実際の手順を画面つきで確認したい場合は、HFMの出金方法ThreeTraderの出金方法で申請の流れを解説しています。

振込先の口座は予告なく変更される場合があります。BigBossの公式サイトには「お振込み先が突然変更となる場合がございますので、ご入金の際は必ずマイページにて最新の振込先口座情報をご確認ください」と明記されています。前回の振込先をそのまま使い回すと、入金が反映されない事態になりかねません。

なおAxiは、公式のアジア地域向け決済一覧に日本円が1通貨も含まれておらず、日本円での国内銀行振込を提供していません。国内銀行送金を前提に業者を選ぶ場合は注意が必要です。

クレジットカード|入金は即時、出金は「返金」扱いになる

海外FXのクレジットカードによる入金

クレジットカードは入金の反映が最も速い手段のひとつで、多くの業者が即時反映としています。一方で出金は「入金の取り消し(返金)」として処理されるため、カードへ戻せるのは入金した金額までです。利益分はカードでは受け取れず、銀行送金など別の手段を使うことになります。

もうひとつの弱点が、出金にかかる時間の長さです。カード会社を経由するため、AXIORYは3〜20営業日、HFMは2〜10営業日、IC Marketsは3〜5営業日(銀行によっては最大10営業日)と、他の手段より明らかに時間がかかります。

また、カード入金後の一定期間は出金が制限される業者があります。BigBossはクレジットカード入金後2か月以内は該当分を出金できず、Vantageはカード入金後12週間以内の出金は元のカードへ返金されると公式に定めています。IS6FX・ThreeTrader・JadeFOREX・MONAXA・Dupoinはそもそもカードでの出金に対応していません。

カードでの入金方法をより詳しく知りたい方は、クレジットカードに対応している海外FX業者で対応カードブランドや実際の入金手順を解説しています。

bitwallet|複数業者を使い分ける人に向くが、対応業者は減っている

海外FXのbitwalletによる入出金

bitwalletは、複数の海外FX業者との資金のやり取りをひとつのウォレットにまとめられるオンライン決済サービスです。業者をまたいで資金を移動させたい場合、いったん銀行を経由せずウォレット内で完結できるのが最大の利点です。業者側の入出金手数料は、対応している業者ではいずれも無料でした。

ただし対応業者は近年はっきり減っています。2026年8月時点で公式サイトにbitwalletの記載があるのは、Vantage Trading・Titan FX・HFM・ThreeTrader・MYFX Marketsです。一方でAXIORYは公式の対応手段からbitwalletが消え、BigBossは2026年8月にbitwalletでの入出金を停止しました。IS6FX・IC Markets・XS.com・INFINOX・JadeFOREXも非対応です。

bitwalletから日本の銀行口座へ出金する際は、bitwallet側の手数料がかかります。公式の手数料表では「各通貨で10USDに相当の金額(国により変動)」とされ、あわせて「別途、銀行振り込み手数料、中継銀行手数料などが必要となります」と明記されています。日本円での受取最低金額は1,000円です。正確な金額はアカウントにログインした後に確認できます。

STICPAY|対応業者は5社に絞られ、手数料は公式非公開

海外FXのSTICPAYによる入出金

STICPAYもbitwalletと同様のオンライン決済サービスで、業者側の入出金手数料は対応業者では無料です。反映もTitan FXが即時、Vantageが24営業時間以内と速い部類に入ります。

ただし2026年8月時点で公式サイトにSTICPAYの記載があるのは、Vantage Trading・Titan FX・IS6FX・BigBoss・INFINOXの5社にとどまります。かつて対応していたAXIORYは、現在の公式の入出金一覧にSTICPAYが掲載されていません。

もう一点、利用前に知っておきたいのがSTICPAY側の手数料が公式サイトで公開されていないことです。同社の日本語サイトには手数料の一覧ページが用意されておらず、銀行出金時のコストはアカウント内で確認する必要があります。総コストを事前に把握したい場合は不利な点です。

仮想通貨|反映は速いが、価格変動と外部コストが乗る

海外FXの仮想通貨による入出金

仮想通貨での入出金は、USDT(テザー)を中心にBTC・ETH・USDCなどが使われます。銀行の営業時間に左右されず、土日でも処理が進むのが最大の利点です。入金の反映はIS6FXが30分以内、MONAXAが最短15分、Dupoinが即時〜10分と速く、出金もHFMが24時間以内、MONAXAが最大24時間としています。

注意点は3つあります。1つ目は、業者側が無料でもブロックチェーンのネットワーク手数料は別途かかることです。ERC20とTRC20では手数料の水準が異なり、ネットワークの混雑状況によって変動します。MYFX Marketsは公式に「仮想通貨の場合は為替手数料とブロックチェーンにかかる手数料が発生する」と明記しています。

2つ目は、受け取った仮想通貨を日本円にするまでのコストです。国内の暗号資産取引所で売却し、日本円で出金するまでの手数料まで含めて考える必要があります。3つ目は価格変動で、送金中にレートが動けば受け取る円換算額も変わります。

また、Titan FXは仮想通貨の出金について「弊社にて審査(最大48時間)後に処理されます」としており、手段としての速さがそのまま着金の速さになるとは限りません。

海外銀行送金|最もコストが高く、使う場面は限られる

海外FXの海外銀行送金による入出金

海外銀行送金は、業者の口座から日本の銀行口座へ国際送金として直接送る方法です。業者側の手数料が無料でも、実際には受け取る日本の銀行側で手数料が差し引かれます。これが総コストを押し上げる最大の要因です。

時間もかかります。Titan FXとVantageは2〜5営業日、AXIORYは3〜20営業日、IC Marketsは「最大14日かかることがある」と公式に記載しています。加えて中継銀行を経由するたびに手数料が差し引かれるため、着金額が想定より少なくなることがあります。

やむを得ず海外銀行送金を使う場合は、受け取り方で金額が大きく変わることを覚えておくと有利です。三菱UFJ銀行では円建ての送金を円口座で受け取ると被仕向送金取扱手数料1,500円に加えて円為替取扱手数料(送金額の0.050%・最低2,500円)がかかりますが、外貨建ての送金を外貨口座で受け取れば手数料は無料です。住信SBIネット銀行も、日本円で受け取ると金額にかかわらず一律3,500円ですが、米ドルなどを1回あたり5万通貨以上受け取る場合は無料になります。

なおAXIORYは、国際銀行送金による入金を現在一時的に停止しています(出金は可能)。海外銀行送金は業者側の事情で停止されることもあるため、実際に使う前に会員ページで提供状況を確認してください。

10万円を出金するといくら引かれる?手段別の実額シミュレーション

海外FXの出金コストは、業者の出金手数料だけでは決まりません。実際には「①業者側」「②ウォレット・中継銀行」「③受取銀行側」の3段階で手数料が発生し、どのルートを通るかで合計額が数千円変わります。ここでは10万円を出金するケースで、各ルートの実額を積み上げて比較します。

金額はすべて2026年8月27日時点で各社の公式サイトに掲載されている条件をもとに算出しています。米ドル建ての金額は1米ドル=約159円で換算しています。為替レートと各社の条件は変動するため、実際に手続きする前に必ず会員ページで最新の条件をご確認ください。

出金ルート①業者側②ウォレット・中継銀行③受取銀行側合計の目安
国内銀行送金
(出金手数料が無料の業者)
0円0円0円
国内銀行送金
(出金手数料が定額の業者)
2,000円0円2,000円
国内銀行送金
(回数制限を超えた場合)
4,500円
※IS6FXの月2回目以降・20万円以下の場合
0円4,500円
bitwallet経由0円
※対応業者はいずれも無料
10USD相当(約1,590円)
+銀行振込手数料・中継銀行手数料
0円約1,590円〜
仮想通貨(USDT等)経由0円
※一部の業者は条件付きで有料
ブロックチェーンのネットワーク手数料
+国内取引所の日本円出金手数料
0円変動
※ネットワーク混雑で上下する
海外銀行送金
円建てで受け取る(三菱UFJ銀行)
0円中継銀行手数料被仕向送金取扱手数料1,500円
+円為替取扱手数料(送金額の0.050%・最低2,500円)
4,000円〜
海外銀行送金
日本円で受け取る(住信SBIネット銀行)
0円中継銀行手数料3,500円
※金額にかかわらず定額
3,500円〜
海外銀行送金
受け取る(楽天銀行)
0円中継銀行手数料2,450円2,450円〜
海外銀行送金
外貨建てを外貨口座で受け取る(三菱UFJ銀行)
0円中継銀行手数料無料中継銀行手数料のみ
10万円を出金する場合の手段別コスト(2026年8月時点・各社公式サイトの掲載条件に基づく試算)
②の中継銀行手数料は経由する銀行によって異なり、事前に確定できません。bitwalletの公式表記も「別途、銀行振り込み手数料、中継銀行手数料などが必要」となっています。

この表から読み取れる3つのこと

1つ目は、国内銀行送金が基本的にいちばん安いということです。海外FXの国内銀行送金は、業者が国内の収納代行業者の口座から振り込む形をとるため、国際送金を受け取るときの「被仕向送金手数料」が発生しません。業者側の出金手数料が無料であれば、10万円の出金コストは文字どおり0円になります。

2つ目は、海外銀行送金が最も高くつくということです。業者側が「出金手数料無料」を掲げていても、受け取る日本の銀行側で2,450円〜4,000円が差し引かれます。さらに中継銀行の手数料が加わるため、実際の着金額はもっと少なくなることがあります。Vantageの公式サイトも「国際銀行送金には一般的にUSD20程度かかる」と明記しています。

3つ目は、同じ海外銀行送金でも受け取り方で金額が変わるということです。三菱UFJ銀行の場合、円建ての送金を円口座で受け取ると最低4,000円かかりますが、外貨建ての送金を外貨口座で受け取れば手数料は無料です。住信SBIネット銀行も、日本円で受け取ると一律3,500円ですが、米ドルなどを5万通貨以上受け取る場合は無料になります。海外銀行送金を使わざるを得ない場合は、外貨口座を用意して外貨のまま受け取るのが有利です。

出金額が小さいほど、手数料の負担率は跳ね上がります。たとえば海外銀行送金で1万円を出金すると、受取銀行側で2,450円〜4,000円が引かれるため、手数料だけで24〜40%を失う計算です。少額をこまめに出金するより、国内銀行送金が使える業者を選び、ある程度まとめて出金するほうが手元に残る金額は大きくなります。

目的別・海外FXの入出金手段の選び方

手段ごとの条件が分かっても、「結局どれを選べばいいのか」が決まらなければ意味がありません。ここでは重視するポイント別に、選ぶべき手段と、その条件を満たす業者を具体的に挙げます。いずれも2026年8月時点で各社の公式サイトに掲載されている条件に基づいています。

重視するポイント選ぶべき手段条件を満たす業者(公式サイトの記載による)
とにかく早く
受け取りたい
国内銀行送金
または電子ウォレット
MONAXA(国内オンラインバンキング・電子ウォレットとも即時)/Dupoin(銀行振込・暗号通貨とも最大2時間・営業日のみ)/Titan FX(bitwallet・STICPAYは即時反映)/HFM(bitwallet・BXONEは即時)
手数料を
1円もかけたくない
国内銀行送金HFM/XS.com/Vantage Trading/EBC Financial Group/Titan FX/ThreeTrader/IC Markets(いずれも業者側の出金手数料が無料)
少額を
こまめに出金したい
国内銀行送金
(無料の業者に限る)
上記の無料業者。AXIORY(2万円未満は1,000円)・IS6FX(月2回目以降は2%)・JadeFOREX(当月4回目以降は有料)・MYFX Markets(申請1件ごとに2,000円)は少額・多回数の出金と相性が悪い
高額を
まとめて出金したい
国内銀行送金XS.com(銀行振込の出金上限は無制限)/Titan FX(国内銀行送金の入金上限1,000万円/回)。MYFX Marketsのように申請1件ごとに手数料がかかる業者は、まとめて出金するほど有利
複数の業者を
使い分けている
bitwalletVantage Trading/Titan FX/HFM/ThreeTrader/MYFX Markets(bitwallet対応を維持している業者)。業者間の資金移動をウォレット内で完結できる
海外銀行送金しか
選べない
外貨建てで
外貨口座に受け取る
三菱UFJ銀行は外貨建てを外貨口座で受け取れば手数料無料(円建てを円口座だと最低4,000円)/住信SBIネット銀行は米ドル等を5万通貨以上受け取れば無料(日本円だと一律3,500円)
重視するポイント別の入出金手段と対応業者(2026年8月時点・各社公式サイトの掲載条件に基づく)

入金しただけで出金すると手数料がかかる業者がある

手段の選び方とは別に、多くの利用者が見落としがちな条件があります。入金した資金を取引に使わないまま出金しようとすると、通常はかからない手数料を請求されるというルールです。これは複数の業者が公式サイトで明記しています。

業者公式サイトに記載されている条件
Titan FXのロゴ
Titan FX
取引をせずに出金した場合、4%の出金手数料を頂戴する場合がある(全手段共通)
IS6FXのロゴ
IS6FX
1度も取引をせずに出金する場合、45USD(4,500円)の手数料がかかる
IC Marketsのロゴ
IC Markets
取引口座の資金は取引目的のためのものであり、入金を取引に使っていない場合は出金に処理手数料が適用されることがある
Vantage Tradingのロゴ
Vantage Trading
電子ウォレットやクレジットカードで入金し、取引をしない(またはほとんどしない)まま出金を申請した場合、決済代行会社の手数料と、同社の裁量による取扱手数料を請求する権利を留保する
取引をせずに出金する場合の手数料(2026年8月時点・各社公式サイトの記載)

これらは、入出金だけを繰り返して決済システムを利用する行為を防ぐために設けられているルールです。入金ボーナスだけを受け取って出金する、口座を開いたが結局取引しなかった、といったケースで該当する可能性があります。取引をせずに資金を戻す場合は、事前に会員ページやサポートで条件を確認しておくと安全です。

海外FXの入出金ルール6つ

海外FX業者には、どこも共通してマネーロンダリング対策(AML)にもとづく入出金ルールが設けられています。

入出金でつまずくケースの大半は、業者側の問題ではなくこのルールの確認不足です。申請前に6つとも押さえておきましょう。

ルール内容
①同一名義のみ取引口座と同じ名義の銀行口座・カード・ウォレットしか使えない。家族名義は不可
②入金分は同じ手段で出金入金に使った手段へ、入金額と同額まで返す(マネーロンダリング防止のため)
③カード入金分が最優先複数の手段で入金している場合、カード入金分の返金処理が先に行われる
④利益分は指定の手段で入金額を超える利益は、多くの業者で国内銀行送金など別の手段での出金になる
⑤出金でボーナスは消滅クレジット(ボーナス)は出金と同時に消える。ポジション保有中は要注意
⑥銀行送金は毎回会員ページから振込先は都度変わるため、前回の口座に振り込むと着金しない
海外FXに共通する入出金ルール(各社の利用規約・入出金ページの記載にもとづく/2026年8月時点)

①取引口座と同一名義の手段しか使えない

海外FXの入出金では、送金に使う銀行口座・カード・ウォレットの名義と、取引口座の名義が一致している必要があります

第三者名義の送金手段は使えません。家族のクレジットカードを使ったり、配偶者名義の口座へ出金申請したりすると却下されます。旧姓のまま登録している口座なども、本人確認書類と一致しなければ止まる原因になります。

②入金分は入金に使った手段へ出金する

多くの海外FX業者では「入金分は同じ手段で出金する」というルールが設けられています。

これは、犯罪などで得た資金の出どころを隠す行為を防ぐアンチマネーロンダリング(AML)の観点から、金融ライセンスを取得している業者で共通して採用されているものです。

たとえばクレジットカードで10万円入金し、利益を含めて15万円の残高がある口座では、まず10万円を入金時のカードへ返金処理し、残りの5万円を別の手段で出金する流れになります。

③複数の手段で入金している場合はカード入金分が最優先

複数の入金方法を使っている口座では、「クレジットカード入金分」の出金(返金処理)が最優先になります。

過去にカード入金した口座では、いったん残高が0円になったあとに別の手段で入金して利益が出た場合でも、まずカード入金分の返金処理が求められることがあります。対象となる期間を明示している業者もあり、AXIORYは「クレジット/デビットカードでの入金が10ヶ月以内の場合、その期間の入金額を上限とし最優先にカードで出金」と公式に定めています。

④国内銀行送金の振込先は決済代行会社の口座になる

海外FXの入出金で国内銀行送金を使う際は、振込先・振込人の名義が決済代行会社(収納代行業者)のものになります。

海外FX業者の名義で直接送金が行われることはありません。AXIORYの公式サイトは振込先を「弊社決済システムおよび決済会社の振込先銀行」と説明し、BigBossの公式FAQも「弊社が利用している収納代行サービスの口座」への入金として案内しています。そのため出金時も、明細には海外FX業者名ではなく決済代行会社名で着金します。「業者名と違う名前で振り込まれた」と焦る必要はありません。

⑤出金するとボーナス(クレジット)は消滅する

入金ボーナスや口座開設ボーナスで受け取ったクレジットは、出金と同時に消滅します消え方は業者によって異なり、全額が消滅する方式と、出金額に応じて按分で消える方式があります。出金の前に各社のボーナス規約を確認してください。

クレジットは証拠金として使えるため、ポジションを保有したまま出金するとクレジット消滅で証拠金維持率が下がり、強制ロスカットになるおそれがあります。

ボーナスのある口座からの出金は、ポジションをすべて決済してまとまった利益が出たタイミングで行うのがおすすめです。

各社のボーナス条件は海外FXのボーナス比較で詳しく解説しています。

⑥銀行送金は毎回会員ページから手続きする

銀行送金で入金する場合、過去に案内された口座へそのまま振り込んではいけません

決済代行会社の振込先口座は随時変更されるためです。古い口座に振り込むと着金しない、あるいは組み戻しに時間がかかります。

銀行送金で入金するときは、毎回かならず海外FX業者の会員ページから入金手続きを行い、そのとき表示された口座へ振り込みましょう

2026年6月施行の法改正で入出金の裏側が変わりつつある

入出金手段を選ぶうえで、2026年に入ってから知っておくべき制度上の変化があります。2026年6月1日に改正資金決済法が施行され、国境をまたいで行う収納代行のうち一定のものが「為替取引」に該当することになりました。海外FXの国内銀行送金は収納代行業者を経由する仕組みであるため、この改正と無関係ではありません。

何が変わったのか

これまで「収納代行」は、原則として為替取引には該当せず、資金移動業の登録対象外と整理されてきました。今回の改正では、国境を跨いで行う収納代行(クロスボーダー収納代行)のうち一定のものが為替取引に該当するものとされ、資金移動業の規制が適用されることになりました。金融庁は、マネー・ローンダリングやテロ資金供与、利用者保護上のリスクへの対応を理由として挙げています。

時点内容
2025年6月13日改正法(令和7年法律第66号)が公布
2026年5月19日・22日関係する政令・内閣府令等が閣議決定・公布
2026年6月1日改正法および関係政令・内閣府令等が施行
2026年11月30日経過措置の期限(施行日から起算して6か月。この日までに登録を申請した事業者は、引き続き業務を行える)
出典:金融庁「令和7年資金決済法改正に係る政令の公布及びパブリックコメントの結果等について」(令和8年5月22日)および改正法附則第2条

重要なのは、この規制が海外の事業者にも適用されるという点です。金融庁はパブリックコメントへの回答で「国外の事業者であっても資金決済法第2条の2の適用は否定されません」「国外に所在する事業者であることをもって資金決済法の適用を受けることがない、といったことはない」と明言しています。

また、施行の時点で既に該当する業務を行っている事業者には経過措置が設けられています。改正法附則第2条により、施行日から起算して6か月間は登録を受けずに業務を継続でき、その期間内に登録を申請すれば、その後も引き続き業務を行えます。施行日が2026年6月1日であるため、この6か月が経過するのは2026年11月30日です。

実際に業者側で起きていること

本記事で21社の公式サイトを確認したところ、2026年8月時点で次のような変化が確認できました。

  • AXIORY:公式の入出金一覧からbitwallet・STICPAY・Curfexが消え、代わりにWalletoryが追加されている。国際銀行送金による入金は一時停止中
  • BigBoss:bitwalletでの入出金を停止し、公式の出金手段はBXONEが中心になっている
  • XMTrading・FXGT・MiltonMarkets:公式サイトから手段別の手数料表がなくなり、「会員ページで確認」という案内に変わっている
  • HFM:日本語の公式サイトが英語版へリダイレクトされる状態になっている

ただしこれらの変更について、各社とも公式サイト上で理由を説明していません。制度改正と時期が重なってはいますが、法改正が原因であると確認できたわけではない点にご注意ください。本記事では、制度上の事実と、公式サイトで確認できた業者側の実態を、それぞれ分けて記載しています。

「規制で銀行口座が凍結される」という話は本当か

この改正をめぐって、「海外FXの入出金に使っている銀行口座が凍結される」という趣旨の情報を見かけることがあります。制度の内容を確認する限り、今回の改正は収納代行を行う事業者に対する規制であり、利用者の銀行口座を凍結する制度ではありません。金融庁が公表したパブリックコメントへの回答(全51ページ)にも、利用者の口座凍結に関する記述は一切ありません。求められているのは、該当する事業者が資金移動業の登録を受けることです。

ただし、これとは別の話として、銀行が独自の判断で入出金の内容を照会したり、取引を制限したりすることは以前からあり得ます。マネー・ローンダリング対策として金融機関に求められている確認業務の一環であり、今回の改正によって新たに始まったものではありません。心配な場合は、名義を一致させる・振込目的を正しく申告するといった基本的な手続きを守ることが対策になります。

利用者として何をしておくべきか

制度の行方を利用者が左右することはできませんが、備えておけることはあります。

  • 入出金の手段を複数確保しておく。ひとつの手段が使えなくなっても資金を動かせるよう、国内銀行送金に加えて仮想通貨など別ルートも用意しておくと安全です
  • 使う予定のない資金を口座に置いたままにしない。取引に使わない資金は、こまめに出金しておくほうがリスクを抑えられます
  • 入出金の前に会員ページで提供状況を確認する。公式サイトの案内より、会員ページのほうが実際の提供状況を正確に反映しています

出金できないとき・高額を出金するときの考え方

手段の選び方とは別に、「そもそも出金の申請が通らない」「金額が大きくて不安」というケースがあります。どちらも原因と対処法が異なるため、要点だけ整理しておきます。

出金の申請が通らないときにまず確認すること

出金が処理されない場合、業者側の問題ではなく手続き上の要件を満たしていないことが原因であるケースが少なくありません。今回21社の公式サイトを確認した範囲でも、共通して次の条件が定められていました。

  • 本人確認が完了しているか(JadeFOREXは身分証・住所証明・セルフィーの3点、楽天銀行の受取にはマイナンバーが必要)
  • 出金先が本人名義か(21社すべてが第三者名義の入出金を禁止。Vantageは違反時に決済の巻き戻し・ポジションの強制決済・利益の無効化・口座の凍結があり得ると明記)
  • 証拠金維持率の条件を満たしているか(EBCは出金後に維持率200%超が必要、XMTradingは100%、IS6FXはポジション保有中は出金申請そのものができない)
  • 入金と同じ手段で出金しようとしているか(カード入金分はカードへ返金するのが優先される)

これらを確認しても解決しない場合の原因の切り分けや、実際に出金が拒否されたときの対処法は、海外FXで出金拒否される原因と対処法で詳しく解説しています。確定申告や税金の扱いもあわせて説明しているので、出金トラブルに直面している方はそちらをご確認ください。

高額を出金するときに知っておくこと

出金額が大きくなると、通常とは異なる扱いになる業者があります。BigBossは5万ドル(約500万円)相当以上の出金申請について「通常よりも出金に時間かかる場合があります」と公式に案内しており、Vantageは1件の出金リクエストが複数の送金に分割されることがあるとしています。また多くの業者が、資金の出所に関する追加の書類提出を求める場合があると明記しています。

出金の上限そのものは業者によって異なり、XS.comは銀行振込の出金上限を無制限としています。億単位の出金を想定している場合の業者選びや、実際に高額出金を行った利用者の声については、海外FXで億の出金ができる業者一覧で対応業者を個別に調査しています。

海外FXの入出金に関するよくある質問

海外FXの出金にはどれくらいの日数がかかりますか?

手段と業者によって幅があります。国内銀行送金の場合、MONAXAは即時、Dupoinは最大2時間(営業日のみ)、AXIORY・IS6FX・ThreeTraderは1〜3営業日、Titan FXは2〜3営業日、BigBoss・JadeFOREXは2〜5営業日、DecodeFXは3〜7営業日と公式に案内されています。bitwalletやSTICPAYなどの電子ウォレットは即時反映の業者が多く、逆に海外銀行送金はIC Marketsで最大14日かかることがあります。

海外FXの出金がいちばん早いのはどの方法ですか?

電子ウォレット(bitwallet・STICPAY・BXONEなど)が最も速く、Titan FXとHFMはいずれも即時反映としています。国内銀行送金ではMONAXAが即時、Dupoinが最大2時間と突出しています。ただし電子ウォレットの場合、ウォレットに着金した後さらに銀行へ出金する手順が必要になるため、最終的に現金化するまでの時間で比べると国内銀行送金のほうが早いこともあります

海外FXの出金でおすすめ銀行はどこですか?

国内銀行送金で出金する場合は国内の振込として処理されるため、どの銀行を使っても受取側の手数料は基本的にかかりません。おすすめ銀行を考える意味があるのは海外銀行送金(国際送金)で受け取る場合です。三菱UFJ銀行は円建てを円口座で受け取ると被仕向送金取扱手数料1,500円に円為替取扱手数料(送金額の0.050%・最低2,500円)が加わりますが、外貨建てを外貨口座で受け取れば無料です。住信SBIネット銀行は日本円で一律3,500円、米ドル等を5万通貨以上受け取る場合は無料、楽天銀行は2,450円です。外貨のまま受け取れる口座を用意しておくと総コストを抑えられます。

海外FXの銀行送金に手数料はかかりますか?

業者側の手数料は無料の会社が多く、HFM・XS.com・Vantage Trading・EBC・Titan FX・ThreeTrader・IC Marketsはいずれも国内銀行送金の出金手数料を無料としています。一方でAXIORYは2万円未満の出金に1,000円、MYFX Marketsは申請1件ごとに2,000円、BigBossは2,000円(ロイヤルティステータスがAdvanced以上なら無料)、IS6FXは月2回目以降に出金額の2%がかかります。海外銀行送金の場合は、これとは別に受け取る日本の銀行側で2,450円〜4,000円が発生します。

海外FXの最低入金額はいくらですか?

業者と手段によって異なります。国内銀行送金ではIS6FX・ThreeTrader・JadeFOREXが1,000円、AXIORYが1,100円、HFMが1,000円(カードは750円)、Titan FXが5,000円です。MYFX Marketsは最低入金額の設定がなく、DecodeFXは100ドルからとしています。ThreeTraderは初回入金のみ1万円という条件があるなど、初回だけ別の基準を設けている業者もあるため、口座開設前に確認しておくと安心です。

STICPAYに対応している海外FX業者はどこですか?

2026年8月時点で公式サイトにSTICPAYの記載があるのは、Vantage Trading・Titan FX・IS6FX・BigBoss・INFINOXの5社です。かつて対応していたAXIORYは現在の公式の入出金一覧にSTICPAYが掲載されていません。なおSTICPAY側の手数料は公式サイトに一覧の掲載がなく、アカウント内で確認する必要があります。

入金した方法と違う方法で出金できますか?

原則としてできません。マネーロンダリング対策として、入金額までは入金に使った手段へ返金するルールがほぼ全社で共通しています。Titan FXは「AML規約に従い、入金額まではお客様が入金に利用された方法、または口座への出金となります」、Vantageは「出金は入金元と同じ口座に対してのみ処理する」と公式に定めています。ただし入金額を超える利益分については、カードでは受け取れないため銀行送金など別の手段を使うことになります。

取引せずに入金分だけ出金することはできますか?

手続きとしては可能ですが、通常はかからない手数料を請求される場合があります。Titan FXは取引をせずに出金した場合4%、IS6FXは1度も取引せずに出金する場合45USD(4,500円)と公式に明記しています。IC Marketsは「入金を取引に使っていない場合は出金に処理手数料が適用されることがある」、Vantageは「取引をしない(またはほとんどしない)まま出金を申請した場合、決済代行会社の手数料と裁量による取扱手数料を請求する権利を留保する」としています。入金ボーナス目的だけで口座を開設する場合は特に注意してください。

出金するときに税金はかかりますか?

出金という行為そのものに課税されるわけではありません。海外FXの利益は決済した時点で課税対象となるため、口座に置いたままでも利益が確定していれば申告の対象になります。確定申告の要否や具体的な計算方法については、海外FXで出金拒否される原因と対処法|税金・確定申告も解説で詳しく扱っています。

まとめ|入出金の総コストは「手段選び」で決まる

21社の公式サイトを確認して分かったのは、海外FXの入出金コストは業者の良し悪しというより、どの手段をどう使うかで決まるということです。要点を整理します。

  • 基本は国内銀行送金。国内の振込として処理されるため受取銀行側の手数料がかからず、対応業者を選べば10万円の出金コストは0円になる
  • 海外銀行送金は最後の選択肢。業者側が無料でも受取銀行で2,450円〜4,000円かかる。使うなら外貨建てを外貨口座で受け取る
  • 手数料の「かけ方」を確認する。金額で分岐(AXIORY)、回数で分岐(IS6FX・JadeFOREX)、申請1件ごと(MYFX Markets)と業者ごとに異なるため、自分の出金の仕方に合う業者を選ぶ
  • 手段の対応状況は変わる。bitwalletとSTICPAYは対応業者が減っている一方、BXONE・Walletory・Binance Payなどが増えている。数年前の情報のままで判断しない
  • 取引せずに出金すると手数料がかかる業者がある。入金ボーナスだけを狙う使い方は、かえって割高になることがある

ただし、出金手数料をどれだけ抑えても取引そのもので支払ったスプレッドや手数料は戻ってきません。マネチャを経由して口座を開設すると、取引するたびにキャッシュバックが発生し、マネチャのマイページに積み上がっていきます。キャッシュバックは業者の口座残高とは別に管理されるため、業者側の出金条件やルールに一切影響しません。

受け取ったキャッシュバックの出金手順は、マネチャの出金手順で画像付きに解説しています。はじめて利用する方は、業者の口座開設とあわせてご確認ください。

なお本記事に掲載した手数料・反映時間は、いずれも2026年8月27日時点で各社の公式サイトに掲載されていた内容です。入出金の条件は業者・銀行の判断で変更されるため、実際に手続きする前には必ず会員ページで最新の条件をご確認ください。

マネチャ編集部

この記事を書いた人

マネチャ編集部

マネチャ編集部は、累計200億円以上のキャッシュバック支払い実績を持つ Money Charger の公式編集部です。25社以上の海外FX業者との直接提携を通じて得た一次情報をもとに、ユーザーの取引コスト削減に役立つ情報を発信しています。

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